
昨日は日中の気温が30度を超えて蒸し暑い日でした。
こんな日は昆虫は元気になるので、期待して前回(日曜)に
行った、ヒメボタルの秘密のスポットに行ってきました。
前回と同様、狭い山道を登るためにLEADに、いつもの三脚と
ミラーレスように小型の低い三脚を積み込んでスタート。
山間部に入ると雨が降っていたようで路面はウェットで、
山道に入るとガスっています。
前回と同じ場所にバイクを停めて、三脚を開いて準備している
と、ちょっと気温が低い気がしました。梅雨前線が南下したの
でしょうね。
林に入ると、明らかに前回よりホタルの数が少なく、気温のせいか、それとも見頃を過ぎてしまったのか、
半分程度でした。
前回とは違う場所に三脚を立て、D850に35mmレンズを付けて絞りを開放にし、ISO400、SS=30sで90枚をセットしました。
途中、雲の間から月明かりが射し込んで明るくなった画像を捨てて80枚で合成。
画面の端の口径食が気になりますが、まぁまぁの出来です。
A6300には前回と同じ12mmレンズを付けて、こちらも開放(F2)で、全く違う場所にセット。
こちらは、ホタルが活発だった前回の写真の方が合成した枚数は少ないもののの良かった気がします。
この後、それぞれの三脚を移動して撮ったのですが、22時を過ぎるとパッタリと数が減ってしまいました。
タイトル画像はD850で撮った画像を40枚弱合成したものです。
しばらく林の外で様子を見ましたが、一向に増える気配がしないの23時前には撤収しました。
物足りなかったので、毎年ゲンジボタルを撮りに行っている小城市の川の上流に寄りました。
道端にバイクを停めて川の横の農道を歩いていると、ボチボチとホタルが舞っていますが、こちらも今ひとつ。
ここは時期が進むにつれてホタルがよく飛んでいる場所が上流に移動します。
この夜は農道の突き当たりよりも、その手前が多かったので、毎年撮っている「ホタル・ツリー」の前に三脚をセット。
センターポールにクランプでA6300を固定します。
D850に25mmレンズで、ISO400、F4に絞り、SS=20sを90枚セット。
終盤、月が出てきたので、終わりの10枚ほどを捨てて合成しました。
例年よりは少なめですし、光跡も短めです。
A6300の方は川の上流を入れる構図にしました。
ホタルがよく飛んでいる時だと、川の上を無数のホタルが舞うのですが、かなり寂しいですね。
こちらはISO400、F2.8、SS=20sを60枚。
去年の様子は
こちら。
比べると元気がないのがわかりますね。
ゲンジボタルは20〜21時と0時前後の2度ピークがあって、例年人が少ない後者を狙ってきていますが、
この夜は数も勢いも少なかったのと、0時過ぎに雲が薄くなって月明かりが射してきたので、そこで終了でした。
0:07に撮った月です。右の方の明るい星は木星です。
この画像の右端に写っている背の高い気が「ホタル・ツリー」でこの木にホタルがまとわり付くように集まります。
今年はホタルの見頃と月が明るい時期が一致してしまったので、何時もは星撮りのためにチェックする「星空指数」を、
指数が小さくなることを祈りながら見ていました。明日明後日と夜は晴れるようで、「地上の星撮り」は終わりかもしれ
ませんね。
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Posted at
2018/05/31 20:14:50