2011年01月31日
先日、川崎重工岐阜工場においてXC-2 2号機は初飛行しました。
この2号機は噂にあった制空迷彩を施していますね。輸送機で制空迷彩はあまり聞いた事がありません。
そしてこの2号機には自己防御対抗デバイスと空中給油システムにミサイル警報装置をあらかじめ搭載している部隊運用に近いコンフィギュレーション仕様となっています。
それにしても相も変わらずテイクオフは軽々ですね。ノーズギヤがリフトオフした瞬間にはメインギヤのリフトオフ。フラップはこれまたそんなに下ろしていないようです。角度は10度くらいでしょうか。確かにペイロードは軽いコンフィギュレーション状態ですからテイクオフも余裕のよっちゃんでしたね。
それにエンジンサウンドが良いですね。聞いた瞬間、GE製CF6-80C2だとすぐ解ります。当時はこのCXのエンジン選定はGE製CF6、PW製PW4000シリーズ、RR製TRENTと有りましたが、私的にはGE製CF6を選んで正解だと思います。やはり運用実績、高信頼性、低コスト、良好な整備性、良好なレスポンス、スロットル操作など運用面、整備面、補給面、全てにおいてバランスが良いのは特筆モノです。航空機の性能もそうですが、航空機未来の運命はエンジンが握っていると言われています。
操縦系統はフライバイワイヤですから飛行中でも実に安定したフライトですし、着陸体系でファイナルアプローチでも機体の揺れ、ブレが見られません。この時期、岐阜は西風が強いはずですから、それを考えれば合格点ですね。ただ、タッチダウンポイントが少しオーバーシュート気味だったのはご愛敬でしょう(笑)
それにランディングしてから主翼上のグランドスポイラーが一斉に上がるシーンで思ったのは、かなりスポイラー面積が大きいようです。やはり機体重量が有りますからね。機体重量増に対する措置でしょう。
これから川崎重工から空自の手に渡り長い試験が始まりますが、スケジュール通りに進んで欲しいですね。
それにこのXC-2を欲しがっている国は多いでしょうね。諸外国からかなり注目されているのはあまり知られていません。
Posted at 2011/01/31 21:06:16 | |
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2011年01月31日
今月は雪がたくさん降ったため、そんなに走っていないだろうと思っていましたが・・・
やっぱり、かなり走っていますね(笑)
Posted at 2011/01/31 19:17:35 | |
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2011年01月31日
この冬一番の寒気の影響でこちらも積雪になりました。
そこで昨晩の夜で外気温度が氷点下2.5℃だったので明日の出勤のため、早めにスノーネットを準備し装着。
今朝、起きてみたら案の定、路面はアイスバーン状態。国道はスロースピードで走っていて混雑すると判断しいつもより早めに出勤しました。途中、職場の先輩を同乗させいざ職場へ。
あと5分くらいで職場に到着する場所で対向車のトレーラーの動きが何かおかしい・・・と思ったらいきなりトレーラー部がジャックナイフ現象を起こし、真っ向にこちらに突進してくる!!!!
ここで急ハンドル、急ブレーキは禁物なので最大トラクションを掛けながら加速してなんとか避ける事が出来ました。マジ、危なかったです(-_-;)
運良くトレーラー部がセンターラインの居眠り防止の為のバイブレーションにタイヤがグリップし、そこでトレーラー部が一旦収まったのが幸いでした。もし、そのバイブレーションがなかったら、レガくんの右側はごっそり持って行かれたでしょう。
助手席の先輩は「死ぬかと思った・・・」と一言。アイスバーン状態の路面で夏タイヤでしかもトレーラーですから滑るのは目に見えていますね。
これだから雪の日は貰い事故が怖いのはこういう事があるからですね。
そういえば、天気予報で言っていましたがこちらでの寒さは36年振りだそうですよ。道理で寒いと思った。
Posted at 2011/01/31 19:14:09 | |
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2011年01月30日
ただいま、こちらは氷点下2.5℃です。
明日の朝は冷え込むのと先日から降った雪が道路上、アイスバーン状態だと思われますので早めにスノーネットを準備し装着しました。
こちらは積雪が無くてもブラックアイスバーンが一番怖いのです。
今日も日中は氷点下でしたので、あちこちで自爆事故を目撃しました。
備えあれば憂いなし。ただ、貰い事故も怖いですね。
Posted at 2011/01/30 23:14:13 | |
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2011年01月30日
映像はMAPO MIG-29フォルクラムです。
開発はSU-27とほぼ同時期なので機体デザインはよく似ていると思います。それもそのはず、旧ソ連TsAGI(中央流体力学研究所)で検討した結果、双銅型、双垂直尾翼、短形ランプ型空気取り入れ口を主翼付け根延長部の下に設置するという結果を踏まえSU-27とMIG-29は開発、実用化に成功しました。
旧ソ連空軍は前線運用が第一に考えられ不整地でも離着陸出来るように設計されました。しかし、SU-27とMIG-29は胴体下に空気取り入れ口が有るためFOD(Foreighn Object Damage:異物吸入によるエンジン損傷)になりやすい為にウルトラC的なデバイスで見事対処しています。それは空気取り入れ口をあらかじめ閉めてしまいます。じゃあ、どうやって空気を吸入するか?それは胴体上部にそれ専用の空気取り入れ口のスリットが有りそこから空気を吸い込んでいます。
映像では00:21秒あたりでMIG-29がエアボーンしたと同時に空気取り入れ口の中のベーンが開いていくのが解るでしょうか?また、02:29秒でタクシー中に空気取り入れ口が閉まっているのが確認出来ると思います。その後の映像でコクピット右下に何重のもスリットが確認出来ると思いますがそこから空気を吸い込んでいるのです。ここで問題。MIG-29のエンジンはクリモフRD-33ターボファンなんですが、ターボファンエンジンは空気の乱れには非常に敏感なエンジンです。今の戦闘機はほぼ空気取り入れ口からエンジンまでストレート構造になっています。そうしないとエンジン・ストールスタグネーションやフレームアウトなど、エンジン停止する事態になるのです。
しかし、このMIG-29の奇抜なアイデアはエンジン停止することもなく実用化しています。もしかしたらロシア製ターボファンエンジンは空気乱気流に対し対抗策が有るのかもしれません。
また、ノーズタイヤにはFODにならないようにマッドガードが付いています。世界広しといえ航空機用タイヤに泥よけが有るのはロシアくらいです。
因みにSU-27フランカーにも実はエンジンFOD対策が有るのです。エンジン始動と同時に空気取り入れ口内に網のような鉄格子が上がり異物吸入を防いでいます。
時々、ロシアはとんでもない奇抜なデバイスを開発、実用化するのは驚きますし、そのアイデアが採用されるというのも珍しいお国だと思います。
Posted at 2011/01/30 20:35:13 | |
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