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koichifunのブログ一覧

2019年10月18日 イイね!

月夜に天体撮影。

月夜に天体撮影。10月2回目の星撮りブログになります。

タイトル画像は13日に撮った月で、この夜の夜半頃が満月でした。
晴れていたので土星でも撮るかと思いましたが、台風の影響の強風のため
シーイングが最悪でアイピースを覗いた瞬間に諦めました。
普通はカメラの画像をPCで拡大モニタした時に揺らいでいるのが見えますが、
この夜はアイピースを通した小さな像も揺らいでいました。

去年までは半月より明るい月が出ていると、長時間露光する天体撮影では
画像が白っぽくなってしまうため撮影をすることはありませんでした。
出動しても良い画像が撮れないので出動する気にもなれません。

今年からは自宅で撮影できるのと、透過波長域が狭い(セミ・ナローバンド)
フィルターを購入したので、Hα線が主成分の光である星雲なら何とか撮影
できるかと、上弦の月の2日後、8日の晩に試してみました。

透過域が狭いということは光量が少ないので感度を上げたり、露光時間を長くする必要があります。

対象は初めて撮るカシオペア座の「パックマン星雲」(NGC281)です。
9500光年の距離にあり、ゲームのキャラのパックマンのように口を開けた形に見えるので、その名が付いています。
焦点距離900mmの屈折鏡にAPS-CサイズのCMOSセンサーで撮りました。
ISOに相当するゲインを高めにして、SS=420sで50枚と枚数も稼げました。
NGC281_2019.10.08

背景の淡い部分まで写ったので、パックマンらしくありませんが、右に口を開いたように見えますでしょうか?

そして台風の悪天候を挟んで15日の夜に次の機会が来ました。
翌日も夜半過ぎまで晴れるとの予報でしたので、二晩かけてじっくり撮ろうかと。
まだ風が吹いていてシーイングは相変わらず悪く、焦点距離900mmの屈折鏡では良い写真は撮れないと判断して、
焦点距離450mmの屈折鏡にレデューサを付けて327mm F3.8にします。

前回のブログにある風景写真のように低空は霞むので、高度の高い天体を狙います。
2年前と3年前に撮ったケフェウス座の「象の鼻星雲」全体を撮ることにしました。
APS-Cサイズのセンサーですと、画面いっぱいになります。
3年前は今回と同じ光学系とD5300で撮っていました。(下の画像)
光害カットフィルタを使い、ISO800、SS=480sで8枚撮って合成しています。
IC1396_2016.09.27

当時は1つの天体に1時間以上かければ満足していましたが、拡大するとノイズが目立ちます。

2年前はレデューサを入れず、同じフィルタを使いフルサイズのD810AでISO1600にしてSS=480sで。
IC1396_2017.09.19

こちらの方がノイズが少なく、画像処理も無理をしていないので3年前より良くなっています。
レデューサとAPS-Cセンサーでは、画角は焦点距離490mmになるので、こちらの方が広くなります。

今回はD5300と同じセンサーを使った冷却CMOSカメラで-5度を保ってSS=480sで撮りました。
セミナローバンド・フィルタなので1枚1枚は暗いのですが、一晩に55枚ずつ、合計110枚(トータル14時間40分)
という、1枚の天体にかけた時間としては私の最長記録となりました。
IC1396_2019.10.15

フィルタの効果で月明かりを感じさせず、星像も小さくなっています。
露光時間が長かったのでノイズが少なく、星雲の構造がよく写し出されていて、
これまで撮った像の鼻星雲では最高の出来です。
二晩続けて晴れることは少ないのでラッキーでした。これで月が暗かったら申し分ありませんが、その時は長焦点で
別の天体を撮っていたことでしょう。

台風の後、気温が下がって過ごしやすくなりました。湿度が低くなり、澄んだ星空が見られることを期待します。
Posted at 2019/10/18 17:47:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味
2019年10月16日 イイね!

台風一過の野外活動。

台風一過の野外活動。台風19号が過ぎた後、ファンになっている方々のブログを拝見していて、
さほど被害に遭われた方がいないので安心しました。
報道を見ていると、8月の終わりに佐賀を襲った大雨のような被害が、
非常に広範囲で起こったように見えます。
私がまだブログを見ていない方で被害に遭われていたら、お見舞い申し上げ
ます。

こちら九州も台風からかなり離れていたのですが、土曜日は流石に強風で、
午前中は外出を控えていました。
午後から11月末に車検を迎えるA45で佐賀市内のディーラーまで行って
サービスの方と車検についてお話を。

往路は小雨が降っていましたが、帰るときには南の方に青空が見えたので、
久しぶりに探しの南端まで軽くドライブ。
有明海の堤防から、干潟をパノラマで。
有明海の干潟パノラマ

この写真を撮っている時は、風が強く体が持って行かれそうでした。
なんとか堪えて、堤防の内側の干拓地の水田を。収穫が始まっています。
干拓地パノラマ

翌日の日曜は台風一過で晴れて、自宅の周りは強風が収まったようなので、
サイクリングに出かけました。

しかし、家を出てからしばらく走ると風が強く、横風の時はバイクごと飛ばされそうなので、状態を低くして走ります。
登りに入ると山陰で風が弱くなりますが、峠のような霧通しに出ると、さらに風がきつくなります。
林道の法面崩壊箇所が少し片付けられて通りやすくなっていました。


いつもの峠から。かなり霞んでいて雲仙が見えません。
まだ直登ルートは通行止です。
いつもの峠から

この後、古湯経由で佐賀市街に下りましたが、横風がきつく難儀しました。
平地に下ってからは自宅まで西に進むので、強い追い風で快調に飛ばします。
風に流されるのを堪えていたせいか、妙な疲れ方をしました。

その翌日、14日の体育の日(最後の体育の日だそうです)は、風景を期待して山歩きへ。
先週歩いたコースに見晴らしの良いピークを1つ追加しました。
タイトル画像は、そのときに撮ったアカタテハです。

朝8時頃の風景です。晴れていますが、かなり風が強く、遠くが霞んでいます。
前日と同じく、雲仙が見えません。
朝の佐賀平野

天山の山頂から。
雨山、多良山系

9時前になって、少し雲仙が見えてきました。
霞む雲仙

下ったときには登山口に数台車が停まっていまししたが、山頂には誰もいなくて独占状態。
天山山頂

吹きっさらしの山頂で野草の花を探しますが、撮影に苦労します。
残り少なくなったマツムシソウ。
マツムシソウ

アキノキリンソウもそろそろ終わりです。
アキノキリンソウ

山頂から少し下った所で見かけたセンブリ。例年よりかなり遅れています。
センブリ

風が吹いてくる方向の背振山系。北のほうは雲が多めです。
背振山系

一旦下ってから、お隣の雨山に登ります。
天山では蕾が多かったリンドウが開花していました。ようやく、と言った感じです。
リンドウ

いつも自転車で寄る展望所から100m近く高いところにある山頂から。
八幡岳

パノラマにしました。
左手が南の有明海、右手奥が日本海に続く伊万里湾で、佐賀県を南北から挟む2つの海を1枚にしました。
有明海〜伊万里湾までのパノラマ

先ほどまでいた天山から佐賀平野、有明海のパノラマです。
霞んでいるのが惜しいです。
天山、佐賀平野パノラマ

雨山から、途中でムラサキセンブリがたくさん咲く場所を通って、西の方に下ります。
天山の山頂付近で見かける花より、色が淡いムラサキセンブリです。
ムラサキセンブリ-1

今が見頃ですね。
ムラサキセンブリ-2

いつもロードバイクで通る林道に降りてからは、逆方向で登山口に戻ります。
途中で、タンナトリカブトがたくさん咲いていました。
タンナトリカブト-1

寄って見ると...
タンナトリカブト-2

この日撮った野草の花は、紫色が多かったですね。
リンドウが終わると、見られる花はほとんどなくなり、冬支度が始まります。

もう台風は勘弁ですね。
Posted at 2019/10/16 20:41:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2019年10月09日 イイね!

10月最初の週の星撮り --- 初物の星雲。

10月最初の週の星撮り --- 初物の星雲。10月になって最初の星撮りは、上弦の月の2日前、10月4日でした。

撮り始めた時は晴れていましたが、時々雲が出る天気でしたので、出動は
止めて自宅での撮影となりました。

タイトル画像は自宅のドームを開いて南の空の天体を撮っているところを
敷地の北側から撮ったものです。

この時は望遠鏡と並行して、外で天頂に近い空をポタ赤で撮っていました。
D810Aに85mmレンズを付けてケフェウス座の辺りを導入しました。

ISO400、F2.8、SS=240sで1時間ほどのインターバル撮影をしましたが、
半分を過ぎた頃に露が降りてきて、結果はグダグダでした。
なんとか画像処理をしましたが、狙っていた赤い散光星雲がはっきりと
見えませんね。


ポタ赤の南側から北の空を見上げると、うっすらと天の川が見えます。


背景に見えているのは桜(ジュウガツザクラ)の古木で、このシルエットが良い感じだったので、
日周運動を撮影しました。
D850に35mmレンズで50分ほどのインターバル撮影。
Diurnal_Motion_2019.10.04

朝の明るい時ですと、桜の花が見えます。
ジュウガツザクラ

さて、この夜の本命は、私のとって初めてとなる「らせん星雲」(NGC7293)です。
距離は700光年とかなり近く、亜鈴状星雲やリング星雲と同じ惑星状星雲の1つです。
今の時期は南の空に低く、地平線の上に出ている時間が短いので、8月後半に撮りたかったのですが、
天候に恵まれず10月になってしまいました。
焦点距離900mmにAPS-Cサイズのセンサーで撮りました。
NGC7293_2019.10.04

目玉のようにも見えますね。私はこれを見た時は、Lord of the RingsのSauronを思い出しました。
「サウロン星雲」の方がわかりやすそうです。


この次の日曜日、上弦の月の10月6日にも星撮りができました。
この時の方が最初は晴れていたのですが、日付が変わる頃には曇ってしまいました。
最初は晴れていたので、自宅の裏山からいつものダム横まで出かけてポタ赤に35mmレンズを付けたD810Aを
載せて、はくちょう座からカシオペア座辺りを入れました。
雲がかかりましたが、なんとか使えそうな画像だけで無理矢理合成して処理しました。
はくちょう座〜カシオペア座_2019.10.06

これまで撮ってきた天体がいくつか写っています。
右の上の方にあるアンドロメダ銀河はわかりますね。

この時自宅のドームでは、前に撮ったM33に再度挑戦していました。
月が明るかったのでフィルタを、光害カットフィルタより透過域が狭いフィルタにして撮りましたが、途中、
雲が横切って何度か中断を繰り返し、使えたのは40枚ほど。
M33_2019.10.06

前に撮ったM33より赤みを帯びているのはフィルタのせいですね。

これから月が明るくなるので、機材テストはするかと思いますが、本格的な天体撮影はお休みです。
次の週末は大型で強い台風が関東方面に向かっています。
関東の方、特に前回被害に遭われた千葉の方に、新たな被害が出ないことを祈ります。
そしてこれが今年最後の台風であることも。
Posted at 2019/10/09 20:17:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味
2019年10月07日 イイね!

秋の野草を求めて山歩き。

秋の野草を求めて山歩き。土曜日のサイクリングの時は快晴だったので、翌日の日曜も期待して
天山で秋の野草を見ようと早起きしました。

タイトル画像は山頂での1枚です。
出発前、平野部では晴れていたし、予報は晴れるとのことでしたが、
登山口から上はガスっていて眺望は楽しめず、強風の悪条件の中の撮影と
なりました。

前日の土曜日にロードバイクで走ったコースをLEADで登っていきます。

林道入口の通行止のゲートの脇にスペースがあり、タイヤの跡も付いて
いましたが、駐車場に到着すると誰もいません。



露で草が濡れているのでスパッツを装着してスタートします。
ガスの中、風景は楽しめないのでD850に105mmマクロを付けて花を撮りながらのんびり歩きます。
残り少なくなったシギンカラマツです。
シギンカラマツ

こちらも終盤のキンミズヒキが梅雨で濡れています。
キンミズヒキ

ガレた上りの岩が多いあたりでセンブリを探します。
前回(9/27)に咲いているのを確認したムラサキセンブリ。
ムラサキセンブリ-2

まだ蕾が多いですね。
お目当の白いセンブリはなかなか見つからず。山頂少し手前で蕾をボチボチ見かけ始めて、少しだけ開いているのをパシャり。
センブリ

やはり今年は1週間以上遅れていますね。

アキノキリンソウも上の方までしっかり開花して、これから終盤です。
アキノキリンソウ

山頂に到着すると強い北東の風が吹きつけます。
自分の体を風除けにして、残り少なくなったマツムシソウを。
マツムシソウ

他に新しい花は無いかと探していると、白い花が目に止まり近づくとウメバチソウでした。
まん丸の水滴が、丸っこい花に似合います。
ウメバチソウ

天候は回復しそうに無いので、一回りして帰路につきます。
下りは来た道ではなく、西の方に下るルートにします。
その途中でリンドウやセンブリが咲いている場所があるのですが、ここも遅れ気味で、ムラサキセンブリだけでした。
ムラサキセンブリ-2

下り切ると、前日ロードバイクで通った林道に出て、その時とは逆に進んで登山口に戻ります。
途中でいつもの展望所から。
雲の下の八幡岳

雲が頭のすぐ上を流れていきます。
登山口の駐車場に戻るときには小雨が降り始めました。
朝よりも雲が分厚くなり、下の写真で左手から右奥に流れています。
天山上宮登山口から

登山客の車は3台。天候のためか、通行止のゲートのためかいつもより少ないです。


今年の変な気候のためか、もうしばらく野草の花が楽しめそうです。
次の週末の台風の影響がないことを祈ります。
Posted at 2019/10/07 20:53:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山歩き | 旅行/地域
2019年10月05日 イイね!

今朝のサイクリング --- 久しぶりの晴天。

今朝のサイクリング --- 久しぶりの晴天。ここの所、週末に雨になるという嫌なサイクルでしたが、今朝は雲が少ない
晴天でした。
早朝は20度を切る涼しさでしたが、午後から30度になるとか。
今の時期、天気が良い日は日較差が大きくなります。

あの水害の後、山間部のコースが限られていて、先週は平地基調でしたが、
山に登りたくなり、2つ通過できるコースのうち天山に登るルートで
サイクリングをしました。

まだ林道の入口に通行止のゲートがあるので、前回このルートを通って
登山口に着いた時には、登山客の車は一台もありませんでいたが、
今回はゲートの横に車が入れる隙間があり、駐車場には新型デリカが
1台停まっていました。

雲は少ないものの、霞んでいて南側の展望は今ひとつ。右手奥は雲仙です。
霞む佐賀平野

田んぼの色が薄くなってきて、もうそろそろ刈り入れでしょう。
駐車場の周辺では、アサギマダラを含めて何種類かの蝶を見ましたが、写真に撮れたのは、ツバメシジミ
ツバメシジミ

と、ヒメアカタテハでした。
ヒメアカタテハ

汗が引くまで小休止をして、北に周る林道に入ります。
いつもの展望所から、パノラマで。C-PLフィルタを使っています。
天山からのパノラマ

低空は霞んでいますが、雲ひとつ無く、風が心地よい場所でした。
その林道沿いでは、先週の山歩きでも見かけたタンナトリカブトが、より多く咲いていました。
タンナトリカブト

林道の終点近くで、一株だけ咲いていたアケボノソウ。
アケボノソウ

少し下って、あのアスファルトが抉れている部分に差し掛かると、下から4組の登山客が歩いてきます。
まだ工事が始まっておらず、予算措置もできていないのかもしれません。
通行止のゲートの向こうには8台ほど車が停まっていました。

そこからスキー場まで少し登ったところで、福岡との県境の方を1枚。
背振山系

少し雲が出てきました。
この後、南に下って唐津市経由で帰宅します。
途中で、水害の時に氾濫した牛津川の堤防の上を走りました。その途中で天山を。
牛津川越しに天山

雲が山肌に影を落としています。
平地はまだまだ暑いのですが、山の上は秋らしくなってきました。
Posted at 2019/10/05 17:21:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | サイクリング | 旅行/地域

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ここ数年、年間走行距離が、自転車>オートバイ>自動車(>>徒歩)、となっています。 高齢になって、少しずつ割合が変わりつつありますが、健康にバイクや車に乗れる...
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