
土曜は雨が降りそうな曇り空の下、午前中だけサイクリングをしました。
降りそうで降らないまま、夜の10時過ぎまで保って、夜半過ぎまで降って
いたようです。
翌日の雨が上がった日曜は蒸し暑く、午後から先週と同じく樫原湿原に
涼みに行きました。
緊急事態宣言の介助を受けて、駐車場の車の数、特に県外ナンバーの
車が増えています。
「湿原を守る会」の方々が多くの見物客の相手をしている横で、湿原の
木道から今の時期の野草や昆虫を撮影します。
先週咲き始めたトキソウの数も増え、見物客の目を楽しませていました。
5月後半から8月後半にかけて、トキソウや先週撮影したサイハイラン、キンランなど多くのランの仲間が見られます。
食虫植物のプチブームが来ているらしく、木道の側のモウセンゴケを採取していく人がいるそうです。
当然、県の保護区なので違法行為なのですが、守る会の人が居ない時の犯行らしく、ここのようなオープンスペース
では防ぎようがありません。手の届かないところでは所狭しと群生しています。
トンボは種類も個体数も増えてきました。
まず、アジアイトトンボのオスです。
ハラビロトンボのオス(まだ青くなる前の個体です)。
今年初のキイトトンボ。
ハッチョウトンボはオス、メスとも個体数が増えています。
まずは赤くなる前の未成熟のオス。
こちらはメスです。前回は目が白かったのですが、すっかり「大人」になっています。
奥の池では、早くも産卵が始まっていました。
モノサシトンボ。
そして池では最も数が多かったクロイトトンボ。
帰りに別のスポットにも寄りましたが、そちらはまだお目当のトンボは出ていませんでした。
夕食後、日が暮れても蒸し暑く、外では一時期消えていたゲンジボタルが舞っていました。
急遽カメラ2台と三脚2本、レンズを数本バッグに入れて、ジムニーで出動しました。(タイトル画像)
お目当は、今シーズンはまだ1度しか撮影していないヒメボタルです。
最初に、2年前に見つけたスポットに行く前に、その近くの気になる場所に行きました。数匹飛んではいるものの、
撮影に適した場所がなく、当初の予定の場所へ。
車を止めてライトを消すと、路上を数匹飛んでいます。
お目当のスポットは林の中ですが、昨年の大雨のために狭い作業道の木が流れていて、ホタルも殆ど飛んでいません。
ヒメボタルの幼虫は古い森林の土の中で育つので、大雨で土が流れたのが原因で減っているようです。
とりあえず、三脚を立てて35mmレンズを付けたD850でインターバル撮影します。
100枚ほどを比較明合成したものが次の画像です。
ちょっと寂しいですね。
ジムニーを停めた林道の支線の横の竹藪に数匹いたので、支線の入口にに三脚を立てて、50mmを付けたD810Aで
インターバル撮影。こちらは数が多かったので良い感じです。思ったより飛んでいたので、もう少し引いた構図が
よかったかと思います。
ピークは22時半頃になるので、その前後で160枚程度のインターバル撮影をしています。
ジムニーだと機材を運ぶのも楽だし、狭い林道にの入っていけるので、こういう時は便利ですね。
これから月が明るくなるので、曇っていれば来年に向けてスポット探索にでも出かけようかと思います。
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Posted at
2020/06/01 22:43:03