ピズモのブログ一覧

香住にカニ旅行に行った帰りに、豊岡市の玄武洞を訪れました。

玄武洞周辺の岩石は灘石と呼ばれ、江戸時代から採石場として開発されてきました。中央にあって一番大きな玄武洞、節理が美しい青龍洞、小さいけど間近に節理が見られる白虎洞、羽を広げたような北・南朱雀洞、それぞれ特徴のある五つの洞があります。
文化4（1807）年、この地を訪れた江戸時代後期の儒学者・柴野栗山は、この洞の岩石が作り出す節理の形や断面の模様などから、古代中国の四神のうち、北の守護「玄武」を連想し、「玄武洞」と命名したといわれています。
さらに明治17（1884）年、東京帝国大学の小藤文次郎博士は、玄武洞にちなんで、同様の岩石の名称を玄武岩と名付けました。南側の青龍洞は柱状節理の形の美しさからつけられたといわれています。
白虎洞・朱雀洞の名は、昭和に入って名付けられました。
特に、玄武洞と青龍洞は節理の美しさや学術的な重要さから、昭和6（1931）年に国の天然記念物に指定されました。
残り三洞とあわせて景勝地として知られています。
また、玄武洞一帯は昭和38（1963）年に指定された山陰海岸国立公園に含まれ、平成19（2007）年には日本の地質百選にも選ばれています。
平成21（2009）年には玄武岩にちなんだ豊岡市のマスコットキャラクター「玄さん」が登場し、平成22（2010）年世界ジオパーク（山陰海岸ジオパーク）の認定を受けています。
（説明看板などより）

玄武洞公園・南朱雀洞 - 01 posted by (C)pismo


玄武洞公園・北朱雀洞 - 02 posted by (C)pismo


玄武洞公園 ・南朱雀洞- 03 posted by (C)pismo


玄武洞公園・白虎洞 - 04 posted by (C)pismo


玄武洞公園 - 05 posted by (C)pismo


玄武洞公園 - 06 posted by (C)pismo


玄武洞公園 - 07 posted by (C)pismo


玄武洞公園・玄武洞 - 08 posted by (C)pismo


玄武洞公園・玄武洞 - 09 posted by (C)pismo


玄武洞公園・青龍洞 - 10 posted by (C)pismo


玄武洞公園 ・青龍洞- 11 posted by (C)pismo


玄武洞公園 - 12 posted by (C)pismo


玄武洞公園 - 13 posted by (C)pismo


玄武洞公園・玄武洞 - 14 posted by (C)pismo