
2007年の大河ドラマ「風林火山」の最終回が終わりました。
視聴率は芳しくなかったようですが、最近の大河ドラマの「ホームドラマ化」とは一線を画す、演技派俳優による時代劇らしい時代劇で久々に楽しめるドラマでした。
最終回は川中島。山本勘助の戦死で終わりましたが、まだ続きがあれば・・・と思ってしまいました。
このドラマを見て、今度は川中島に行きたくなりました。
さて、このドラマでは随所に武将たちの格言が登場しました。
「大将によらず、諸侍とも義を専らにまもるべし。
義に違いては、 たとい一国二国切り取りたりというとも
後代の恥辱をいかがわ、 天運尽き果て滅亡を致すとも、
義理違えまじきと心得なば、 末世に後ろ指をささるる恥辱はあるまじく候。
古き物語を聞きても、義を守りての滅亡と、
義を捨てての栄華とは、 天地各別にて候。
大将の心底たしかにかくのごときにおいては、諸侍義理を思わん。
その上無道の働きにて利を得たる者、天罰ついに遁れ難し。」 北条氏綱公御書置
「運は天にあり 鎧は胸にあり 手柄は足にあり
何時も敵をわが掌中に入れて合戦すべし 死なんと戦えば生き、
生きんと戦えば必ず死するものなり
運は一定にあらず、時の次第と思うは間違いなり
武士なれば、われ進むべき道はこれ他なしと、自らに運を定めるべし」上杉謙信壁書
「四十九年 一睡の夢 一期の栄華 一盃の酒」 上杉謙信辞世の句
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵」 武田信玄
この他にもいろいろ名言格言が登場しました。いずれも心に残りました。
大晦日には総集編です。1年を振り返る意味でももう一度見てみようかと思います。
来年の篤姫はどんなドラマになるのでしょう?
今回のドラマは北条氏康役の松井誠の演技が良かったというのもあるのですが、一度北条氏を描いた「鱗 北条五代」(仮題:勝手につけました)でもやってもらえれば・・・と思います。
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2007/12/18 22:54:34