
久しぶりに晴れが続いた先週日曜(9/26)のお話です。
今の時期だけ見られる野草の花を見に、朝からリードで出かけました。
日中は30度を越えますが、朝のうちは20度ソコソコの涼しい気候です。
行き先は標高500mほどの未舗装の林道で、バイクを停めて歩く予定でした
のでトレッキングシューズを履いて出動しました。
林道の入口には登山者用に車が3台ほど停められるスペースがあり、そこに
置こうとすると、林道の様子が去年と変わっています。
去年は草むした土の林道でしたが、入口から新しく砂利が敷かれて轍が見えます。
バイクで行ける所まで行こうと、林道に入って見ると、お目当の野草の所まで
は難なく通行できました。
その野草とは、林道などでよく見られるツリフネソウという赤い花が
あります。
その仲間で黄色の花をつける「キツリフネ」という花です。
上のツリフネソウのようなドギツイ赤ではなく、花の大きさも一回り小さく、上品な黄色の花です。
林道の入口から1kmも行かないうちに群生地があります。
去年までは道の真ん中にも咲いていましたが、前出の通り砂利が敷かれているので、道の両外だけです。
こんな道が2kmほど続きます。
ツリフネソウより細身です。
去年は歩きだったので途中で引き返しましたが、今回は兎も角、行けるとこまで。
夏の大雨のせいで、砂利や土が流れた
跡がありましたが、ゆっくり慎重にラインを選んで進みます。
この狭い林道は、終点と思われる場所で広い作業道に出ました。その作業道も山を切り開いて作ったので、
両側に野草の花が見られます。秋の定番、アケボノソウ。
そこからアップダウンを繰り返し、かなりの距離を走って見晴らしの良い場所を通ります。タイトル画像はそこでの1枚です。
眺望はこんな感じ。YZで走ると楽しそうな場所です。
植林して年月が経っていない杉の間からススキが伸びています。
奥のアンテナは電波時計用電波の発信局のものです。
この後、ゲートがあってバイクは何とか通られましたが、車は無理ですね。
広い作業道には数多くの支線があり、その入口には重機が置かれていたので、平日は伐採・搬出作業をしているのでしょう。
作業道を出てから下ると、よくサイクリングで通る舗装林道に出ました。
帰りに七山で新米を仕入れて、樫原湿原に寄りました。
久しぶりでしたが、前回も咲いていたミズトンボが一輪だけ残っていました。
それ以外はすっかり秋バージョン。
ツルニンジン。
ツルリンドウ。
ノダケにいたキアゲハの幼虫。
トンボもすっかり秋の「赤トンボ」に代わっています。
ヒメアカネ。
マユタテアカネ。
湿原を後にして、この日の締めで、またまたツリフネソウを見に寄りました。
アルビノのツリフネソウが咲いている場所へ。
完全な白というより、赤い色素が少なめといった感じです。
今週も別の秋の花を見に山を歩いてきました。そちらの話はまた後日。
ブログ一覧 |
バイクツーリング | 旅行/地域
Posted at
2021/10/03 20:28:34