
ご存知のように大型で非常に強い台風が接近中で、昨日から時々雨が強くなる
天気で、早朝、ジムニーのガソリンを満タンにした以外には外出せずに、
備えをしています。
去年新居に引っ越してから迎える初めての強力な台風です。
タイトル画像は、このブログを書いている時刻での風の状況です。
windy.comという気象情報・予報を2つのモデルについて見ることができる
サイトです。Meteoblueと共によく利用しています。
昨日は一時的に雷雨になる以外は雨が降らない時間帯が長かったので、主に
外周りを片付けていました。
敷地の出入り口にある2つのカーブミラーを支柱から取り外してガレージに
しまいました。
A45が収まっているガレージは、念のためにシャッターの隙間をダンボールで
抑えました。左右4箇所ずつ、計8箇所。
最近のガレージは隙間があまりないので大丈夫かとは思いますが、転ばぬ先の杖で。
車の方は少し後ろに余裕があるので下げておきます。
バイクガレージはシャッター以外に出入りができないのでそのままですが、幅が狭いした低いのでそのままで。
最も風が強くなるのは、明日の明け方ころで、平均の風速が20m/sです。
先日の台風9号の時に思ったのですが、佐賀市内よりも風が弱い感じでした。
新居を建てる時に数少ない近隣の住宅や農機具を納めている倉庫を見ると結構古いものがあり、平成3年の19号の
被害をあまり受けていない印象でした。昨日、近所の人と話していたらその時はあまり大したことがなかったとのこと。
北側が山(天山)で、東西にも低く山が出張っていて、南は低くなっていますが、その先にも低山があり盆地状の
地形のお陰かもしれません。
平成3年の台風19号がきた時は、前週の17号で傾いたコンクリートの電柱が途中で折れて鉄筋がむき出しになって
いました。そのため数日間に渡って停電し、信号も警察官の手信号という状態でした。
その状況を憶えているので、新居を建てる時もオール電化にせずプロパンガスを使うことしました。
停電対策で、昨日のうちにガレージ用の充電式LEDも全て充電し、一部は自宅内へ。
星撮りで使うLEDランタンやヘッドライト、観測室、ガレージ、遠征で使う3本のLED懐中電灯も充電しました。
家中のエネループも充電し、古くから使っているSONYのICF-SW7600GRというラジオも使えることを確認。
ノートパソコン(ThinkPad x2、MacBook Pro)、iPad、iPad miniなども充電しておきます。
星撮りに使う12V出力のあるバッテリ(赤道儀用、冷却カメラ用)なども、少しヘタって退役したものも出してきて
充電しました。
この写真に3つと他にもう1つシガーソケット出力があり、DCケーブルも種々あるので、パソコン・カメラは
問題なしです。ただ、100V AC出力できるのは上の写真の左上の200Whのものだけなので、どうしても冷蔵庫を
開ける必要がある時の緊急用とます。
また右のソーラーパネルは80W出力で、種々のDCジャックやUSB PD出力あがあるので、これらのバッテリの充電も
可能です。前述の台風19号の時は、台風後は晴天で停電が続いていたので、ソーラーパネルは有用でしょう。
まぁ、出番が無いのが良いのですが。
飲料水、食料は備蓄分があるので、3日前に少し買い足しておきました。
断水に備えて、浴槽に水を張り、洗車などで使うポリバケツにも貯めておきます。
水は最悪、ジムニーで近くの湧き水を汲みに行けば良いので、十分でしょう。
最後に、私のブログを読んでいただいている方で気になる方もおられるかもしれませんので、ドームのことを。
メーカーの社長さんは伊勢湾台風を経験されていて、あの台風程度では飛ばない設計をされたそうです。
実際に九州や東南アジアにも設置されていて被害は一件も出ていないとのこと。
長崎で70m/sまで測定できる風速計が振り切った時でも大丈夫だったとか。
対称的な形状ですし、浮き上がりにくい構造なのが良いのかもしれません。
その社長さんがうちのドームを設置した時に、台風でも何もしなくても良いが、ドームが動くのが心配な時のために
下の写真のようなボルトを設置したそうです。
手前のプレートは観測室の屋根部分に固定されたベースリングに取り付けられていて、この裏にドームを抑える
ローラーがあります。六角ドライバが刺さっているボルトを締めることでガタを無くせます。風雨が侵入しないように、
ベースリングとドーム下部はコの字型が入子になっています。
この写真のプレートが5箇所と、モーターとエンコーダー(ドームの回転を検出)がついたプレート1つがあります。
これでドームが飛んでいくようなら、住宅そのものが危ないですね。
対策は可能な限り終えたので、後は「天に祈る」ばかりです。