
本日はニコンのミラーレスカメラ、Z 6IIの発売日でした。
デジ一のボディを買うのは3年前のD850以来になります。
ここ数年のフルサイズ・ミラーレス機のリリースを見ていても触手が動か
なかったのですが、夏にZ 6を持つ知人と天の川を撮影に行って、彼が
24-70mm F2.8で撮った写真の合成と処理を依頼された時に、広角端の
開放での画像全面の均一性とコマフレアの少なさを実感して、そのうちに
Zマウントレンズを使おうという気になっていました。
USB-C端子の外部給電ができるZ 5が発表された時に手が出そうになった
のですが、その前から噂のあったZ 6/7 IIのスペックを見て判断しようと
待っていました。
動体AFが進化したとか、メモリーカードが2枚挿しになったとか、初代
からの進化があったようですが、私を購入に至らせたのはMモードでの
SS=900sまでの設定ができることでした。
USB-C外部給電ができて900sまでの長秒時撮影とは、星撮り以外の使い道って
あるのでしょうか?
900sというだけでなく、何秒が設定できるのかをニコンイメージング会員のサイトから質問すると、翌日には
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日頃よりニコン製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
お問い合わせいただいた件について、ご回答いたします。
Z 6Ⅱ、Z 7Ⅱの「d6:Mモード時のシャッタースピード延長」を「する」に
設定した場合のシャッタースピードは以下のとおりとなります。
30” ⇒ 60”⇒ 90” ⇒ 120” ⇒ 180” ⇒ 240” ⇒ 300” ⇒ 480” ⇒ 600” ⇒ 720” ⇒ 900”
なお、露出設定ステップ幅の設定を1/3、1/2のどちらにセットしても
上記の動作となります。
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という回答があり、その後、余計なノイズリダクションが無いことを確認して予約に踏み切りました。
因みにD810AのM*モードの長秒SSは、30"⇒60”⇒120”⇒180”⇒240”⇒300”⇒600”⇒900”です。
私は風景の撮影がメインなので高画素のZ 7IIが適していそうですが、ここは敢えて2400万画素のZ 6IIにしました。
その理由は、6000万画素と16bit RAWのZ8が控えていることと、Z 6IIは最後の2400万画素機になるとのことで、
Z8導入後にはD810Aを手放してこれを天体改造(赤外カットフィルタの除去)をして星野撮影のメインにしようと
いう目論見です。今年夏にSONYの6000万画素/16bit RAW出力のセンサーを使った冷却CMOSカメラを天体撮影用に
導入していて、その実力(特に画素数の割には高感度特性が良い)を思い知っています。
ミラーレスカメラは、サブで使っているα6300以来になりますが、レンズを含めた重量、操作性、EVFの見易さは別物です。
Z 6IIはα6300とD850の中間くらいの大きさですが、αの出番がなくなりそうで、そのうち処分しそうです。
Zマウントレンズはタイトル画像の24-70mmだけで、これにFマウントのアダプタを使って既存のレンズを使います。
それと先週リリースされた14-24mm F2.8の作例を見て、本日、店舗でボディに14-24mmと14-30mm F4の両者の
ハンドリングを確認し、出番がなくなるであろう16-35mm F4の下取り価格に納得して14-24mmの購入も決めました。
本日はすでに夜ですし、明日の午前中まで雨の予報なので、実戦投入は明日の夕方か明後日以降になります。
取り敢えず、本日は液晶保護フィルムを貼り、ストラップを取り付けてバッテリを充電して準備と各種設定のみです。
メモリーカードはこちらの2つ。
RRSのプレートも原産国から輸入していました。
レンズが重いので、プレートを付けるとバランスが良くなります。
ストラップは以前から愛用している
OPTEC製のニコン印のもの。
D850とレンズで2kgを1日中、首から提げていても痛くなりません。
バッテリは新しくなっていました。
D800Eを買った時は、黒いEN-EL15で、D850の時にグレーのEN-EL15Aになりました。
今回、黒に戻ったEN-EL15Cです。
無印とAは容量は変わらず14Wh、Cは16Whとなりました。
上の写真の無印のバッテリは韓国で売られている正規品で中国のSONYで製造されているようです。
EL15Cを充電している間、EL15AをZ 6IIに入れてメニューの設定をしていました。
ボディがD800系より一回り小さくなり、ボタンの数も減っているので、一発で設定ができない項目が増えています。
SONY RX系やαのFnボタンと同様、iボタンによく使う項目を割り振ることができますが、測光モード、AFモード、
ブラケット撮影などはボタンとダイヤルだけで設定できていたので1ステップ操作が増えるのが残念ですね。
来年発表されるであろう上位機種では操作系が良くなることを期待します。
最後にFマウントレンズを装着するためのアダプタ FTZを取り付けて動作確認をしようとすると...
というエラーが。FWをダウンロードし含まれるアップデート・ファイルをカードのルート・ディレクトリに置いて
起動後、メニューからアップデートをしました。
この週末に紅葉でも撮りに行こうと思います。