
9月の満月を自宅ベランダから撮って以来の星撮りです。
台風24号が九州南方を通過後も強い風が吹き続きていました。
望遠鏡の撮影は無理かと思っていましたが、月曜(10月1日)の
夜は久しぶりに晴れたので、月が昇る22時頃までポタ赤で
天の川でも撮ろうと、LEADで干潟まで出かけました。
持ち出した機材は、ポタ赤、三脚、D810Aに25mmと50mmの
レンズ、それとコンデジのRX100M3です。
自宅から撮影地まで12kmほど。日が暮れるとバイクで走るのも
少し寒くなって来ました。ちょうど良い季節は短いですね。
20時少し前に到着したころには、肉眼でもうっすらと見える
天の川がほぼ直立していました。
コンデジ用の小型三脚を忘れていたので、闌干の石柱の上にRX100M3を置いて2秒セルフタイマー、
ISO800、F2、SS=20sで撮ったのがタイトル画像です。
ポタ赤を用意して、まずは25mmで天の川を目一杯撮ろうと構図を決めます。
試し撮りした、向こうの山(多良山系)が写っている一枚を。
海の側で真っ暗のようですが、かなり光害がありますね。
地上の山と光害を避ける構図にし、SS=3分で20枚をセットして撮りました。
1時間あまり雲がかからず、今シーズンの天の川ではベストかと思います。
天の川の撮影中は、とても寒くてじっとしていられないのでコンデジを使って遊んでいました。
まずは北北東の風景。奥の山は背振山系で、山頂にある航空自衛隊の基地の灯りが見えます。
この夜は車でなかったので、LEADと星空を。
天の川の撮影の後、レンズを50mmに付け替えて、天頂付近のはくちょう座に向けます。
こちらもSS=180sで20枚をセットしましたが、16枚目から雲がかかって来ました。
風が強く、見る見る空が曇って来て、結局、この後は撮ることが出来ずに月が昇る前に撤収しました。
そこまで撮れた15枚を合成しました。もう少し枚数が欲しかったですね。
中央付近の明るい星は、はくちょう座の羽と胴が交わる中心にあるサドル(Sadr)、その右上の最も
明るい星がデネブ(Deneb)で、その上に赤い北アメリカ星雲が見えています。
最後にLEADとその上に来た火星を。
またこの週末は台風が接近します。勢力が衰えたと言え、前回より九州の西側を通過するので強風が
心配です。被害が出ないことを祈ります。
Posted at 2018/10/04 20:37:36 | |
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