
最近、ブログを書くペースが落ちていますが、理由は後述ということで。
さて、本題です。
1月前のブログでご紹介したように、2月20日の満月が今年最大でした。
そのときは佐賀市内の自宅テラスから小型の屈折鏡(焦点距離450mm)に
4倍拡大レンズを付けて満月を撮りました。
今回は山の麓の新居というか、趣味のための基地として作った観望場所で
満月を撮りました。
本来なら一杯やりながら...と思っていたのですが、まだ外構が作業中で
車をカーポートに置けないため、撮影後に佐賀に戻りました。
タイトル画像は焦点距離900mmに1.5倍エクステンダーを付けてD850で
撮ったものです。前夜の19日は小雨が降る天気、満月の20日の夜は薄曇りでぼんやりとした月でした。
しばらく待ちましたが天候は一向に良くならず、DXモードで80枚撮っていつものように合成しました。
シャキッとしない画像ですが、最小となる9月14日の満月との比較のために保存しておきます。
新しい観望場所は風除けもあり、これまで風が吹きそうな日の出動には持ち出せなかった10インチの反射鏡を使う機会が
増えそうです。そのお試しに、満月になる前、14日の晴れた夜に月を撮っていました。焦点距離2000mmのリッチー・
クレティアン鏡にD850のFXモードで60枚を撮って合成しました。
月は半月かこのくらい欠けている方が立体感がありますね。
この観望場所は星撮りやサイクリングで登っている天山の麓にあり、ロードバイク、MTBやオフロードバイクで遊べる場所が
近くにあります。夜は暗く、山が迫っていない場所で視界も広めです。土地は無駄に広いのですが、リタイヤした老人が住むので
住宅はミニマルにしています。私の退職後に家庭菜園をするスペースを残して舗装した後、バイクガレージでも建てて、眠っている
バイクのレストアとモタード化をやりたいと思っています。(これは何時になることやら。)
先週末からA45で何往復もして荷物を運び込んで、何とか中型赤道儀で天体撮影ができる状態にはなりました。
家庭用電源が使えるので、これまでのように幾つもバッテリを運ぶ必要はありませんし、撮影が始まれば寒い車中で仮眠ではなく、
布団の中で熟睡できます。これから週末は少しずつ趣味の道具と最小限の生活用品を運び込もうと考えています。
予定と違ったのは、ネットが使えるのは3月下旬になったことと、舗装工事が遅れそうなことです。
どちらも年度末で工事の予定が組めないためとか。特に土木・建築関係は増税前の駆け込み需要もあって、人手不足もあるようです。
ネットが使えないことと、夜はせっせと道具運びをしていたため、メールのチェックくらいでSNSは読めていませんでした。
天体撮影については、携帯性を重視したINDIのシステム (サーバを載せたラズパイとWifi接続するPC)から、Windows PC1台で
済むものに替えました。INDIは今後も出動のときは持ち出すつもりです。
そのため、ある程度耐候性があり(夜露や低温に強い)、Ethernetポートの付いたThinkPad T480を使います。
私は30年以上Macを使ってきて、去年初めて私費でWindows PCを買ったWindows初心者です。INDIサーバーを載せたラズパイはubuntuで動いていて、VNCでもスムーズに動いていました。
今度のシステムで、撮影の状況を確認するため家庭内LANで繋いだ室内のPCからリモートデスクトップを使おうとしましたが、
WindowsではVNCは重く、その代わりにNo Machineというのを導入しました。
(INDIの掲示板でWindows用リモートデスクトップとして紹介されていました。)
クライアント側はWindows、Mac、iOS用があり、VNCよりテキパキ動きます。
同様のリモートデスクトップソフトで、オススメのものをご存知の方は教えていただけると有り難いです。
この新居のロケーションの欠点の1つはスギ花粉が多いことで、早くもその影響が出ています。
MTBやオフロードバイクも4月になるまで封印ですね。
Posted at 2019/02/22 22:19:35 | |
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