
毎年、九重か雲仙(またはその両方)に紅葉を見にいくのが
シーズンの最初なのですが、今年は予定した週末が雨で中止した
ため、今回が紅葉狩りの最初になります。
先週のサイクリングの時に、天山の標高の高いところは終わって
いたのを見て、平野部でも早いところは見頃なのでは?と思い、
昨日の午後、毎年見に行っている、多久市のスポットを3箇所回って
きました。
暖かかったし、動き回るので、気軽に駐車できるLEADが足です。
多久は佐賀と唐津の中間で少し佐賀よりにあり、内陸部にあるため
か、佐賀市内より早く紅葉が見られます。
持ち出した機材は、ここ数ヶ月完全に夜行性になっているD810Aに
24-70mmの標準ズームとMakro Planar 100です。
葉っぱがあまり綺麗でなかったので、後者の出番は3タイトル画像含めて3枚だけでした。
最初は、この地区では最もお気に入りの若宮八幡宮という神社。
お隣に、この後行く予定の西渓公園という紅葉スポットがあり、12日から紅葉祭りが開催されていて、神社の前の広場が
その臨時駐車場として使われていました。私がバイクで境内の方に行こうとすると、交通整理をしていた警備の人が
「バイクはあちらの駐車場に停められますよ」と親切に西渓公園の駐車場を案内されましたが、「こちらの神社に用が
あります」といって、境内前の駐車スペースの隅にバイクを停めました。
西渓公園は、江戸時代の家老の屋敷跡を大正時代に、この地の実業家が整備して当時の多久村に寄贈したもの。
一方、若宮神社は鎌倉時代初期(1193年)創建という歴史のある神社です。こちらの方が、樹齢のありそうな背の高い
モミジの木が何本もあり、その上の方に付く紅葉が太陽の光を受ける様子を下から見るのがお気に入りなのです。
モミジとともに背の高い杉も植えてあり、緑と赤のコントラストも楽しめます。
まずは、入ってすぐのところにあるモミジの木。今年はこの木の葉っぱが最も赤くなっていました。
やはり赤い成分が少なめですが、モミジと杉の木を標準ズームの広角端で。
境内にある池から流れる小川を囲むような木立です。
野鳥が沢山いたのですが、テレ端でこれがやっと。300mmでも持って来ればよかったと思いました。
同じ場所で引いて撮るとこんな感じになります。
最初に撮ったモミジの木を別アングルから。
古い紅葉の木がうねるように上に伸びていて、幹は苔で覆われています。
ほとんど人が来なくて、涼気が漂い鳥の声だけが聞こえる静寂な木立の中で、これだけの色彩が楽しめて、この時点で
お腹いっぱいになりました。
この神社の境内の西の端の石段を登った所に、多久神社という小さな別の神社があり、そこからさらに西に下ると西渓公園に
つながります。そこも狭いながら木が数本植えてあり、すでに色づいていました。
まずは、今回は1枚だけとなったイチョウ。
奥に見える杉の木は、若宮八幡宮のものです。
先の方は枯れ始めていますね。
西渓公園に下る斜面から、西渓公園を見下ろします。
公園の中は奥の池から続く小川や、その水を貯める池があり、人工的な庭園といった感じです。
そこに植えられるモミジの木は背が低く、こちらも人工的な感じがします。
こちらは色づきがよく、今が見頃のようでした。
最後の目的地の多久聖廟まで、1km弱東へ移動します。
こちらはモミジの色付きは今ひとつで、最も赤くなっていた木がこちら。
聖廟を過ぎて山の方に登っていくと東原庠舎という研修所があります。
こちらもまだまだでした。
市内や近郊の見頃や来週から再来週かと思います。
去年も、同じような時期に多久に来ていて、今年の方が色付きは良いと思いました。あとは天気次第ですね。
Posted at 2016/11/13 16:18:40 | |
トラックバック(0) |
バイクツーリング | 旅行/地域