航空機の顔

こんにちは！！

B3ネタなんで現われました！！（笑）

レドームのラインですが、これは『Lightning Diverter Strip』といいます。
737には6箇所、取り付けています。
効果はご存じの通り、ライトニングストライクの際の放電用の為ともう一つあります。
胴体とレドームに電位差が生じないようにする為のものでもります。
レドームは一番帯電しやすい箇所でもあります。

ちなみにこのStripは一箇所何らかの理由で欠損した場合、MEL/CDLの適用は出来ません。
完全に飛行不可です。
しかし、航空会社の基地空港でも無く、部品も無い場合は、欠損した側の対角線上のStripも取り外すという荒業をすると飛行可能になります（笑）。

一つ欠けると何故飛べないのかというと、レドームの中にはWXレーダーの他に、ローカライザーアンテナとグライドスロープアンテナが有ります。
このローカライザーとグライドスロープの受信感度が著しく悪くなるから飛べなくなるそうです。
対角線上も無くすというのは電位差の関係でしょうね。

ウインドシールド（コクピットウインド）の前の10個のボルテックスゼネレーターはこの前も書きましたが、Noise reduction効果の為です。
737のデザイン上、ノイズが発生するので、消音の為です。

Pitot tubeの下の黒く鋭いのはご察しの通り、AoAセンサーです。
左右一つ、計2つ付いています。

A320の赤四角形のマーキングされているのはStatic port（静圧口）ですよ。
B737NGでは派手にcationが書かれていませんが、どの機種も、

　　　　 STATIC PORT
DO NOT PLUG OR DEFORM HOLES
INDICATED AREA MUST BE
　 SMOOTH AND CLEAN　
と書かれているはずです。定番の文言なんで。（スペル間違ってたらすみません。）

こんばんは。

詳しい情報有り難うございます。

やはり、その機体のノウハウが至る所に生かされていますね。

確かにILSのアンテナが無いなとは思っていました、レーダーレドームとは思わなかったです。

あのボーテックスジェネレーターはボーイングのあの顔であれば、有ると言うことでしょうか。

消音のために有るとは思わなかったです。

やはり、静圧センサーでしたか。

ピトー管が小さいので、もしかしたらとは思っていました。

再度失礼します。

ちなみになんですが、737のキャプテンシート側の左から二枚目のウインドシールド（コクピットウインド）の下にあるのは、非常口ハンドルです。←外部から開ける為のハンドルです。
分かりにくいですが、面積が大きいほうがカバーになっていまして、カバーを押したら、小さいほうがハンドルになって引っ張れるようになっています。引っ張ると開きます。

このウインドシールドはスライド式に開きます。地上にいる時はいつでも開けれます。
このウインドがあれば737でドライブスルーも行けますね（笑）←アメリカンジョークです。

分かりにくい説明、失礼しました。

こんばんは。

なるほど、エマージェンシーエキストでしたか。

やはり、ボーイングはボーイングなりのノウハウがありますね。

こんばんは。連投失礼します。

10個のボルテックスゼネレーターは現在製造されているBOEING機では737だけかと思います。

777や787には無いですし・・・。

同じ顔の720や707、727等は、付いている機体と無い機体が有ると聞いた事があります。どの時期の機体かは全く不明ですが・・・。

不確かな情報ですがお役にたてれば・・・。

こんばんは。

そうですか。

と言う事はB737オンリーかもですね。

ただ、ボーイングは良い顔をしていると思いますよ。