
こんばんは。
トップの写真はブログの内容と一切関係ありません。
さっき、食べただけです。
ふと、気づくと夜が長くなったと感じます。
秋分の日を過ぎたから当たり前ですが。
日曜日の出来事を書いてみます。
実は仙台に珍しい機体がやってくる情報がありました。
予定よりやや遅れた日程でしたが、ようやく千歳から到着するらしいとのことでしたので、朝から出撃です。
途中で朝食を購入。
地元FM局とローソンのコラボ企画商品
米粉のベーコン入りキーマカレーパン。(なかなか美味でした)
さて、本題です。
やってくる機体は1943年製のスーパーマリンスピットファイア
大英帝国の誇る古の戦闘機。
特徴はこの優雅なスタイルと
強力なロールスロイス・マリーンエンジン
前期型がマリーンエンジン、後期型がグリフォンエンジンですが、カタログスペックではハイパワーですが、初期型のトラブル続きと燃費の悪さで評判はやや悪いグリフォンエンジンに比べて。
改良を重ねたマリーンエンジンは傑作エンジンと言われてます。
究極のレシプロ戦闘機と言われたマスタングもアメリカ製のアリソンエンジン(GM製)からこのマリーンエンジンに乗せ換えたら別物のスゴイ機体になったそうです。
おまけにこのエンジンは戦車やモーターボートにも使われたそうですから万能ですね。
スピットファイアとマスタングは車の名前にもなってます。
マリーンエンジンはV型12気筒 27000cc
なんとこの時代に1カム4バルブ
スーパーチャージャーは2段式
高オクタン価の燃料使えば2000馬力は出たそうです。
ちなみに日本の零戦は悲しいことに約半分のパワー。
直線番長のドイツ機に格闘戦(いわゆるドッグファイト)で挑んだそうです。
今回、日本に来るのはマリーンエンジンの後期型
こんなこと書いたら、無敵かと思われますが、格闘戦「命」の日本機には結構やられたようで分が悪かったそうです。
弱点は、主脚の間隔の狭さに起因する着陸性能の悪さと、航続距離の短さ。
オリジナルは落下タンクつけても1600km飛べません。
零戦は落下タンクなしで2000km以上飛べます。
これはコンセプトの違いですが。
今回この機体を飛ばしたのは、スイスの腕時計メーカーですが、ブライトリングではなくIWCでございます。
こんな機体を磨いて、名前はそのまんま「シルバースピットファイア」
臨空公園でウダウダと写真撮りながら待機。
みん友さんと合流。
何気に1年半ぶり。
ブルーに全塗装したらしいですが、今回はシルバーのカッティングシートを貼ってきたらしいです。(ほんとに??)
結局、天候の問題らしく千歳空港から動きません。
その後、仙台空港をスルーして茨城の竜ケ崎飛行場まで飛ぶこととなり、I・DA・TENは撤収しました。
その後、動きを確認すると松島基地の近くで、くるっと北に向きを変え、なんと予定にないはずの岩手県の花巻空港に着陸。
完全に有視界飛行なので、引き返したとのこと。
その後、今週仙台に来てしばらく羽根を休め、来月の中旬に再び南へ向かうとのこと。
もともと世界一周の途中の飛来地だけに、大っぴらな宣伝はしてないので、いつ飛ぶかはマメに調べないとわかりません。
平日に出発されたら、アウト。
果たして巡り合うことができるでしょうか??
嗚呼スピットファイア。
相変わらず車のお話は無しでした。
本日はいじょ。
Posted at 2019/09/24 22:57:21 | |
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