
前回のブログを書いたときは、週末の天気予報は二日とも雨でしたが、
良い方に外れて、両日とも午前中は曇り時々晴れでした。
土曜日はサイクリング、日曜日は2つの湿原散策でした。
まず土曜日から。
朝は山に雲がかかっていて、雨雲レーダーを見ても降っているよう
でしたので、平地基調のコースにしました。
ずっと平地だと飽きるので、町の境が低い峠になっているコースに
しました。
まず自宅を出て唐津市へと向かいます。
国道203号を進んで、厳木町を抜けたところで山沿いの県道に乗り換えます。
一部で狭いので車の交通量は少なく自転車は走りやすい道です。
その道沿いの田んぼで咲く真っ赤な彼岸花が目に飛び込んだので、一時停止。
収穫前の淡い緑色になった稲に真っ赤な花が映えますね。
北上してJR筑肥線と唐津線が合流する手前で松浦川に沿う県道へと乗り換えます。
唐津市(旧相知町)から伊万里市(旧大川町)へと入り西に進みます。
松浦川に架かる橋を渡るときに八幡岳が見えたのでパシャり。
朝方かかっていた雲が晴れて山頂が見えていました。いつも天山から見る景色の裏側になります。
ここから伊万里市街の東を抜けて武雄へと向かいました。
国道34号の裏道を通っていると北方町のグラウンドが、水害で出た廃棄物で埋め尽くされていました。ちょうど、
あれから1ヶ月になります。その裏道沿いの家屋や国道沿いの店舗ではまだ片付けをされていました。
大町を通る時には、前にサイクリングで通った9月6日より油の匂いが消えていましたが、まだ営業を始めていない店が
いくつもありました。
国道34号を東に進んで牛津町に入る手前で北進し、小さな峠を越えて帰宅しました。気温は30度まで上がり、
湿度も高く、距離は短いながら少しバテました。
本日(日曜)は、早朝は曇っていましたが、予報通り7時過ぎには晴れ間が見えてきました。
今朝はLEADで出動しました。
まずは小城市から山を越えて、久しぶりの音無湿地へ向かいました。
タイトル画像は湿地帯に入る手前での1枚です。近くの山に雲がかかっています。
バイクを停めた場所の近くで、すぐに本日最初のトンボを見つけました。
赤くなったヒメアカネです。
こちらはまだ幼い個体。
道端にはミゾソバがたくさん咲いていて、...
その花に蝶がやってきていました。
ツマグロヒョウモン。
ミスジチョウの小型のコミスジ。
湿地帯の大部分は葦で覆われているのですが、先の台風のために、かなりの部分が倒れていました。
トンボは、その湿地帯から道を挟んだ反対側の草むらの方が多かったですね。
アオモンイトトンボ。
こちらはその未成熟なメスの個体。
これらは今年の夏以降に羽化した個体かと思います。
来年に向けての活動も。
ちょっと地味なアジアイトトンボのメスです。
この日は、これらのイトトンボとアカネしか見られませんでした。
あれだけ飛んでいたチョウトンボ、ウスバキトンボ、シオカラトンボ、カワトンボ、ハラビロトンボはすっかり消えていました。
一通り歩いた後、次の目的地の樫原湿原に移動します。こちらは2週ぶりになります。
湿原の手前、以前ブルービーがよく来ていたオミナエシが咲いていた草むらを見ていると、見慣れないイトトンボが。
ライブビューで拡大してみるとセスジイトトンボ(オス)のようです。
夏の前に見ていたので、これも夏以降に羽化した個体でしょう。
近くにはメスもいました。
湿原に入る手前ではウメバチソウが咲いていました。
まだ蕾が多いので、これからが見頃です。
その近くで一輪だけ咲く濃い紫色の花があったので、撮ってみると...
何と、スミレです! 5月頃に咲くのに、最近の異常気象のせいでしょうか。
木道の側ではアケボノソウが咲き始めました。
この花の後、リンドウが咲くと湿原のシーズンも終わりです。
奥の池では、ベニイトトンボ。
そして、久しぶりに見るクロイトトンボ。
湿原の奥の林では、「赤とんぼ」らしいヒメアカネのオスがいました。
2週間前に初めてみたオオアオイトトンボもいました。
やはり個体数は例年より少なめです。
木道を歩いている時に雨がポツポツと落ち始めましたが、帰宅する途中で一旦止んで、雨具を出すことなく
自宅に到着しました。
今週半ばに台風18号が、前の17号と同じようなコースで接近中です。
こちらはかなり強い風の割りには大した被害は出ませんでした。ただ、宮崎であったように局所的に竜巻が発生する
こともあるので要注意です。
今晩は新月なのですが、今日は午後から時々雨が降る生憎の天気です。
結局、今月は月・惑星以外の天体撮影は2度だけでした。
最後の1度の成果は、後日、こちらに上げます。
Posted at 2019/09/29 19:22:10 | |
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