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2020年12月22日 イイね!

木星と土星の最接近 --- その1日後。

木星と土星の最接近 --- その1日後。昨夜は397年ぶりに木星と土星が地球から見て最接近する夜でした。
こちら北部九州は昨日、一昨日と曇りで撮影の望みは叶わず。
本日も予報は曇りで、夕方だけ時々晴れとのことでした。

今日はその予報に一縷の望みを託して早めに帰宅し、南西の方角が見渡せる
家屋の北に三脚を立てて日暮れを待ちます。
タイトル画像は日没後の西の空で、まだ全体が薄雲に覆われています。

三脚の上に赤道儀を載せて極軸望遠鏡を覗くも、北極星が雲に隠れています。
焦点距離900mmの屈折鏡を載せてバランスを取り、暗くなるのを待ちます。

周りが暗くなって月が見えてきて、今度は極軸望遠鏡で北極星を捉えられ
ました。肉眼で南西の低い空に木星が見えます。

急遽、Z 6IIをマウントアダプタを介して取り付け、その視野に2つの惑星を
導入してピントを合わせ1枚。


小さいですが、2つの惑星の衛星まで見えています。

次に、延長筒を付けた先に4倍拡大レンズ(Powermate 4.0x)を取り付けて、それにカメラを付けます。
土星の輪が見えるように、SSを早めの0.4sにして1枚。
Jupiter and Saturn_2020.12.22_0.4s

次に2つの惑星の衛星が見えるよう、10倍の露光時間にします。
Jupiter and Saturn_2020.12.22_4s

これだと小さいので、Lightroomで少し持ち上げて切り出しますと、


やはり拡大すると薄曇りであることが分かります。
木星の2つの衛星(ガニメデ、エウロパ)はすぐに分かりますし、土星は3つと、輪のすぐ側に2つ見えています。
この写真の撮影時刻の星の配列を見るためにSky Safariの画面と比べます。


コンディションはベストとは言い難かったのですが、次は60年後という、生きているうちはこれが最後の
チャンスだったので、これだけ見えていれば幸運な方でしょう。

今現在はまた曇っていますし、このまま大晦日まで晴れる日は無さそうなので、これが今年最後の星撮りに
なるかもしれませんね。
Posted at 2020/12/22 20:15:05 | コメント(4) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味
2020年12月19日 イイね!

12月前半の星撮り --- 星雲に流星。

12月前半の星撮り --- 星雲に流星。この10日ほど溜まった仕事を片付けるので忙殺されて、パソコンに
噛り付いていたのですが、SNSやネットのニュースを見る時間が無く、
ようやく昨夜から平常運転に戻りました。
本来なら9月頃に1週間ほど新潟に出張して行うはずのことをZOOM
でやることにして、こちらでの通常の仕事をやりつつ追加での仕事と
なり、準備も含めると出張するより時間がかかってしまいました。
あちらで美味しい料理やお酒を堪能したかったのですが、コロナが
落ち着いてから訪問したいと思います。

さて、その忙しくなるギリギリ前まで星の撮影はしていました。
特に、今月は13日の夜がふたご座流星群のピークでしたので、
ジムニーで2度出動しました。タイトル画像はその時の1枚。

月の初めは先月に続いて焦点距離2000mmでの星雲の撮影でした。
最初は、今回が初めてとなる「小亜鈴状星雲」(M76)です。
夏の鈴状星雲(M27)より3倍弱遠い距離(3,400光年)離れているので、視直径も1/3程度です。
今年の夏に同じ鏡筒で撮影していたので、その時の画像を。
M27_2020.06.21

ブルーが鮮やかな星雲です。太陽程度の恒星がその終末期に膨張してガスを噴出する様子で、これが最初に発見された
惑星状星雲です。そして、今回撮影したM76。3日かけて102枚を撮りました。
かなり小さいですね。
M76_2020.12.03

次に撮影したのは、先月の終わりにも撮影した「かに星雲」(M1)です。
その時はL-eXtremeというHα(赤)とOIII(青緑)という2つの輝線を中心とする7nmという狭い波長域だけを
透過するフィルタを使いました。その結果、それぞれの色が同程度に写されて、よく見る画像よりも青緑の
成分が相対的に多くなっていました。今回は青側がOIIIからHβという少し広めの波長域を透過するL-eNhanceという
フィルタを使って撮影しました。背景の暗い部分をニュートラルにすると、相対的に赤が強く出ます。
M1_2020.12.05

その後も長焦点で初となる銀河を撮影したのですが、霞んだ空が続いてパッとしません。
対象はもうそろそろ撮影できなくなるさんかく座の棒状渦巻銀河NGC925です。
さんかく座といえばM33というアンドロメダ銀河と同程度に近い銀河が有名で、今年も撮影しましたが、
こちらは距離が3000万光年と10倍以上離れています。撮影できた枚数も少なめで、いずれリベンジしたいと思います。
NGC925_2020.12.07

上の銀河は下弦の月の前日(7日)に撮影したもので、これから月が次第に暗くなっていきます。
下弦の月の翌晩の9日は、ふたご座流星群を撮影する予行演習のために、Z 6IIと14-24mmレンズ、ポタ赤を
持って近くのダム横に出動しました。21時過ぎから23時半頃まで、ISO3200、SS=10sでインターバル撮影して、
流星が写っている2枚を比較明合成しました。
Meteors_2020.12.09

オリオン座の横、冬の淡い天の川の中に流星が見えます。上の方にはカシオペア座、その右にはアンドロメダ銀河が
写っています。せっかく撮った写真を捨てるのも何なので、200枚を合成しました。
WinterMilkyWay_2020.12.09

無改造のカメラなので赤い星雲の色が出ていませんが、比較的明るいカリフォルニア星雲とオリオン大星雲は
見えますね。

この夜は晴れるとの予報でしたので、自宅のドームではオリオン座のベテルギウスの左上にある赤い星雲を撮っていました。
霞む天気が多いのでレデューサを入れて焦点距離を1500mmにしています。
モンキー星雲と呼ばれる輝線星雲でこの焦点距離ですと画面いっぱいになります。
NGC2174_2020.12.09

その後は天気が優れず、次のチャンスは忙しくなる直前の12日土曜日でした。
翌日がふたご座流星群のピークで、こちらでは曇りの予報でしたので、この夜がベストかと期待。
前回と同じ場所にジムニーで出動しましたが、最初は少し雲が出ていたので、時間をおいて21時半頃から撮り始めました。
はっきりわかる流星が写っているのが8枚あり、それらを合成しました。
Meteors_2020.12.12

この時撮影していた600枚ほどの静止画からタイムラプス動画を作成したので、ご覧ください。解像度が高すると
流星が見えるかと思います。


流星のインターバル撮影をしている横では、D810Aに135mmレンズを付けて小型赤道儀でオリオン座を狙って
いました。かなり広角で、三ツ星から右下の明るい星、リゲルが写る範囲をカバーし、馬頭星雲、オリオン大星雲、
魔女の横顔星雲が入る構図です。
Orion_2020.12.12

上の動画のように雲が横切る天気だったので、出来上がりは今二つくらいですね。
この夜は寒波が来る前だったのですが、流石に夜の山中は寒く、ストームクッカーで沸かしたお湯でココアを
飲んで暖まりましたが、日付が変わったところで撤収しました。

これから月が明るくなるし、天候も良くない日が続くので、当面は自宅での撮影となります。
Posted at 2020/12/19 19:56:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味
2020年12月06日 イイね!

週末のサイクリング --- 下りで凍えました。

週末のサイクリング --- 下りで凍えました。昨日の朝は放射冷却が起こって自宅周辺の田んぼの表面は白くなっていました。

12月最初の週末のサイクリングは眺望を求めていつもの天山へ。
タイトル画像は登山口での1枚です。
先週日曜の午後にここにLEADを置いて、別の登り口から入って山歩きを
した時は、雲が多く、気温も高めでした。
ようやく冬らしい風が冷たい時期になり、これだけ晴天でも登山客の車は
1台だけでした。

気温が上がるのを少し待って9時にスタートしました。

最初の林道に入って直ぐの場所で紅葉したモミジを見かけたので、1枚。
11月後半の連続夏日のせいで、標高が低い場所の紅葉が遅れに遅れ、ようやく
12月になって赤くなったようで、枝の根元にはまだ緑の葉が残っています。
残っていた林道の紅葉

登りに入ると流石に汗が出てきますが、手と足の先は冷たい感触のまま。
薄いジャケットだけを脱いで、中腹辺りで林道から県道に乗り換えます。
林間区間の前では、チェーン規制の看板が出ていました。


去年と一昨年は積雪せずに、冬の間も登ることができましたが、この冬は久しぶりに雪が積もるでしょう。
昨シーズン買っていたジムニーのスタッドレスの初投入がありそうです。

駐車場に到着してベンチで小休止をしてから佐賀平野を。
快晴でも霞んでいます

雲はありませんが、かなり霞んでいますね。
ここ数日、夜に星を撮っていてもオートガイドが安定しないのは、このせいですね。

北東の風が吹き抜けていて体温が下がってきたので、早々に出発します。
林道の途中のいつもの展望所から、RX100M5にCP-Lフィルタを付けて。
八幡岳

右手奥に伊万里湾が霞んで見えています。雲が多かった先週の方が見通しは良かった気がします。

この後、下りになるのでジャケットを着込んでネックウォーマーを装着しましたが、手の指先の感覚が無くなる
ような長い下りでした。昼頃になると平地の日向はポカポカして気持ち良くて、15度以上は気温差があるようです。

今年は年内に白くなった山が見らそうです。
Posted at 2020/12/06 17:04:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | サイクリング | 旅行/地域
2020年12月03日 イイね!

代休の午後にドライブ。

代休の午後にドライブ。先週の土曜日は終日仕事で、その代休を週明けの月曜に取りました。

午前中は雨が降りそうなくらい曇っていたので、様子を見て、空が明るく
なった午後にジムニーで出かけました。
まずは、春から秋にかけて通っていた樫原湿原から北西に下ったところに
ある七山村の地元の物産販売店へ、新米を買いに行きました。

佐賀に引っ越してきてから、お米は美味しいと感じていましたが、地元に
長く住んでいる人の話では山間部の棚田産が一味違うとのこと。
以前からサイクリングや風景撮影でお世話になっている棚田産の米を
買うようにしていますが、佐賀市内では佐賀北東部産が多いので、この機会
に七山(現在は唐津市)まで。
また、樫原湿原の監視をされている方に以前トマトをいただいて、それが
美味しかったのでトマトがあればと思いましたが、すでに売り切れていました。
目的の新米5kgを入手して。


この後の予定は特に立てておらず、曇りがちなら山中の林道を散策、晴れていれば海が見える所へ行こうと
考えていました。天気は微妙でしたが、出発時より青空が見えていたので、とりあえず唐津市街を目指します。
サイクリングで通るルートで虹の松原を抜けて、まずは呼子へ。加部島へと渡り、風の見える丘公園から呼子港を。
呼子港

14-24mmレンズの逆光耐性テストで呼子大橋を。
これだけ太陽を入れてもゴーストが出ていません。凄い!
呼子大橋

島の北側です。こちらは晴れていて、左手奥に壱岐が見えていました。
加部島北部


そして次は玄海町を通過して、肥前町の「いろは島展望所」です。
まずは正面の眺望。中央から右手は長崎県の福島で、その奥は伊万里湾です。
静かな湾とそこに点在する小さな島がお気に入りの風景です。
いろは島展望台正面

西から北にかけての眺望。右手奥は湾の出口で玄界灘につながります。
24-70mmレンズも逆光に強いですね。
いろは島展望台から西の眺望

そこから少し移動して大浦の棚田へと向かいます。
いつもはロードバイクで登っている坂を入れて。
大浦の棚田

この時期に来るのは初めてです。冬の棚田は稲や草が無くて寂しい感じがします。
この時、16時過ぎでそろそろ夕方です。中央に小規模な彩雲が見えます。
大浦浜と棚田

雲が少なければ、秘密の夕日スポットへ寄ろうかと思いましたが、この雲なので帰宅して、前のブログであげた
半影月食に備えることとしました。
Posted at 2020/12/03 21:15:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | JB64 | 旅行/地域
2020年12月01日 イイね!

半影月食となったビーバー・ムーン。

半影月食となったビーバー・ムーン。ニュースや天気予報でアナウンスされていたのでご存知の方が多いと思いますが、
11月の最終日の昨夜は、ビーバー・ムーンと呼ばれる満月で、しかも
半影月食でした。地球の影がくっきりしていないために影の薄い部分に
月の一部が隠れる月食のことです。

タイトル画像は19時頃で、月食の最大である18:43頃を20分ほど経過して
います。食が終わるのは20:53頃ですが、半影なのでぼんやりした終わり方
になります。

玄関前に赤道儀に望遠鏡を載せてデジイチでインターバル撮影をしていま
したが、タイトル画像のように雲に出ては入りを繰り返して、大した写真は
撮れないので、星雲や銀河を撮った焦点距離2000mmの望遠鏡がそのまま
になっているドームで、雲から現れるところを狙って撮ってみました。

今の時期は気流が早いので倍率が高いと像が揺らぐため、月を撮るときは
50から100枚を撮って
合成するのですが、今回は雲から出たところを狙って1ショット勝負です。

まず、前回のブログで上げた月齢12.9日(満月の2日前)の月です。
Moon_2020.11.28

こちらは上弦の月から満月に向かっているときなので、左上が欠けています。
よくよく見ると、欠けている部分の周辺のクレーターに陰影があります。

昨夜の19:22の月です。ようやく雲の切れ間から顔を出したところ。
Moon_2020.11.30_19.22.17

この画像では右上がぼんやりと暗くなっていますが、太陽の光が正面から当たる満月なので、クレーターに陰影が
ありません。

その後再び雲に隠れて、少し間を置いて19:37に撮りました。
Moon_2020.11.30_19.37.39

まだ右上に少しだけ暗い部分がありますが、言われないと気づかないレベルです。
上の満月の2日前の月の右上の部分と比べれば分かると思います。

食の最大の時間帯を逃したので今ひとつでしたが、半影月食の様子が伝わりましたでしょうか?

次回は来年5月26日のスーパームーン&皆既月食です。
食の最大が20:20頃で時間帯も良いので、晴れることを期待します。
Posted at 2020/12/01 20:25:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味

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ここ数年、年間走行距離が、自転車>オートバイ>自動車(>>徒歩)、となっています。 高齢になって、少しずつ割合が変わりつつありますが、健康にバイクや車に乗れる...
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