小さな気遣いを心掛けたい

「おい、君！」

などと、給仕や ウェイターを呼びつけている男は、テレビドラマなどではおなじみのシーンだが、実際にはあまり見たことが無い。

まぁ、そういう偉い人達が出入りする高級なホテルとかレストランで、食事したことは無いのだがｗ


※画像は中国人の食べ散らかした後。ひどい・・・

だが、飲食店に限らず、お店等で横柄な態度の野郎は確かに存在するようだ。

自分では、己に酔いしれているのかもしれないが、デート中であればそういう態度は女性は確実に「引く」ということを覚えておいた方がよい。

威張り散らす姿が格好いいと感じる女性であるなら、それはその程度のアマだということだ。

６月２６日

もう大昔のことであるが、社の同僚と入ったファミレスで、注文を取りに来たウェイターに、
「このコップは洗ってあるのかな。綺麗なものに変えてくれ」
と同僚が言い出し、驚いたことがあった。

ウェイターは
「只今お取替えいたします。申し訳ございません」
と、恐縮していた。

確かに、食洗器によると思しき傷が目立っていて、綺麗なコップとはいえなかったが、前の客の口紅がついているわけではない。ましてや、水が濁っているわけでもなく、ゴミが浮いているわけでもない。
正直、同類と思われたくなかったので、
「私は大丈夫です」
と、交換不要である旨を伝えた。

その時の同僚は、バツの悪そうな顔をしていたのが思い出される。日本人だったと思うが、私は、彼の国籍は承知していない。

こちらは客なんだと言われれば、確かにそうかもしれないが、金を払ったから何をしてもいいという考えは間違いだし、どんな振る舞いでも許されるというものではない。

日本人は、徹底した個人主義の国と違い、相手のことを思いやることができる民族だ。今も昔もである。

ちょっとした気遣いが、豊かな生活の礎であるといっても大袈裟ではないだろう。