
今年は暖冬かと思っていましたが、先週金曜から気温が下がり、
久しぶりに山間部には雪が積もりました。
今週土曜が新月なので、星撮りに行きたいと思っていますが、
夏タイヤのA45では山間部は厳しいので、低いところになりそうです。
春の銀河シーズンに向けて、長焦点の反射鏡(RC鏡)用に買っていた
レデューサーが不良だったのでドイツに送り返していましたが、最近
新しいのに交換されて戻ってきたので、そのテストがてら24日の夜、
近場に出動しました。
今回は、場所が悪く撮影目的ではなかったので、望遠鏡はテストする
反射鏡のみです。
場所は、自転車では何度もきたことのある場所で、市内から10kmほど
離れた小高い丘の駐車場です。タイトル画像のように街明かりがすぐ近くにあります。
最初は光軸合わせをして、中心付近はよくなりましたが、周辺はまだ甘いまま、テスト撮影を。
霞が低いところに溜まっているのか、明るい星は見えるものの、山で見るときより白っぽい空です。
最初はオリオン座の馬頭星雲。レデューサーを入れて、焦点距離1500mm F6になり、光害カットフィルタを使うので、
D810Aで、ISO1600、SSは長めの10分を6枚。
ちょうど最後の1枚が終わりかけた時に、車が1台やってきました。
若そうなアベックで、話しかけられて、あれが冬の大三角であるとか、北極星がどれかなどと教えていました。いつもは
天山に行くのだけれど雪が積もってそうなので、今回は平地ですというと、何と今しがた天山の駐車場まで行こうと
して引き返したとのことでした。車種は、アリストのようなセダンで、駐車場の少し手前まで行けたとのこと。
それなら、標高400mのダムまでは行けそうな感じでした。
星の話をしたり、市内で望遠鏡をのぞかせてくれる場所を教えた後、彼らは寒空の中、帰って行きました。
初めての機材の組み合わせなので、画角のサンプルにもう1つ取っておこうかとボーデの銀河を。
設定は、SS=8分とした以外は馬頭星雲と同じです。構図も手抜いています。
前回は借り物の屈折鏡(焦点距離980mm)にレデューサーを付けてD5300で撮りましたので、それより約1.5倍大きく写っています。
2つの銀河を入れるにはちょうど良い焦点距離です。
馬頭星雲は上の方が、ボーデの銀河は右のほうが星が長くなっています。主鏡の傾きの調整がまだまだです。
風はあまりなかったのですが、片付ける時に冷たい赤道儀を触る手の感覚が無くなってきました。
市街地の信号で止まった時に、ふとメーターを見ると氷点下の表示。
金曜までに気温が上がれば、高いところで星撮りができそうですが、どうなることやら。
Posted at 2017/01/26 13:50:54 | |
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