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2021年12月29日 イイね!

12月の星撮り --- 星雲と機材テスト。

12月の星撮り --- 星雲と機材テスト。久しぶりのブログ更新になります。
週末のサイクリングも、都合が合わなかったり天気が良くない日があったりで
いつもより距離が伸びませんでした。
例年ならこの時期は飲む機会が多いので、その分、運動するようにしていますが、
去年・今年と忘年会&新年会がないので、運動も低調でした。
来年こそは、気兼ねなく飲み会をしたいですね。

さて、星撮りの方は、新月期に天気が優れず出動機会がありませんでしたが、
平日に自宅で2台体制で撮影をする日がありました。
タイトル画像は、最も明るい時には肉眼でも見えたというレナード彗星です。
今月上旬は明け方に東の空、下旬は夕方日暮れ時に西の空に見えるのですが、
明け方は気温が下がり、湿度が上がって雲が多くなり、結局見られたのは、
23日の夕方でした。霞んでいて肉眼では見ることができず、赤道儀に
焦点距離450mmの望遠鏡とZ6IIを載せて、SkySafariで導入して撮影した
ものです。

今の時期は上空の気流が早くて長焦点撮影に向かないので、彗星を見た23日
も含めて短めの鏡筒で星雲を撮影していました。

まずは自宅の敷地内で撮影した写真から。
自宅の北側は低いところに電線がある以外は視野が開けていて光害も少ないので、北天の星雲を狙います。
朝まで晴れるという予報の5日は、小型赤道儀に載せた焦点距離200mmのBorg 55FLにZ6IIを付けて、
カシオペアざの星雲と星団を撮っていました。
このブログでも紹介したことのある「ハート星雲」「ソウル星雲」と二重星団の3つの天体を1フレームに入れます。
電線にかかった写真を除いて、明け方近くまで撮影した画像を合成しました。
IC1805_IC1848_NGC869_2021.12.05

ドームでは、この日の夜から3日かけて1つの天体を撮影していました。
その対象は、おうし座・ぎょしゃ座にある「シメイズ147」と呼ばれる、大きく淡い超新星残骸です。
ここ3年ほど毎年チャレンジしていますが、暗くて天候が良くないと中々撮れない対象です。
これのために今年導入した焦点距離318mm F3という明るい望遠鏡で、デュアル・ナローバンドフィルタを
つけた冷却カメラでSS=600sを200枚近く撮影し、雲のかかっていない100枚を使いました。
Sh2-240_2021.12.08

海外では「スパゲッティ星雲」とも呼ばれているように、長いフィラメントが絡まったようにも見えます。
この星雲の元になった超新星爆発は10万年以上前に起こったとされているので、大きく広がっていて淡いわけです。

次の機会は13日でした。
この日も、自宅の北側で小型赤道儀に初心者の頃に買った348mm F4.9の屈折鏡にZ6IIを付けて放置プレイでした。
対象は、北天ではなく、0時頃に天頂の少し南を通過する2つの星雲です。
冬の天の川のオリオン座から北に昇ったふたご座の「クラゲ星雲」と「モンキー星雲」です。
去年はどちらも長い焦点距離で撮影していましたが、初めてツーショットで撮りました。
ギリギリ自宅の屋根にかからずに子午線越えができたようで、明け方前に曇るまでのカット40枚ほどが使えました。
IC443_NGC2174_2021.12.13

ドームではこの夜と翌日の2晩かけて、1つの天体を使った機材テストでした。
天文機材も年末セールというのがあり、そこで初めて「モノクロカメラ」を購入しました。
「モノクロ」というと時代に逆行しているようですが、本格的な天体写真ではモノクロカメラとフィルターが使われます。
デジカメのイメージセンサーは光を電気信号に変換するもので、本来は光の強度(明るさ)しか記録できませんが、
Kodakのベイヤーさんが考案した方法でカラー画像を作り出しています。
デジカメのセンサーの前には赤外カット、ローパスのフィルタの他にカラーフィルタ・アレイ(CFA)があります。
これは4つ1組の画素の1つずつにRGGBのフィルタを置いて、RGB毎の光の強度を12〜16bitで記録します。
こうしてできるのがRAWファイルで、現像ソフトでは1つのピクセルに対して、周辺の情報まで含めて計算して
RGB各色16bit (TIFF)を割り当てます。JPEGはそれを各色8bitまで落としたものです。
CFAに使われるカラーフィルタは、下のKodakのCCDの例のように、汎用性を持たせるために透過波長域が広くなっています。


つまり、4000万画素のセンサーでもRGGBのセットは1000万しかありません。
1ピクセルにRGBを割り振るアルゴリズムも工夫はされていますが、実際の解像度は4000万画素分もないのです。
天体、特に特定の光を放つ星雲などはその光を全画素を使って記録する方が良いので、ナローバンド(6〜12nmのバンド幅)
フィルタを使って撮影します。

今回、星雲が放出する光の大半を占めるHα、SII、OIIIという3種類の輝線を透過するフィルタを使いました。
以下の3つがその透過スペクトルです。
これだけ細いので感度を上げたり露光時間を長くする必要がありますが、月明かりや光害があっても、あまり問題になりません。




今回購入したモノクロカメラは、QHY268MというAPS-Cサイズの2600万画素の冷却CMOSカメラです。
初撮影の対象はオリオン座の馬頭星雲です。
各フィルタで30~40枚撮影して、それぞれで合成すると次のようになります。
上からHα、SII、OIIIです。






青緑のOIIIでは馬の頭はよく見えませんね。
これら3つの画像をブレンドしてR, G, B画像を作り、それらを合成してカラー画像にします。
IC434_2021.12.13

余計な光が少なく、スッキリした印象を受けます。
今回撮影した3つのナローバンドの画像は、カラー画像を作るというよりは、星雲の構造を見やすくするために
別の色にマップすること(ハッブル・パレットなど)に利用されます。
長くなりますので、それについては別の機会にでも。

初めてのモノクロカメラ+ナローバンド・フィルタでの撮影でしたが、満足できる画像が得られました。
長時間晴れる時でないと、中々、各バンドの枚数を揃えられないので、毎回とはできませんが、対象によっては
また利用したいと思います。

そして、今年最後になる対象は、おうし座の超新星残骸「かに星雲」(M1)です。
これは平安末期の明月記などの記録に残る有名な超新星の残骸です。
爆発(爆縮)の後、中心には中性子星が残され、今でも強いX線を放っています。
焦点距離2000mmの反射鏡にセミ・ナローバンド・フィルタを使ったカラーCMOSカメラで、月の明るい22、23、25日
に少しずつ撮り溜めて60枚を合成しました。
小さい対象なので、出来上がりの画像をAPS-Cサイズ相当にクロップしています。
M1_2021.12.23_cropped

機会があれば、これもモノクロカメラで撮ってみたい対象です。

これが今年最後のブログになると思います。
今年も当ブログを訪れてコメントやイイねをいただいた方々、ありがとうございました。
良い新年をお迎えください。
Posted at 2021/12/29 22:17:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | 星・月 | 日記
2021年12月07日 イイね!

11月の星撮りラストはオリオン大星雲。

11月の星撮りラストはオリオン大星雲。月が変わって新月気になりましたが、あまり星撮りが捗っていないので、
先月最後に撮影したオリオン大星雲とその画像処理のお話でも...。

この星雲と前回のブログでご紹介した銀河(NGC253)を、11月28日と29日の
ふた晩で前半・後半に分けて撮影しました。

タイトル画像が、そのオリオン大星雲(M42)です。

オリオン座の三つ星の下にある明るい星雲で、目が良い人ならボンヤリと見えます。
私がポタ赤に300mmレンズで初めて撮った天体で、これが天体撮影にハマる
切っ掛けでした。
天体写真としてもよく見かける対象ですが、中心部が明るくその周りの赤い星雲は
無改造のカメラでも写すことができます。
1つの露出設定で撮影すると中心部が白トビしますが、そこにはこの星雲に
赤い色をつけている「トラペジウム」という台形型に並んだ4つの星の星団が
あります。
この明るい星々から出る放射線が周囲の水素ガスを電離して幾つかの特定の
波長の光を出します。そのうち、大強度で可視光域にある光はHα線と呼ばれ
赤い色をしています。

宇宙はほとんど真空で、銀河に物質(実はダークマターも)が集まっていて、その中でも、太陽系から1300光年離れた
オリオン座の辺りは物質が多い領域です。その主成分は水素分子で、それ自体は強い光を出しませんが、近くの星により
電離されて赤く光ります。Hαは輝線スペクトルの1つなので、このように赤い星雲は「輝線星雲」とも呼ばれます。
また、青白く光る部分は近くの明るい星の光を反射したもので「反射星雲」と呼ばれます。これらを合わせて「散光星雲」
と言われます。

オリオン座の三つ星からM42に渡る領域は水素分子雲が濃い場所で、今回はこの分子雲と明るい星団のトラペジウムの
両方を写すのが目的です。
ただ、現在のカメラでは1ショットで両方を捉えるのは不可能です。
トラペジウムを見えるようにすると分子雲が写らず、分子雲を写そうとするとトラペジウムの周辺が白トビする
という、「あちらを立てれば、こちらが立たない」状態です。
タイトル画像は中心部が白トビしています。

カメラのダイナミックレンジ(DR)が十分広ければ1ショットで写せますが、そうではないので、風景写真でも使う
HDR (High Dynamic Range)という手法を利用します。
これは露出設定の異なる数枚の画像を合成するもので、デジイチなら「露出ブラケット」で露出設定を変えながら3〜7枚を
連写し、現像するときに合成します。
私は風景写真では、以前Nik CollectionのHDR Effex Proを使っていましたが、最近はLuminarのメーカーである
SkylumのAurora HDRを使っています。
天体写真には、画像処理用のPixInsightにある「HDR Composition」という機能を使います。

今回は、SS=10sと30sをそれぞれ50枚、SS=420sを可能な限り撮ろうとしましたが、2日目は途中で曇って
使えたのは72枚でした。
それぞれを通常の画像処理と同じく合成しておきます。
合成後のSS=10sと420sの画像をJPEGに書き出しました。


JPEGなのでDRが小さく、左の画像でも中心部がトンで見えますが、合成後は32bitにしているので明るさを調整すると
トラペジウムが浮かび上がります。420sの方はどんなに明るさを調整してもトラペジウムは見えません。

画像では分かりにくいので、トラペジウムを含む512x512ピクセルの領域の光量分布をヒストグラムで見てみます。
SS=10s。


SS=30s。


S=420s。


SS=10sではピークでも飽和していませんが、30sでわずかに飽和し、420sでは広い領域でトンでいます。

HDR合成して画像処理下出来上がりは次の画像です。
M42_2021.11.29

暗い分子雲が星の光を反射していたり、電離して赤い光を出している様子がわかるでしょうか。
中心部に4つの星が並んだトラペジウムも辛うじて見えています。

上の画像に天体のカタログ名を入れると次の画像になります。
M42は下の広く明るい部分で、鳥の頭のような部分はM43です。


NGC1977、NGC1975、NGC 1973は輝線星雲・反射星雲で、これらを合わせて "The Running Man Nebula"とも
呼ばれます。下の方にあるNGC1980は散開星団です。

太陽の最もご近所の星でも数光年は離れていて、太陽系周辺はこのようなダイナミックな場所ではありませんが、
遠くから星が生まれ出る場所を眺めて見て、太陽系もかつてはあのような領域から生まれ出たのだと想像するのも
感慨深いと思います。
Posted at 2021/12/07 20:22:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味
2021年12月04日 イイね!

11月後半の星撮り --- 冬の星雲シーズン到来。

11月後半の星撮り --- 冬の星雲シーズン到来。11月後半は月が明るい時期ですが、27日の下弦の月以降は月の出も遅くなり、
多少は暗くなるので星雲などの天体を撮る好機です。
この時期には前のブログに書いた19日の部分月食がありました。
月末に撮影が立て込んで画像処理が終わらなかったので、遅れてしまいましたが、
先月後半の天体撮影をまとめて紹介します。

冬はジェット気流が上空を通過して晴れていてもシーイングが良くなく、
長焦点での撮影が厳しくなるので、天体撮影を始めた頃に買っていた短い
焦点距離の屈折鏡にフォカサーモータを装着する作業をしていました。
今年1月に使い始めたN.I.N.A.というフリーの天体撮影ソフトが進化して
多機能で使いやすくなり、今は専らこれを使っています。
フリーということで、複数台のパソコンで使うことができるので、メインの
赤道儀以外でもこのソフトを使い完全放置プレイで撮影するのが目的です。


しかも自宅敷地内だと洗車用のリール式ACコードが使えるので、バッテリの心配もありません。
タイトル画像は、この試みの最初に焦点距離200mmで撮影していたカシオペア座の二重星団と2つの星雲が
沈みかけているところです。
27日にZ 6IIを使って一晩かけて撮影したのですが、2つのマウントアダプタのそれぞれに小さなガタがあり、
スケアリング(=squaring、光軸とセンサー面が直交すること)が出ていなくて、画面の上の方でピントが合わずに
星像が太くなっています。ということで、ソフトによる制御はできましたが、撮影した画像はボツです。
ブログ用に縮小すれば何とか見られるレベルです。


この時期で最初に撮影したのは、そのタイトル画像にもうっすら写っている胎児星雲とかソウル星雲と呼ばれる
散光星雲IC1848です。月が明るい16日でしたので、デュアル・ナローバンドフィルタ(L-eXtreme)を使い、
焦点距離585mm (F4.5)で70枚ほど撮りました。
IC1848_2021.11.16

その後、月食を挟んで天気が優れず、次の機会は26日でした。
上の星雲と同じ光学系でフィルタを光害カットフィルタ (L-Pro)に替えて、プレアデス星団(M45)を撮りました。
肉眼でもすぐに見つけられる「すばる」です。光を集めると周辺には分子雲があり、星団を成す明るい星々が
照らして青白い光を放っています。
M45_2021.11.25

そしてこの期間で最もコンディションが良かった27日、最近やってきた屈折鏡のファーストライトでした。
タカハシのFSQ106EDPという焦点距離530mmとそれをF3 (320mm)にするレデューサを5月に発注していましたが、
接眼部のモデルチェンジと生産の遅れにより届いたのは25日でした。

対象はぎょしゃ座にある2つの散光星雲、勾玉星雲(IC405)とおたまじゃくし星雲(IC410)と、近くの散開星団(M36)です。
F3という明るい光学系のお陰で、上のIC1848の時に使ったフィルタを使ってもSS=360sで淡い部分まで写ります。
レデューサーからセンサー面の距離が正確にあっておらず周辺の星像が少し伸びていますが、最初にして良い出来です。
天体撮影はコンディションと機材で決まるという典型例です。(笑
IC405_IC410_M36_2021.11.27

翌日の28日も晴れたので、自宅北側の敷地内で完全放置プレイ撮影です。
iEQ45Pro赤道儀にFSQ85ED(焦点距離450mm)を載せて、上の星雲をもう少し大きく撮る予定でした。
21時頃までは電線が邪魔になるので、それまでの暇つぶしに高くなっていたアンドロメダ銀河をテストがてら。
この短い屈折鏡とZ 6IIの組み合わせでは初になります。
ISO3200、SS=240sで30枚を撮りました。8月末に撮った画像と比べるとショボイですが...。
M31_2021.11.28

その後、薄明前まで完全放置プレイで2つの星雲を撮りました。
ヒーターも12Vの少し大きめのものを使い、レンズが曇ること無く朝まで撮影できていましたが、最後の
数枚は雲がかかっていました。使える画像だけを合成しますと...
IC405_IC410_2021.11.28

上のFSQ106EDPで撮った画像を見た後だとパッとしませんね。

そして最後は、28日と29日の2日間をかけて2つの天体を撮影しました。
本命は、かの有名な「オリオン大星雲」(M42)です。今年の1月も撮ったのですが、途中で雲って完走出来ず。
今の時期は22時頃から低空の霞の上に出てくるので、19時からの3時間は別の天体を撮影しました。
それは南の空に低く見える「ちょうこくしつ座銀河」(NGC253)です。
本来なら最も高くなる10月に長焦点で撮りたかった銀河ですが、その時でも仰角30度程度です。
去年は焦点距離1500mmで撮りましたが、コンディションが今ひとつでした。
今回は最初から長焦点は諦めて、780mmの屈折鏡で撮って0.5倍でクロップしました。
使えたのはふた晩かけても50枚ほどですが、去年よりは銀河の構造がよく見えます。
NGC253_2021.11.29

さて本命のM42ですが、画像処理について書き残しておこうと思いますので、別記事にします。

コンディションが良かった訳ではありませんが、ドームと外の両方で放置プレイができるようになって、
撮影が捗り、星雲・星団から銀河まで色々な天体を撮影できました。
出動すれば、そこでしか見られない星空が楽しめますが、寒い日でも暖かい部屋の中から撮影の様子を確認できるので良いですね。
Posted at 2021/12/04 16:42:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味

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ここ数年、年間走行距離が、自転車>オートバイ>自動車(>>徒歩)、となっています。 高齢になって、少しずつ割合が変わりつつありますが、健康にバイクや車に乗れる...
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