ピズモのブログ一覧

しだれ梅で有名な結城神社を久々に訪れてみました。
ここの梅は見応えがあります。
結城神社は南朝の忠臣結城宗広公を祭っている神社です。
南朝勢力再起のために、吉野から奥州へ向う途上、遠州灘にて暴風雨の難に遭い、延元3（1338）年、この地でなくなりました。
当初、墳墓の塚の上に六体の石地蔵が安置され、結城塚・入道塚と呼ばれていましたが、文政7（1824）年、津藩主藤堂高兌により社殿が造営され、結城明神社となりました。
明治13（1880）年、別格官幣社になりましたが、昭和20（1945）年、戦災により焼失しました。
昭和31（1956）〜33（1958）年に復興工事が竣工し、続いて社殿以下附属建物等が整備されました。

結城神社 - 01 posted by (C)pismo


結城神社 - 02 posted by (C)pismo


結城神社 - 03 posted by (C)pismo


結城神社 - 04 posted by (C)pismo


結城神社 - 05 posted by (C)pismo


結城神社 - 06 posted by (C)pismo


結城神社 - 07 posted by (C)pismo


結城神社 - 08 posted by (C)pismo


結城神社 - 09 posted by (C)pismo


結城神社 - 10 posted by (C)pismo


結城神社 - 11 posted by (C)pismo


結城神社 - 12 posted by (C)pismo


結城神社 - 13 posted by (C)pismo


結城神社 - 14 posted by (C)pismo


結城神社 - 15 posted by (C)pismo


結城神社 - 16 posted by (C)pismo


結城神社 - 17 posted by (C)pismo


結城神社 - 18 posted by (C)pismo


結城神社 - 19 posted by (C)pismo


結城神社 - 20 posted by (C)pismo

この後は鳥羽城を見に行きます。

専修寺は、真宗高田派の寺院で山号は「高田山」です。本山は三重県津市一身田町に、本寺は栃木県真岡市高田にあり、本寺の住職は本山専修寺の住職が兼任しています。
本山の専修寺は、真慧（しんね）が伊勢国の中心寺院としてこの地に無量寿院を建立したのが始まりです。
文明10（1478）年には真慧は朝廷の尊崇を得て、「この寺を皇室の御祈願所にする」との後土御門天皇綸旨を得ることに成功しました。高田の本寺が戦国時代に兵火によって炎上したことや教団の内部事情から、歴代上人がここへ居住するようになり、しだいにここが「本山専修寺」として定着しました。

高田本山専修寺 - 01 posted by (C)pismo


高田本山専修寺 - 02 posted by (C)pismo


高田本山専修寺 - 03 posted by (C)pismo


高田本山専修寺 - 04 posted by (C)pismo


高田本山専修寺 - 05 posted by (C)pismo


高田本山専修寺 - 06 posted by (C)pismo


高田本山専修寺 - 07 posted by (C)pismo


津観音は、正式には恵日山観音寺という真言宗醍醐派の寺院です。
日本三観音の一つで、和銅2（709）年、阿漕浦の漁夫の網に聖観音立像がかかり、これを本尊として開山したのがはじまりといいます。
室町時代には将軍足利義教が勅命を奉じ三重塔を建立し、豊臣秀吉が出陣の際に祈願を怠りませんでした。
関ヶ原の戦いの際、西軍の津城攻めの兵火に見舞われ消失しましたが、津藩主籐堂高虎が津城の鬼門にあたるということもあり再建を大いに助けました。
江戸時代は、二代将軍徳川秀忠より幕末に至るまでの歴代将軍家、津藩主藤堂家の祈願所として特別の加護を受けました。
しかし、明治維新の変革により、庶民の帰依所という本来の姿にもどって、信仰の中心、文化や歴史を育む場所として、市民に親しまれるようになりました。
昭和20（1945）年7月の太平洋戦争の津大空襲により、41棟あった堂宇は悉く焼失しましたが、昭和43（1968）年に観音堂が、昭和55（1980）年には仁王門、昭和61（1986）年手水屋形、平成元（1989）年、収蔵庫、平成6（1994）年護摩堂、平成13（2001）年資料館と県下初の木造五重塔が完成し、かつての繁栄を取り戻しつつあります。

津観音寺 - 1 posted by (C)pismo


津観音寺 - 2 posted by (C)pismo


津観音寺 - 3 posted by (C)pismo


津観音寺 - 4 posted by (C)pismo


四天王寺は正式には塔世山四天王寺と称し、曹洞宗の中本山です。
推古天皇の勅願であり、聖徳太子の建立と伝えられています。
聖徳太子は物部守屋との戦いで四天王尊像を刻み、「もし我が勝利を得れば、寺塔建立するから勝利を与えてほしい」との誓願をたて勝ったため、誓願どおり建立した四つの四天王寺を建立した一つが、本寺であるとされています。
その後、度々の兵乱や戦火で焼失と再興を繰り返しましたが、元和5（1619）年に津城主藤堂高虎が改築、二代目藩主高次が寛永14（1637）年に寺領を寄進したことにより、寺勢をとりもどしました。
現在の本堂は、太平洋戦争で焼失後、五十二世定行代に托鉢行にて再建されたものです。
境内には織田信長、信包の母でもある土田御前、藤堂高虎夫人（一色氏）、富田知信の子千代丸、斎藤拙堂など津にゆかりのある人物の墓があります。

四天王寺 - 1 posted by (C)pismo


四天王寺 - 2 posted by (C)pismo


四天王寺 - 3 posted by (C)pismo

次は結城神社のしだれ梅を見に行きます。

上野城は、元亀元（1570）年、織田信長の弟信包が津の仮城として、この地に築城しました。
織田信長は、永禄11（1568）年に伊勢国に侵攻し、長野氏は信包が跡を継ぐことになりました。
信包は、それまで長野氏の居城だった長野城を廃し、この城を築きました。
天正8（1580）年、津城（安濃津城）の完成に伴い、信包に代り分部光嘉が上野城代となり、文禄4（1595）年1万石の独立した大名となり、上野城は光嘉が城主となりました。
慶長5（1600）年、関ヶ原合戦の際には津城主富田信高を助け、その功によって所領は2万石となりましたが、元和5（1619）年城主分部光信は近江大溝藩へ移封となって、上野城は廃城となりました。
現在は、城跡は本城山青少年公園となっています。土塁や井戸跡、曲輪跡がかつてを偲ばせます。
展望台には、資料館があります。（9:00〜16:00、月曜日休館日）
浅井長政が自害した後、信長の計らいにより、お市と三姉妹が移り住んだお城ともいわれています。
平成22（2010）年の大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」の第2回「父の仇」の江紀行で紹介されていました。

伊勢上野城 - 01 posted by (C)pismo


伊勢上野城 - 02 posted by (C)pismo


伊勢上野城 - 03 posted by (C)pismo


伊勢上野城 - 04 posted by (C)pismo


伊勢上野城 - 05 posted by (C)pismo


伊勢上野城 - 06 posted by (C)pismo


伊勢上野城 - 07 posted by (C)pismo


伊勢上野城 - 08 posted by (C)pismo


伊勢上野城 - 09 posted by (C)pismo


伊勢上野城 - 10 posted by (C)pismo


伊勢上野城 - 11 posted by (C)pismo

最勝寺は山号は金光山、浄土真宗高田派の寺院です。
明応2（1493）年の創建と伝えられ、伊勢上野城内にあった地蔵を延命地蔵として安置しています。

最勝寺 - 1 posted by (C)pismo

上野神社は、古くは八幡神社と呼ばれていました。
建徳2（1371）年、伊勢国司北畠顕能が創建しました。
伊勢上野城主だった織田信包が太刀一振りを奉納し、城の守護神としました。

上野神社 - 1 posted by (C)pismo


上野神社 - 2 posted by (C)pismo


上野神社 - 3 posted by (C)pismo
円光寺（圓光寺）は、山号は萬松山、臨済宗東福寺派の寺院です。
延文3（1358）年、栗真庄中山に後光厳天皇の勅願寺として創建されました。
応永4（1397）年には将軍足利義満から祈願所とされてから、義持、義教、義政、三相公の御教書を拝領するなど、足利将軍家の帰依を受けた禅宗寺院でした。
分部光嘉が中山から、元亀年中（1570〜73）に現在の上野の地に居城と当寺を移し、分部氏の菩提寺とし、慶長6（1601）年には百石の寺領が寄進されました。
元和5（1619）年、分部氏の近江大溝への転封により、当寺も移りましたが、その後領主となった紀州藩から24石余の寺領を与えられ、旧伽藍を当地に存続しました。
現在も、分部氏先祖の位牌並びに分部光嘉公の木像、紀州藩主の位牌などが祀られています。
（説明看板などより）

円光寺 - 1 posted by (C)pismo


円光寺 - 2 posted by (C)pismo


円光寺 - 3 posted by (C)pismo

光勝寺は、臨済宗妙心寺派です。
慶長6（1601）年、分部光嘉が長子光勝の菩提を弔うために、円光寺正門の東側「西の桂芳」の地に、その分院として創建し、光勝の名を寺号として光勝寺と名付けました。
宝暦元（1751）年、七代寂現（じげん）和尚は本堂を現在地に建立し、光勝の「桂芳院殿」の院号を相改め、「光勝寺殿」として位牌を安置しました。
明治30（1987）年10月庫裏から出火し、本堂、庫裏は全焼しましたが、住職並びに篤信者の献身的な奉仕と寄進によって再建に至りました。
この本堂の本尊は宝冠釈迦如来であり、本堂の南側にある一宇の観音堂には聖観世音菩薩と馬頭観世音菩薩を祀っています
この馬頭観世音菩薩は、初午観音と称し、厄除、家内安全、交通安全、五穀豊穣を祈願し、近隣の信仰が大です。
当山の境内は広く、光勝寺山と称して、そこに西国三十三所観音を祀っています。
（説明看板などより）

光勝寺 - 01 posted by (C)pismo


光勝寺 - 02 posted by (C)pismo


光勝寺 - 03 posted by (C)pismo


光勝寺 - 04 posted by (C)pismo

次は津市内の寺院を回ります。