
梅雨というのにこの週末は晴れか曇りの天気でした。
土曜はブログに書いたようはサイクリングに出かけ、日曜は午後からバイクで
トンボ撮りでした。今回は、初見となるトンボを撮るのが目的でしたが、
その前によく行くスポットをまわりました。
まず嘉瀬川ダムの上流にある音無湿地です。
前回6月1日にきた時はイトトンボを多数見かけたのですが、少雨のためか、
かなり数が減っていて今回は殆ど見ることができませんでした。
その代わり、多かったのは小型の蝶です。
まずは、ポピュラーなベニシジミ。
あちらこちらで見かけました。
ルリシジミもいました。
前日のサイクリングの時に撮ったネジバナの、それらしいのを。
1ヶ月以上空けると、見られるトンボの種類も変わってきます。
今回多かったのはウスバキトンボでした。
スリムな胴体ですが、イトトンボより一回り以上大きなカワトンボの仲間のハグロトンボ。
ハラビロトンボのメスです。
こちらはオス。オオシオカラトンボと同じ色合いです。
大きな池の周りにたくさん飛んでいたチョウトンボ。
晴れていると羽根が綺麗なのですが、この時は曇っていて今ひとつですね。
この後は、樫原湿原に移動します。
前の週の大雨で池の水位が上がっていることを期待したのですが、それほど水は増えていませんでした。
ヤゴが育つのか心配ですね。
カキランが池の周りでたくさん咲いていました。
少しだけ水位が上がった池で咲いていたヒツジグサ。
モウセンゴケの群生です。ここは日が射す時に逆光で撮ると、キラキラしていて綺麗に見えます。
湿原に入って最初に見つけたのは、ショウジョウトンボのメスです。
モノサシトンボ。
クロイトトンボのオス、
とメス。
今回が今年初となるキイトトンボ。まずは鮮やかな黄色のオスです。
次にちょっと地味なメス。
ハッチョウトンボも個体数が少なく、いつもはすぐに見つけられるのですが、今回はちょっと探しました。真っ赤なオスです。
地味ですが虎のような模様が綺麗なメス。
最後に、大型で真っ赤なショウジョウトンボ。
最後の場所は、自宅からも近い聖光寺です。ここには二千年ハスが植えてある池があり、そこのトンボがたくさんいますが、
この日のお目当は、その横の川沿いにいる初見のトンボです。
まずは、その二千年ハスですが、殆ど枯れてしまっていました。蕾が育つ時期の少雨の所為でしょうか。
紫陽花もそろそろ終盤です。
お目当のトンボの前に、ハス池のベニイトトンボを。
オオシオカラトンボ。
そして、お目当のトンボを探しにハス池を離れて横の川沿いを歩きます。
少し林に入ったところでまず最初の個体を見つけました。
一見モノサシトンボに見えますが、違いがわかりますでしょうか?
こちらが、上のトンボの近くにいたモノサシトンボです。
上の写真をトリミングすると。
手と言うか、足の部分に白いヒレのようなものが付いています。
これは相撲の行司が持つ「軍配」のようなので、【グンバイトンボ】と呼ばれています。
川を下るといくつか別の個体を見つけました。
これらは何れもオスでメスの方はモノサシトンボそっくりです。
グンバイトンボは有田のある場所にたくさんいると聞いていたので近いうちに観に行こうかと思っていたところ、
この辺りいると聞いてよく探してみると、何匹もいました。
ハス池まではよく来ていましたが、川沿いを歩いていなかったので盲点でした。
Posted at 2019/07/09 22:25:52 | |
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山歩き | 日記