
冬にしては暖かい日が続いていましたが、木曜の雨の後、気温が下がり、
九州の山間部でも雪が降ったようです。
昨日金曜は、雲仙で霧氷が見られたそうなので、今朝の気温が低ければ、
サイクリングの代わりに久しぶりの山歩きを計画しました。
今朝5時の道路交通情報では、雲仙の山歩きの時に利用する国道389号の
標高の高いところはチェーン規制されていて、これならば、霧氷が期待でき
ると、6時前に自宅を出ました。
潮受堤防を渡る頃に夜が明けてきて、雲仙の山頂付近に雲がかかっている
のが見えました。北側から登る389号を迂回し、小浜方面に向かい途中から
県道210号に左折して登りに入ります。
車の少ない道を快適に飛ばして、仁田峠循環道路のゲートが開く30分前に到着。
前回は紅葉を見に来た時で、その時はゲートが開くのを待ちましたが、今回は
池の原駐車場に停めてそこから仁田峠まで歩くことにします。
池の原にある3箇所の駐車場のうち、最も標高の高い妙見駐車場に行ったところ、自分が1番乗りでした。
そこで、雲がかかった妙見岳をバックに1枚。
スタート地点 posted by
(C)koichifun
外は氷点下ですが、それほど寒くありません。
早く見て回らないと霧氷が消えてしまいそうです。退屈な30分の上り坂を歩いて、8時過ぎに仁田峠に着いた時には観光客の車はまだ1台もいません。
朝の仁田峠 posted by
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風は弱く、ロープウェイは通常営業していて、それを横目に妙見岳への登りに入ります。
登りの途中にも霧氷が見られます。日本最古のパブリックコースを背景にして1枚。
雲仙ゴルフ場をバックに posted by
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登っている時にも、氷点下とは言え、例年より暖かく感じました。
ロープウェイの妙見駅の展望所に到着して、まず仁田峠を見下ろします。
妙見駅から見下ろす posted by
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展望所の裏の霧氷も真っ白というより、少し木の枝が見えていて褐色が混じっています。雲が少し切れるところを狙って青空を入れてみました。
妙見駅の霧氷 posted by
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妙見岳の展望台から国見岳の方を。
妙見から国見岳と普賢岳 posted by
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有明海越しに天草諸島を。ティンダル現象で朝日に照らされた海がオレンジ色になっていました。ちょっと幻想的ですね。
妙見岳から天草方面 posted by
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朱色の鳥居をくぐって妙見神社に向かいます。
白に朱 posted by
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妙見神社から国見岳への登山道を進みます。所々、左右の開けた場所があり、右の方には平成新山が見えます。
妙見から平成新山 posted by
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国見岳の登口で、以前紅葉を撮った場所から同じ構図で。
国見岳登り口から posted by
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今回の目的は、霧氷撮影がメインですが、もう1つ、去年11月に通行止めが解除された鬼人谷から立岩の峰を通るコースを歩くこともあります。一昨年の10月の大雨で一部崩落していた道が、ようやく通行できるようになりました。
鬼人谷を見下ろす posted by
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鬼人谷は日陰になるので、霧氷が良い具合に残っています。
谷に下りる途中で、短時間でしたが、晴れ間が広がり、霧氷と青空を撮ることができました。
青空と霧氷 posted by
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谷の終点は鳩穴分かれと呼ばれる場所で、ここは北側の展望が開けています。
鳩穴分かれから有明海 posted by
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雲が多くて霞んでいますが、右手奥の頂上が広い高い山が、いつも自転車で登ったり星を撮りに行く天山です。
そこから急勾配の道を登ると立岩の峰に着きます。ここは平成新山のすぐ近くで、登山道にも湯気が出ている場所があり、雪が融けています。
雪融けの道 posted by
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平成新山の手前の草むした岩がカエルに見えます。この白いカエルとも2年ぶりの対面です。
白いカエル posted by
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立岩の峰に登ると目の前に平成新山が見えます。
立岩の峰から平成新山 posted by
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ここから一旦、谷に下って普賢岳に向かって登ります。この谷越しに見える高いところが普賢岳です。
普賢岳手前の森 posted by
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この谷の霧氷が綺麗だったので、何カットも撮りましたが、そのうちから3つを。
孤独 posted by
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霧氷越しに潮受堤防 posted by
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枯れ木に咲く白い花 posted by
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この頃からガスってきてました。
普賢岳に行く前に、霧氷沢に寄ります。去年、ヒカゲツツジの群生を見に来た場所で、その名の通り、霧氷がよく育っている場所です。
真正面は平成新山の山肌です。
霧氷沢 posted by
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岩には霧氷が張り付いて、エビの尻尾の形をしています。
エビの尻尾 posted by
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ここで折り返し、普賢岳に向かいます。その手前で、いつも写真を撮るお気に入りの場所があり、そこで1枚。
白い森 posted by
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青空だと素晴らしいのですが、去年から一度も晴れに当たったことがありません。
ここから普賢岳までは直ぐです。タイトル画像は山頂の石碑ですが、この時はガスっていて、山頂には誰もいませんでした。
この石碑の後ろには平成新山がドーンと構えているのが見えるのですが、残念ながら雲の中です。
普賢岳山頂から posted by
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この後は仁田峠までひたすら下りです。今日は、すれ違う登山客も少なめでした。仁田峠から池の原まで下りてきたときには気温は6度で、道路の雪もすっかり融けていました。
暖冬で諦めかけていた霧氷も、何とか見ることができました。今シーズン、あと1度は行きたいと思いますが、もっと寒くなる日が来ることを期待します。
Posted at 2016/01/09 22:17:22 | |
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