
この前の日曜のお話です。
前日の土曜は強い雨で、その前週は例の台風でしたので2週ぶりの外出となり
ました。外を歩きたかったので、ジムニーでいつもの湿地と湿原へ。
晴れるとの予報でしたし、出発前は薄日が差していたのですが、現地に着く前
から雨が降り出しました。
タイトル画像は最初に訪れた音無湿地の入口です。
小雨の降る中を、D850に105mmマクロレンズを付けて歩き出します。
湿地の手前はダム湖になっていて、その横からずっと草が刈られていました。
左手奥は葦が生えていますが、台風でかなり倒れていて、いつもと違い遠くまで見渡せる風景です。
これだけ草が減っているのでトンボの数も減っていました。
最初に撮ったのは、まだ幼いアオモンイトトンボのメスです。
こちらはオス。
そして、オスそっくりのメス。
葦の生えている近くまで行きましたが、アオモンイトトンボ以外は見当たらず。
最後に撮ったのはカワトンボの一種、ハグロトンボでした。
ジムニーを停めている場所の近くでは、ヒガンバナが咲き始めていました。
次の週末が見頃でしょうか。
次に樫原湿原まで移動します。
こちらの方が標高が高く、小雨が降っていて気温が低く、薄いジャケットでもちょっと寒いくらい。急に季節が進んだ感じです。
まず湿原の周りを散策しました。
今年初のツルニンジン。
あちこちで咲いていたツルリンドウ。
湿原の木道を歩いていてもトンボはめっきり少なくなって、偶に見かけるのはアカネの類です。
マユタテアカネのメス。
そして、前回まではオミナエシの蜜を吸っていたブルービー。オミナエシの蜜がなくなったのか、サワギキョウに
張り付いていました。寒いためか動かずにじっとしています。
雨が強くなったので、短時間で撤収しました。
この日の午後は晴れたら天山を歩く予定でしたが、午後も雲が被っていたので中止し、翌日の早朝にLEADで速攻してきました。
曇っていましたが、空気は澄んでいて遠くがよく見えました。
登山道を登っている途中で見える雲仙です。
足元にはシギンカラマツの花。
山頂手前の岩場の陰で咲いていたヤマホトトギス。
北西の方角、伊万里湾方面は晴れていました。
今の時期が見頃のマツムシソウ。
ホソバシュロソウ。
アキノタムラソウ。
草に埋もれていたツルリンドウ。
すっかり野草は秋仕様です。
曇っていましたが、かなり遠くの山々が見渡せました。
久住山系。
手前に佐賀の市街地、その先に左から右に流れるのは筑後川、そしてずっと奥に阿蘇山が見えています。
阿蘇山の右には雲海が溜まっていて、中央にある中岳から噴煙が出ています。
そしてふたこぶの山頂が特徴の由布岳。
福岡の県境の背振山系。
晴れている唐津湾。
最後に広角で有明海を含む南の眺望を。
この後、西の方に下山しました。目的はムラサキセンブリのチェックですが、まだ蕾も出ていませんでした。
ロードバイクで通る林道に出て、駐車場に向かって歩きます。
その林道沿いで、早くも一株だけタンナトリカブトが咲いていました。
駐車場の手前で咲くオミナエシの残り少ないであろう蜜を吸っていたツマグロヒョウモン。
5kmほどでしたが、軽い運動になりました。
天気がイマイチだったので、近いうちにセンブリを撮りに訪れたいと思います。
今日まで秋雨でかなりの雨が降って、明日からは天気が良さそうなので、サイクリングに山歩きで連休を過ごしたいですね。
勿論、星撮りも。
Posted at 2020/09/18 19:13:40 | |
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