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2020年12月31日 イイね!

写真で振り返る2020年 --- 星空・天体写真編。

写真で振り返る2020年 --- 星空・天体写真編。2020年の最後のブログになります。

今年はコロナ禍もあって天体写真というボッチ趣味の比重が増えた年でした。

一昨年にドーム付きの家を建てて、天体撮影の機会が増えたのですが、
今年夏に以前から使いたかった天体専用のフルサイズ冷却CMOSカメラを
導入して、一段と質が向上したと思います。
この手のカメラは画像素子と冷却装置、そのための電源とUSB IFのみで構成
されているため外部の電源(12V)とパソコンが必須なので、観測室を作った
時からデジイチから切り替えようと考えていました。

それに今年は日食や月食、木星と土星の最接近など天文現象が多い年でした。
なかなか天候とタイミングが合わずにベストではありませんが、いくつかは
写真に記録できました。

それでは一年を振り返りましょう。


まず1月は、今の時期、オリオン座の左上にある赤い散光星雲の「コーン星雲」と「クリスマスツリー星団」です。
逆さにしたクリスマスツリーの先端がコーン星雲で、星が生成される領域です。
NGC2264_2020.01.03

2月からは「春の銀河」が見られるシーズンで、最初は定番の「ボーデの銀河」でした。
天候が悪く露光不足なので来年は新しいカメラでリベンジしようと思います。
M81-M82_2020.02.03

2月の新月期も天候は今一つでした。その時に自宅から35mmレンズとD810Aで撮った「冬の大三角」です。
この頃はベテルギウスが暗くなっていて爆発が近いのでは?と話題になっていましたね。今は元に戻っているようです。
WinterTriangle_2020.02.20

3月は春の銀河の代表格の1つ、「子持ち銀河」(M51)です。
これまでで最大で総露光時間も最長でした。
M51_2020.03.24

春は霞んだ空の日が多く、長焦点の撮影には向かないのですが、いつかの銀河にトライしました。
4月は、枚数が少な目ですが、綺麗な渦巻きが特徴のM63銀河。
M63_2020.04.16

5月後半になると夜半過ぎには夏の天の川が昇ってくるようになります。
天体改造したD5300と25mmレンズで。
Scorpio_2020.05.21

6月の梅雨入り前に、北天最大の球状星団M13を撮りました。
M13_2020.06.01

梅雨の最中の6月21日は日暮れ直前に部分日食が見られました。
途中で曇ったのですが、何とか欠ける様子を捉えられました。
SolarEclipse_2020.06.21

日食の2日後、梅雨の合間の晴れた夜に天の川の撮影に出動しました。
天の川の中の射手座「スタークラウド」です。
M8_M24_2020.06.23

7月上旬はネオワイズ彗星が肉眼でも見える可能性があったのですが、天候に恵まれず、30日にようやく望遠鏡で
撮影できました。
C/2020F3_2020.07.30

8月は新しいカメラが活躍しました。
南の空に低く現れる惑星状星雲である「らせん星雲」(NGC7293)を撮りました。
NGC7293_2020.08.14

タイトル画像を撮った8月の新月期に出動した時に夏の大三角をD810Aで。
SummerTriangle_2020.08.19

9月からは秋の銀河のシーズンです。
今年は新しいカメラでさんかく座銀河(M33)のベストな写真を撮ることができました。
M33_2020.09.21

10月は高度が低く露光時間が稼ぎにくい「ちょうこくしつ座銀河」(NGC253)です。
NGC253_2020.10.13

そして、ど定番のアンドロメダ銀河。3日で100枚以上撮りました。
M31_2020.10.20

11月は新しく来たZ 6IIの初の天体撮影ですばるを撮りました。
M45_2020.11.09

12月はつい先日のことですが、木星と土星の最接近がありました。
Jupiter and Saturn_2020.12.22_0.4s

前回の星撮りブログで紹介したように、今月は比較的暗い対象である超新星残骸にチャレンジしたのですが、
ここでは明るめの散光星雲である「モンキー星雲」(NGC2174)を。
NGC2174_2020.12.09

この一年の星撮りをざっと振り返ってみました。
今年は新しい天体カメラやフィルタを導入し、従来比でベストな写真を何枚か撮ることができました。
まだまだ発展途上で、さらに質の高い画像やまだ見たことのない対象を撮っていきたいと思います。
当ブログを訪問されてイイねを下さったり、コメントをいただいたことは励みになりました。どうも、ありがとうございました。
皆さん、良いお年をお迎えください。
Posted at 2020/12/31 13:15:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味
2020年12月30日 イイね!

恒例の(?)写真で振り返る2020年。

恒例の(?)写真で振り返る2020年。みんカラでブログを始めて毎年年末に、あちこちで撮った写真で
一年を振り返るのが習慣となっています。
今回は星空・天体の写真以外での写真ですが、今年は遠出をする機会が
皆無でしたので、大した写真が無く、2月を除いて県内ばかりでした。

来年こそは、去年の終わりにやってきたジムニーで出掛けながら
撮影したいと思っています。

まずは1月から。
毎年のように初詣を兼ねてサイクリングで唐津の鏡山に登り、そこの
神社にお参りしています。
西の展望台から、虹ノ松原と唐津湾のパノラマです。
虹の松原パノラマ

去年、一昨年と暖冬で、こちらでは平地で積雪せず、山も白くなることがありませんでした。
去年の年末と今年の2月の2度だけ雲仙に霧氷を見に行きました。2月の時の1枚です。白い成分が足りないですね。
立岩の峰から普賢岳

2月はもう1枚。月末に梅の花を見に出掛けますが、今回は地元の牛尾梅林だけでした。
メジロ@牛尾梅林-4

4月の最初は桜を求めて県内をLEADで走りました。その中から、馬場の山桜を。
馬場の山桜-1

そして、桜吹雪の円応寺。
円応寺の石門-2

車の写真が無いのも何ですから、5月は天の川とジムニー。
天の川とジムニー

今年は近場でホタルスポットを新たに開拓しました。これまでで最高の場所かと思います。
6月9日に撮影した、ゲンジボタルと星に水田のリフレクション。
ホタルと星とリフレクション_2020.06.09

同じ場所の少し奥ではヒメボタルも舞っていました。
ヒメボタル_2020.06.09-2

7月はネオワイズ彗星を求めて山に行ったのですが、曇ってしまい収穫は夕暮れの風景だけでした。
雲海と八幡岳

春から秋にかけてトンボを撮影していますが、今年はグンバイトンボの新しいスポットに行きました。
グンバイトンボ♂-2

8月は花火大会にも行くことなく、近場でオオキツネノカミソリを早朝撮りに行きました。
オオキツネノカミソリの群生-1jpg

そして毎週のように通った樫原湿原では今年もトンボを撮りましたが、例年より個体数が少なめでした。
ハッチョウトンボ。
ハッチョウトンボのオベリスク

いつもは9月に登場するブルービーが8月最終週に見られました。
ブルービー-3

9月のヒガンバナも人が集まるスポットを避けて、サイクリングの途中で。
山内町のヒガンバナ-2

遠出をしない反動で、近くの山を歩く機会が増えました。
10月は天山でムラサキセンブリやリンドウを。
ムラサキセンブリ-3

11月はいつもの近場の紅葉スポットを。
杉山白石神社にて。
杉山白石神社-3

12月は仕事が立て込んでいたこともあり、外出する機会が少なく良い写真が撮れなかったので、昨日の天山の写真で
上げていなかったものを。今年11月にZ 6IIと2つのズームレンズの導入し、逆光を入れた画角の広い
構図を平気で取れるようになりました。



今年も多くの方に拙い写真を見ていただいてイイねをたくさんいただき、ありがとうございました。
来年は遠出をする機会が増えることを祈っています。

今年の最終ブログは明日あげる予定の星空・天体写真の総集編にしようと思います。
Posted at 2020/12/30 16:30:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記
2020年12月29日 イイね!

雪が降る前の山歩き。

雪が降る前の山歩き。今朝は雲が多いものの晴れ間が見えていて気温も高めでしたので、
雪が降る前にとLEADで天山へ行きました。
Z 6IIと標準と広角のズームレンズ2本をザックに入れて8時頃に出発。

駐車場に先客は2台。今回はどちらも佐賀ナンバーでした。

バイクをベンチの横に停めて支度をしてから、土曜にロードバイクで通った
舗装された林道を西に進んで雨山の直登コースへ。

木々の間を登って視界が開けると雲多めながら明るい空です。

佐賀平野、有明海を入れて最初の1枚。
この時は低空に雲が少なく、雲仙や久住山系が見えていました。
雨山から佐賀平野

雨山の山頂から西の眺望です。
雨山から八幡岳

久留米の市街地の向こうに久住山系が見えています。
久住、阿蘇方面

東に向かって一旦下って、天山へと登ります。
山頂から東西にほぼ平らになっていて、下の写真の下りが始まる前まで歩きました。
脊振方面

拡大しないと見えませんが、佐賀市上空にバルーンが浮かんでいます。
スポットライト

気温の逆転で低空に立ち込めた靄に、雲の合間から陽が射して青白くなっていました。
陽が差す靄

天山の山頂近くから14mmで。
天山から佐賀平野

山頂には石碑が3つ立っていて、この写真はその2つです。手前は阿蘇惟直の墓。
天山山頂

この後、バイクを停めてある駐車場まで戻ってから昼前には帰宅しました。

午後からは整備手帳に上げたように、ジムニーのタイヤ&ホイール交換をしました。
昨シーズン買っておいたスタッドレスタイヤは暖冬のために出番はありませんでしたが、明日の夜から雪が降り、
平地でも積もるとの予報です。今の自宅は山の麓にあるので、念のためにと買っておいたスタッドレスタイヤの
出番がありそうです。これまでは平地の市街地に住んでいたため夏タイヤに金属チェーンしか使ったことが
ないので、今回が初となります。これも初めてですが、非金属チェーンも買っておきました。昨シーズンに取り付ける
練習をしておいたのですが、脱着はとても簡単です。

九州では珍しい雪景色を見るためとスタッドレスタイヤの威力を体感するために、ジムニーで出かけてみたい気もします。
Posted at 2020/12/29 22:15:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 山歩き | 旅行/地域
2020年12月27日 イイね!

12月後半の星撮り --- 超新星残骸2つと機材テスト。

12月後半の星撮り --- 超新星残骸2つと機材テスト。前回のブログで木星と土星の最接近翌日の画像をあげましたが、
その前後で天候が悪く、結局、今月後半は大した天体写真が撮影できません
でした。

タイトル画像は12月24日に月と火星が接近するというので、
自宅で手持ちAFで撮ったものです。
D850に70-200mmレンズを使いましたが、この画像で焦点距離185mm
でした。
木星と土星の最接近翌日は、焦点距離900mmの望遠鏡に4倍拡大レンズ
でしたので、いかに2つの惑星が近かったのかが分かります。


今月は15日の新月以降は月が明るくなるので、まず暗い天体を撮ろうと、おうし座にある超新星残骸の
「シメイズ147」(Sh2-240)と呼ばれる天体をターゲットにしました。
前回あげた「かに星雲」(M1)は、平安時代末期の明月記にも記録されている超新星爆発の残骸で、距離は6500光年、
広がりは5.5光年と言われています。シメイズ147は距離は3000光年と近いのですが、出現(爆発)は10万年前と古く、
現在は140光年まで広がっていて、見かけの大きさもかなり大きく淡い星雲です。
かに星雲は焦点距離2000mmでしたが、今回は330mmです。
1枚に10分の露光時間をかけて32枚を合成しました。
Sh2-240_2020.12.17

細い糸が絡まって鞠になったような姿です。これまで2度撮っていますが、今回はフィルタのお陰か、赤い繊維の
外側に淡く青緑(OIII)の部分が見えています。

次のターゲットは、シメイズ147よりはずっと明るいふたご座の「くらげ星雲」です。
今年の正月にも撮っていたのですが、フィルタのせいで明るい星にハロが出ていたので撮り直したかったのと、
最近届いた口径130mm、焦点距離780mmの屈折鏡のテストを兼ねて19日に30枚、25日32枚撮影しました。
IC443_2020.12.25

こちらは距離5000光年、出現は3,000から30,000年前と言われています。
夏の網状星雲と同様、赤いフィラメントとその外に青い部分が見えます。

最後は、26日夜に短時間だけ晴れた間に機材テストを兼ねて星雲を撮りました。
ばら星雲のすぐ近くにある「コーン星雲」「クリスマスツリー星団」と多数の星々がある領域です。
くらげ星雲を撮影した屈折鏡に以前から持っていた0.75倍のレデューサを付けてのテストを兼ねた撮影です。
SS=480sを18枚しか撮れなかったので、少し暗めです。
NGC2264_2020.12.26

レデューサはM82と言う大径のネジで接続し、その後はM68でカメラと接続しますが、周辺がケラれて
フラット補正が必要でした。周辺の星像が流れることなく、良さそうですがフラット・フレームを必ず撮っておかないと
まともな画像になりません。

このブログを書いている最中、自宅の敷地にポタ赤をセットしてデジイチ用フィルタのテストで撮影していますが、
満月2日前で月が明るく果たして効果はいかほどか。上手く撮れていれば、新年第一弾の星撮りブログで報告します。

明後日からこちらでも積雪するような雪になるそうなので、新年の出動はしばらくお預けかもしれません。
Posted at 2020/12/28 20:11:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味
2020年12月26日 イイね!

今年の走り納めも天山へ。

今年の走り納めも天山へ。先週のサイクリングの時は標高500mくらいの峠の路肩に雪が残って
いましたが、先週は最高気温が10度を超える日があったので、
山道の雪もすっかり消えたところで、昨日は天山へと登りました。

年末年始は雪が降り、その後も気温が低い日が続くとの予報なので、
山間部に雪が積もるとしばらくはロードバイクでは行けなくなるでしょう。
朝9時頃まで自宅の周りの田畑は霜で真っ白でしたので、ウェアは
冬仕様で遅めのスタートでした。

天気は雲が多めで、少しだけ青空が見える程度。
登りに入っても中々体が暖まらず、標高300mくらいでようやく一汗。

袖が取り外しできるタイプのジャケットをベストにして、グローブを薄手の
ものに替えて再スタートします。そのリスタート地点から。


気温の逆転が起こっていて低空に霞が溜まっています。

5合目を超えて杉林区間に入ると風が当たらずに、スタート時よりも暖かく感じます。途中、追い抜いていく車も
無く、登山口の駐車場へ。


上の写真に写っている2台に、その後、休憩中に登ってきた車を加えた3台とも県外ナンバーでした。
ここ数日の天気のように霞んでいます。
霞んでいる佐賀平野

汗が収まるまで休んでから、再びジャケットを着込んでスタートし、いつもの展望所へ。
南西の方の眺望です。左手奥は長崎県との境にある多良山系。その手前はずっと霞が立ち込めています。
多良山系

そして西から北西。こちらは雲が少なめで右手奥の伊万里湾まで見えていました。
八幡岳〜伊万里湾

展望所から進んでタイトル画像の場所から先は林道が山の北側を通ります。
路肩は融けずに残った霜と、所々、湧き水が凍っています。

スタートが遅かったので寄り道せずに帰路につきましたが、さすがに下りでは冷え切ってしまい、陽が当たる平地を
のんびり流して帰りました。
Posted at 2020/12/27 15:00:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | サイクリング | 旅行/地域

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ここ数年、年間走行距離が、自転車>オートバイ>自動車(>>徒歩)、となっています。 高齢になって、少しずつ割合が変わりつつありますが、健康にバイクや車に乗れる...
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