
こんばんは。
本日は、27日のブライトリングによるダグラスDC-3の体験フライトのお話です。
1935年に初飛行して世界で1万機以上生産されて、現在でも100機以上が現役で飛んでいる事実にも驚かされますね。
ただオリジナルの状態を保っている機体は少なく、日本には飛行できる機体はありません。
そうです。日本では、この機体で飛べる機会はありません。
今回の機体は、1940年生まれ。偶然親と同世代。(77歳)
あの零戦がデビューした年。
今の旅客機と何が違うかと言いますと、いろいろ違いますが、そもそもエンジンが違います。
ジェットエンジンではなくて構造は車と同じレシプロエンジン。
形はだいぶ違いますがね。(キャブで冷却方法は空冷です)
1つで1200馬力あります。
会場に到着したら、小雨がぱらついてましたが、徐々に回復中。
『飛ばす予定』との話に一安心。
まずは、航空評論家の中村浩美さんによるDC-3のお話。
世界1周飛行プロジェクトの一環ですが、日本では主に震災の被災地を訪れます。
いよいよ搭乗開始。
ちゃんとCAさんもおります。
タラップは、華奢なので1人ずつだそうです。
周りのカメラの放列にびっくり。
空港にも。(普段はこちらの立場)
もともとは20人くらい乗れる構造ですが、長距離飛ぶときに機内に燃料タンク追加する関係から、定員はわずか14名。
バランスを取るために、真ん中が何もない空間になってます。
頭上の収納が無いので、広く感じます。
日本語版のこちら。
搭乗者にプレゼント。
いよいよTAKEOFF。
P&Wエンジンが唸る!!
天候の関係で会津若松への飛行は断念し、郡山市上空を周回することに。
キャビンは与圧されないので、窓は大きくて木枠になってます。
高度は低いまま。
市街地上空。
おお、昔よく泊まったホテルアルファワンと、晩飯買いに行ったMALLが見える。
こんな光景は、二度と体験できないかも。
一人ずつコクピットを見学できました。
結構バンクしてくれます。
20分のフライトはあっと言う間に終了。
降りる時にもあちこち撮影♪
コクピット
最後に、記念フライトの搭乗証明書が一人一人に手渡されました。
もっと乗りたかったですが、満足です。
やはり相当な競争倍率だったことを実感。
今年の運は使い果たしたかな??
この後、千島列島からアリューシャン列島に沿って飛行(ここが最大の難所らしい)し、北米へ向かうとのこと。
世界一周是非成功してほしいですね。
この機体の中に、世界一周したという実績を作るために限定モデルのクロノグラフが搭載されていて、記録達成後に販売するとのこと。
今回の搭乗者には優先的に予約できる権利があるとか。
いったいいくらするんだか・・・。(^_^;)
クラブのメンバーとはいえ、かなり古いモデルのユーザーにチャンスをくれたブライトリングには感謝です。
自分の年齢より上の車に乗ることはたまにありますが、自分の年齢よりはるかに上の飛行機でのフライトは大変貴重な経験でした。
本日は以上。
おやすみなさい。(^_^)/
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Posted at
2017/05/29 23:35:31