
本日は、ホリデー不二子(A110)でトヨタ博物館へ行きます。
「お初」マイカーに逢えると良いなと思いながら、「アガリのクルマ」でね(しみじみ~)。
ナナマルカローラミーティングに参加します。
それはさておき ・・・
S13ですね(画像)、これは売れました。
「プレリュードを抜く」という執念が感じられましたし、このクルマから日産車が変わっていった印象です。
シルビアのための本格的なシャシーでしたね。
全長4470㍉×全幅1690㍉×全高1290㍉、ホイールベース2475㍉。
トレッドもワイドに、前1465㍉・後1460㍉。
エンジンはCA18DE(135馬力)と、そのターボ版の175馬力(このときはもうネット表示、FJ20ETは越えてるかな)。
それを支える足は、ついに、後輪をマルチリンクサスに一新。
これが、ゴキゲンでしたね。
デザインも、アメリカンスタイル一辺倒から、どことなくイタリアンに。
これにセダンボディがあったら ・・・
しかし、もう、この時(1988年5月)には、日産のミドル級セダンはFF化が第二世代ぐらいになってましたね。
なんでもかんでもFFにする必要があったのかしらん。
このシャシーがあるんだから、セダンボディ被せたって罰は当たらんでしょう。
昔なら、スカイラインのショートボディ(ジャパンまであった)があったけどね。
資料によると、何が何でもFRっていう気でもなかったみたいだけど、
低くしたかったから(この当時、日産はFFで低くできなかった?)FRになったようだけど、よくぞコンパクトFRの牙城を守ってくれました。
ホンダがFFスポーツを進化させてくれたけど、やっぱり、ハイパワーにはFRが気持ち良いですよね(おっと私感だ)。
トヨタが「セリカ」を作りたいがために、保険として「カリーナ」を用意したみたいに、あの時代にシルビアがやってくれたら ・・・ 虚しい。
「シルビア」は、「サニーエクセレント」にしろ「バイオレット」にしろ、借り物でこさえたクルマって感じでした。
「シルビア」のためのボディ・シャシーって、先代S12がそうだったのかなと感じつつも、S13が初めてだったと思います。
どことなく、翌年に出てくるR32型スカイラインに似てますよね。
原点から問い直したクルマって、きっと、理解されるんだと思います(私感ですけどね)。
Posted at 2023/10/29 00:02:53 | |
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