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2021年10月16日 イイね!

10月前半の星撮り --- 惑星と秋の銀河シーズン。

10月前半の星撮り --- 惑星と秋の銀河シーズン。秋雨が続き湿度の高かった先月と打って変わって晴れの日が多い10月でした。
ただ、山歩きの時の写真のように、晴れていても低空が霞んでいたり、風が
強かったりでシーイングはこの時期としては悪い方です。
今の時期は、木星・土星が良い時間帯(20〜21時)に見える時期でもあり、
秋の銀河が観測しやすい時期でもあります。

タイトル画像は上弦の月の翌日である14日の夜に、玄関前で月と土星が
接近したところを撮ったものです。
月のすぐ右上の明るい星が土星、少し離れた左上の星が木星です。

まずはその惑星から。
14日の夜も含めて、タイトル画像の機材(焦点距離900mmの屈折鏡に
2倍と4倍の拡大レンズ、惑星用CMOSカメラ-ASI462MC)で3回撮りました
が、8月ほど条件の良い時はなくて、どれも今ひとつでした。
惑星は倍率を上げて拡大して撮影するので大気の揺らぎの影響が大きく、
常に揺らいでいます。そのため、動画で数千枚を撮影し、ソフト(AutoStakkert)
で質の良いものを1000枚程度選んで合成します。
3回のうちで最もマシだった6日の土星です。
まず、その夜の土星の様子を30秒の動画で。


その動画から合成しただけの画像。


これを画像処理すると...


少しは土星らしくなりました。

その夜は同じ機材で木星も撮影しました。土星と同様に処理した後の画像です。



ニコンのZマウントレンズのテストで秋の天の川を撮影しました。
まだズームレンズと105mmマクロしか持っていませんが、これまで幾つか撮影して実感したように、ズームレンズの
絞り開放で、色収差やコマフレアが殆ど無くて周辺の星像までほぼ点になっているという従来では考えられなかった
性能です。
はくちょう座からケフェウス座の散光星雲を入れて、70-200mm F2.8ズームレンズの85mm開放でZ6II、ISO800、
SS=300sを25枚撮って合成しました。
Cygnus-Cepheus_2021.10.01

Fマウントの85mm F1.8GレンズをF2.8まで絞った時より写りは良いですね。
レフ機では星撮りを目的に単焦点レンズを幾つか買ったのですが、Zマウントではズームで行けますね。

上の写真にはこれまで撮影した星雲が幾つか写っています。その名称を入れてみました。


これからの季節は、ケフェウス座から更に北にあるカシオペア座周辺の星雲が対象になるでしょう。
更に天の川を上る(下る?)と冬の代表的な星座であるオリオン座に至ります。
星撮りをするようになってから、星空や撮影の対象で季節を感じるようになりました。

さて、次のズームレンズのテストとして標準ズームである24-70mm F2.8を自宅の敷地内で試しました。
まだ低かったのでシーイングは良くなかったのですが、カシオペア座を。
テレ端の70mm F2.8で、Z6II、ISO800、SS=180sを30枚。
Cassiopeia_2021.10.09

この構図には、ハート星雲・ソウル星雲とパックマン星雲が写っています。
これらの星雲は機会があれば近いうちに撮りたいと思います。

最後にドームの長焦点の反射鏡で撮影した秋の銀河です。
8月末に撮影した、かの有名なアンドロメダ銀河と同程度の距離にあり、天の川銀河とも互いに重力を及ぼしあって
いる局所銀河群を形成する「さんかく座銀河」(M33)です。
綺麗な渦巻き状の銀河面が特徴の銀河です。
焦点距離2000mm F8をレデューサで1500mm F6にして、ふた晩かけて100枚程度撮って合成しました。
M33_2021.10.06

実のこの写真は失敗作で、シーイングが良くないこともあったのですが、ガイドエラーが大きく、特に赤経方向が
赤緯方向のエラーの数倍あり、拡大すると星が伸びています。赤道儀のメカニカルな問題があったの原因で、
それについては別の機会にでも。その後、バラしてメーカーともメールのやり取りをして一部のパーツを交換して
ほぼ新品の状態に戻りました。

この修理の後に撮ったのは、2700万光年の彼方にあるアンドロメダ座のエッジオン銀河(NGC891)です。
フルサイズのセンサーで撮ったのですが、小さい銀河なのでAPS-Cサイズにクロップしています。
NGC891_2021.10.09_cropped

画像処理をしていると、元の画像には多数の小さな銀河が写っていることがわかりました。
画像処理ソフトのPixInsightの機能に、画像に含まれる天体の位置(天体名を入れるとネットから座標を取得)や、
カメラのピクセルサイズと望遠鏡の焦点距離を入れるとネット上のカタログと照合して、正確な座標を割り出します。
更に天体名やカタログ名を入れる機能もあり、この2つを連続して実行すると下の写真のようになります。
クロップ前の画像にNGC、PGCといった銀河のカタログ名を入れたものです。
NGC891_2021.10.09_Annotated

天体カタログとしては「メシア」(アンドロメダ銀河のM31やM78星雲など)が有名で、その他にNGC、IC、PGC
などが使われます。銀河の集団である銀河団には、エイベル(Abell)というカタログがあります。
上の写真には多数の小さな銀河が写っていて、中央の銀河の下の方にはAbell 347という2億4000万光年彼方の
銀河団があります。私が使っている素人用の望遠鏡では2〜3億光年の銀河団を捉えるのが精一杯で、これだけ離れると
焦点距離2000mmでも「広角」扱いですね。まだ地球上に人類が歩いていなかった時に放たれた光を見られるだけでも
ロマンを感じます。

最後にタイトル画像のように月と惑星の接近が10月10日にもありました。
こちらは沈みかけた金星に近づいたものです。この日は曇っていましたが金星が沈む少し前に雲が切れだして、
三脚と70-200mmレンズをつけたZ7を自宅の北側に設置して撮りました。
焦点距離125mmで、地上の木々を入れる構図にしました。
月、金星、アンタレス

月齢3.6日の細い月の右下に見える明るいオレンジ色の星が金星です。
月の下の方、やや左にある星がさそり座のアンタレスです。

今月はすでに上弦の月を過ぎたので暗い天体には向きませんが、今月の後半は明るめの天体を撮ったり、機材テストを
しようと思います。
Posted at 2021/10/16 14:20:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味
2021年10月09日 イイね!

先週末の山歩き。

先週末の山歩き。先日の関東地方での地震、みんともの皆さん、被害は無かったでしょうか?
私の知人は大したことはないと言っていましたが、震度5強というと、
かなりの揺れだったかと思います。

8月後半からの梅雨のような秋雨のような天気が続いたのは何だったのか?
というような晴れる天気が今月になって続いています。
山野の草花もすっかり秋のものに入れ替わっていて、それらを見に行こうと、
2日の土曜日の朝はサイクリングではなくて天山を歩いてきました。

タイトル画像はその山頂での1枚です。雲が無くてよく晴れていますね。
ただ、日中は30度を超える真夏日が続いていて、日陰のない山頂付近は
朝のうちに通過できるように早めに出ました。

いつもはサイクリングで寄る登山口の駐車場には先客が2台。
恐らく満車になりそうな天気なので、隅にLEADを停めて登山口から入ります。

最初の杉林の間を登る道は冷んやりとした朝の空気が心地よいです。
足元には秋の野草がたくさん咲いています。
アキチョウジ。
アキチョウジ

そろそろ見納めのシギンカラマツ。
シギンカラマツ

視界が開けた後、山頂へと岩場を登ります。
風景はズームレンズの広角側を使いますが、今回はまず、野草の花を撮った105mmマクロレンズで切り取るような
構図で。
筑後川の河口です。かなり霞んでいますね。
中央を流れる川は、バルーンフェスタが開催されている嘉瀬川です。今年は期間を短くして開催されるそうです。
霞む筑後川河口

福岡との県境にある脊振山。天山より9mだけ高い山です。
脊振山

有明海越しに雲仙。低い所に雲が残っています。
右手前の煙は収穫が終わった水田での野焼きの煙です。有明海の海岸近くをよくみると、海苔の筏が見えます。

多久市街と奥に武雄市街です。中央付近に見えるのは、2つの市を結ぶ長崎自動車道です。
雨山から多久〜武雄

ズームレンズの30mmで、佐賀平野全体を。
最近は晴れても山が白っぽく見える霞んだ天気で天体写真がはかどっていません。
天山から佐賀平野

有明海を正面に24mmで。
有明海、雲仙

お目当の秋の野草の花を探して山頂付近を散策しました。
毒々しいタンナトリカブト。
タンナトリカブト

マツムシソウ。そろそろ終盤です。
マツムシソウ

アキノキリンソウ。
アキノキリンソウ

まだまだ数は少ないですが、リンドウが咲き始めました。
リンドウが終わると、春以降続いた野草の花のシーズンも幕を閉じます。
リンドウ

ムラサキセンブリ。この日のお目当はこの花でした。場所ごとに微妙に色が違います。天山山頂付近のもの。
ムラサキセンブリ@天山

東西に長い山頂を散策した後は、一旦岩場を下って、お隣の雨山へと登ります。
雨山への登山道の途中で咲いていたムラサキセンブリ。こちらの方が色が薄めです。
ムラサキセンブリ@雨山

せっかくのマクロレンズなのでローキーでアップにして。
ムラサキセンブリ

山頂からは西側の展望がひらけています。
大規模な棚田がある八幡岳。
雨山から八幡岳

伊万里湾。
雨山から伊万里湾

先ほどまでいた天山。
雨山から天山山頂

雨山から佐賀平野を。
雨山から佐賀平野

雨山からは来た道を下らずに、別のルートから西の方に下ります。
その途中にムラサキセンブリが群生している場所があるので。
雨山のものより少し紫が濃いめです。
ムラサキセンブリ@下山中

まだ蕾のものが多く、この週末くらいが見頃です。

この道を下り切ると、サイクリングで通る舗装された林道に出ます。そこをテクテク登山口まで歩きます。
10時を過ぎた頃で気温が上がってきて、様々な蝶が飛んでいました。
もっとも長いレンズでも105mmでしたので、なかなか寄れませんが、DXクロップでアサギマダラを。
アサギマダラ

距離は6kmほどと短くて運動になりませんでしたが、秋の野草を堪能できました。


そして翌3日の日曜日のお話。
涼しいうちにと、午前中は観測室の赤道儀をバラして整備をし、午後から樫原湿原へ。
そのお目当は、今の時期に見られるトンボです。
湿原で見られる花は、以前から咲いているサワギキョウが次第に減って、アケボノソウが見頃でした。
アケボノソウ

5枚の細い花弁の先の方に黄色の蜜が付いていてアリがよくやってきます。
たまに4枚や3枚の花弁の花も見られます。
アケボノソウ-4枚花弁

ちらほら咲き始めたウメバチソウ。
ウメバチソウ

そしてお目当のオオアオイトトンボ。湿原近くの木道の傍にいました。
ウメバチソウ

いつもは湿原から離れた林の近くで見かけるのですが、今年は個体数が多く、例年見られない場所にもいました。
林に行く途中で「赤トンボ」を見かけました。まずはマユタテアカネ。
マユタテアカネ♂

ヒメアカネ。
ヒメアカネ♂

そして例年見られる場所にいたオオアオイトトンボ。
オオアオイトトンボ♂-2

湿原シーズンは、花はリンドウ、トンボは上の赤トンボやオオアオイトトンボが最後になります。
足繁く通った湿原も今月いっぱいか来月の初旬までです。


Posted at 2021/10/09 21:08:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山歩き | 旅行/地域
2021年10月05日 イイね!

9月の星撮り --- 例年になく不作でした。

9月の星撮り --- 例年になく不作でした。5月以降、6ヶ月連続で新月期の天気が悪い日が続いています。
星撮りを始めてこんなに出動機会が少ないのも初めてです。

タイトル画像は前回の星撮りブログであげた「象の鼻星雲」の写真です。
初めてN.I.N.A.という天体撮影ソフトとZ 6II(改造機)のテストがてら自宅で
撮影したものでした。
9月も機材テストや試し撮りばかりでした。

9月8日は途中で曇る予報でしたので、Z 6IIとカメラレンズ、しかもズームレンズ
でどれだけ撮れるのかのテストをしました。
これまで、ニコンのZマウントの14-24mm F2.8S、24-70mm F2.8Sの
開放が使い物になることを確かめてきました。
特に広角になる程、コマフレアといって周辺の星像が羽を広げた鳥のように
円周方向に沿って伸びる現象が起こるのですが、14-24mmは広角端・開放でも
ほとんど見られない優れたレンズです。

今回は70-200mm F2.8Sのテレ端・開放を試しました。
対象ははくちょう座の「サドル」(十字に並ぶ星の中心)周辺の星雲(IC1318)です。

下の画像は200mm開放でテスト撮影した写真をLightroomで開いてレンズ補正を切った時のスクリーンショットです。


星空を撮ったことのある方なら見られたことがあると思いますが、星の周りが紫や緑に着色することがあります。
これが色収差で絞る(レンズの周辺からの光を減らす)と改善することがありますし、Lightroomではレンズプロフィールを使うか、手動でこの色収差を低減できます。開放がF1.4やF1.8のレンズでも
コマフレアや色収差を抑えるためにF2.8以上に絞ることもあるので、ZマウントのF2.8ズームは、開放(F2.8)の素の状態で
これなのでかなり優秀だと思います。
他メーカーのミラーレス用レンズは試したことありませんが、最近の大径マウントのレンズはこんな感じなのでしょうか。

今回は30枚セットしていましたが、途中で夜露が酷くなって13枚しか使えませんでした。合成すると下のようになります。
IC1318_2021.09.08

その翌日、翌々日は晴れる時間帯が長かったので、タイトル画像の星雲の中の「象の鼻」の部分をアップで。
これまでで最大の2000mmの焦点距離で撮りました。
ElephantTrunk_2021.09.09

象の頭の暗い部分では星が活発に形成されています。比較的長時間、地平線の上にあって観測できるので、
天体屋さんの研究対象にもなっています。
9月のまともな天体写真はこれだけでした。

最後に、月が明るい24日にはくちょう座の「まゆ星雲」(IC5146)を撮りました。この星雲から暗黒帯が続いている
ので、それが入るような構図にしました。
赤い水素の光を出す輝線星雲とその周りの淡く青白い反射星雲が組み合わされた星雲ですが、反射星雲の部分は
露出不足で写りませんでした。上の象の鼻星雲と同じ機材を使いましたが、シーイングが悪くガイドも不安定でした。
IC5146_2021.09.24

今現在(10/5 20:00)、自宅で天体撮影をしているのですが、晴れているものの見える星の数が少なく、
ガイドグラフがギザギザと安定していません。
今月の星撮りでは成果が出ることを祈ります。
Posted at 2021/10/05 20:02:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味
2021年10月03日 イイね!

野草を求めて...の予定で、林道ツーリング。

野草を求めて...の予定で、林道ツーリング。久しぶりに晴れが続いた先週日曜(9/26)のお話です。

今の時期だけ見られる野草の花を見に、朝からリードで出かけました。
日中は30度を越えますが、朝のうちは20度ソコソコの涼しい気候です。
行き先は標高500mほどの未舗装の林道で、バイクを停めて歩く予定でした
のでトレッキングシューズを履いて出動しました。

林道の入口には登山者用に車が3台ほど停められるスペースがあり、そこに
置こうとすると、林道の様子が去年と変わっています。
去年は草むした土の林道でしたが、入口から新しく砂利が敷かれて轍が見えます。

バイクで行ける所まで行こうと、林道に入って見ると、お目当の野草の所まで
は難なく通行できました。

その野草とは、林道などでよく見られるツリフネソウという赤い花が
あります。
ツリフネソウ

その仲間で黄色の花をつける「キツリフネ」という花です。
上のツリフネソウのようなドギツイ赤ではなく、花の大きさも一回り小さく、上品な黄色の花です。
キツリフネ-3

林道の入口から1kmも行かないうちに群生地があります。


去年までは道の真ん中にも咲いていましたが、前出の通り砂利が敷かれているので、道の両外だけです。
こんな道が2kmほど続きます。

ツリフネソウより細身です。
キツリフネ-2

去年は歩きだったので途中で引き返しましたが、今回は兎も角、行けるとこまで。
夏の大雨のせいで、砂利や土が流れた
跡がありましたが、ゆっくり慎重にラインを選んで進みます。


この狭い林道は、終点と思われる場所で広い作業道に出ました。その作業道も山を切り開いて作ったので、
両側に野草の花が見られます。秋の定番、アケボノソウ。
アケボノソウ

そこからアップダウンを繰り返し、かなりの距離を走って見晴らしの良い場所を通ります。タイトル画像はそこでの1枚です。
眺望はこんな感じ。YZで走ると楽しそうな場所です。


植林して年月が経っていない杉の間からススキが伸びています。


奥のアンテナは電波時計用電波の発信局のものです。
この後、ゲートがあってバイクは何とか通られましたが、車は無理ですね。
広い作業道には数多くの支線があり、その入口には重機が置かれていたので、平日は伐採・搬出作業をしているのでしょう。
作業道を出てから下ると、よくサイクリングで通る舗装林道に出ました。

帰りに七山で新米を仕入れて、樫原湿原に寄りました。
久しぶりでしたが、前回も咲いていたミズトンボが一輪だけ残っていました。
ミズトンボ

それ以外はすっかり秋バージョン。
ツルニンジン。
ツルニンジン

ツルリンドウ。
ツルリンドウ

ノダケにいたキアゲハの幼虫。
キアゲハの幼虫

トンボもすっかり秋の「赤トンボ」に代わっています。
ヒメアカネ。
ヒメアカネ

マユタテアカネ。
マユタテアカネ

湿原を後にして、この日の締めで、またまたツリフネソウを見に寄りました。
アルビノのツリフネソウが咲いている場所へ。
完全な白というより、赤い色素が少なめといった感じです。
ツリフネソウ-アルビノ

今週も別の秋の花を見に山を歩いてきました。そちらの話はまた後日。
Posted at 2021/10/03 20:28:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイクツーリング | 旅行/地域
2021年09月26日 イイね!

最近のサイクリング。

最近のサイクリング。ここ2週間ほど趣味関係のネットから少し遠ざかっていて、みんカラの
ブログの更新も23日ぶりになります。

いつも通りサイクリングや山歩きはしていたのですが、台風が来たりで
天気ばパッとせず、撮った写真も今ひとつで現像せずに放置していました。

今年は地元のヒガンバナの名所にも出かけず、先ほどみん友の皆さんの
ブログで綺麗なヒガンバナのお写真を拝見して満足してしまいました。

さて、少し時間を遡って台風通過後の18日土曜のお話から。
タイトル画像はその時の1枚です。台風一過で曇りから晴れるとの予報でしたが、
山の上半分はどっぷり雲の中。
最高気温が30度を越すとの予報だったので、これはこれで涼しくて助かる
のですが、風景は楽しめません。

自宅をスタートして最短コースで天山に登りました。
やはり半分を過ぎた所でガスってきて、霧雨になります。
台風の風は強くなかったので、いつもより枝や葉っぱが散乱していませんでした。
杉林の中を登っているときに、短時間だけ薄日が差し込みました。
木漏れ日

この後はタイトル画像の登山口までずっと霧の中。
景色はサッパリなので、林道に咲く花を。そろそろ終わりのサイヨウシャジン。
サイヨウシャジン

今が見頃のタンナトリカブト。この時は咲き始めでした。
タンナトリカブト

天気が回復しないので、そのまま下って厳木ダムへ。
ここまで下ると青空が見えてきました。
厳木ダム

平地はすでに30度近い気温で夏のような日差しでした。

そして昨日25日のサイクリングです。
最低気温が20度以下になり、朝は涼しくなったので久しぶりに平地基調のサイクリングにしました。
行き先は有田町。帰りに、先月の大雨で水害のあった武雄-大町を通るルートにしました。
往路は伊万里に続く県道を通り、武内町・山内町経由で有田へというルート。
棚田とヒガンバナを見ていなかったので、その途中にある「平野の棚田」に寄ることにしました。
今はトンネルが開通して利用者が減った女山峠の旧道を登り、峠の先から狭い急坂を登ります。
棚田の最上段へとコンクリート道を進みましたが、稲刈りも終わってヒガンバナは見られませんでした。
せっかくなので、八幡岳をバックに1枚。
平野棚田越しに八幡岳

巻雲が見えていて、すっかり秋の空ですね。
県道に戻って若木町に下り、「大楠」に寄ります。
若木の大楠

樹齢3000年の歴史を感じます。
大楠の幹

その後は武雄市街の北に位置する武内町の田園地帯を西に向かって走ります。
途中でヒガンバナが残っていたのでパシャり。この辺は稲刈りも遅いようです。
この頃から雲が広がってきました。
武内町のヒガンバナ

有田に入る前で、黒髪山系を。岩肌が見えるゴツゴツした山の形がこの辺の特徴です。
この山が南(写真の左)で終わるところに有田町があります。
有田で最初に寄ったのは、いつもの「泉山磁石場」。有田焼の原料が掘り出されていた場所です。
泉山磁石場

そこから市街地へ向かった下ったところにある大イチョウの木へ。
有田の大公孫樹

コンデジのワイド端では収まりません。紅葉の時期はこの葉っぱが全部黄色になります。

有田を後にして国道35号で武雄まで。そこから34号で佐賀に向かいます。
JR武雄温泉駅から1kmほど東に行くと水害の跡が見られます。
営業せずにシャッターを半開きにしている店や窓など全開の店が何軒か。
駐車場の広い大型店舗は通常通り営業していました。武雄北方ICから大町の間が最も酷かった所で、
戸や窓を開けて虫干ししている店、看板を下ろしてしまった店が見られました。
地元では有名なちゃんぽん屋の本店があり、テーブルなどを外に出していましたが、今後も続けるとか。
新し目の店や家屋は少し高くして建てられているようで、そうでなければこの地では生活できませんね。

この後は向かい風の中を遅めのペースで走って正午前には帰宅しました。
Posted at 2021/09/26 20:49:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | サイクリング | 旅行/地域

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ここ数年、年間走行距離が、自転車>オートバイ>自動車(>>徒歩)、となっています。 高齢になって、少しずつ割合が変わりつつありますが、健康にバイクや車に乗れる...
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