2019年04月23日
2代目政府専用機初の公式フライト
現在の政府専用機である、ボーイングB777-300ER型機での初の公式フライトが安倍首相欧州訪問により実施されました。
よくこういう声がありますが「B777型機は古いので、何故、B777Xを選定しなかったのか」です。いろいろ理由はありますが、B777の初飛行は2003年だったと思われますが、決して古くはないこと、それに運用実績がありETOPSも最高ランクであり、主要空港のインフラでも航空機整備等が出来る点があります。それに航続距離が約14000kmもありコストも少ない事ですね。
あくまでの政府専用機ではありますが、諸外国に住んでいる邦人救出に関しても、より多くの人員輸送が出来る事があります。意外に知られていませんが緊急時には日本国民も搭乗出来るようになっています。
また、B7777Xは未だに開発中という事もあり、機種選定には時期尚早だった言う事ですね。仮に同機を採用すれば開発段階で出なかったプロブレムが発生し、新機種独特な問題があると「飛行停止」にも繋がる恐れもあります。絶対的に飛ぶ事が前提である政府専用機では、これについては回避しなくてはならかった事情があります。
運用は先代のB747-400型機と同じ、航空自衛隊特別航空輸送隊第701飛行隊ですが、整備に関してはANA HDに委託されています。航空機搭乗員も同様です。
コールサインは平時では「シグナス」だと思いますが、搭乗するVIPによってはコールサインは変わります。
それを聞くのも良いかなと思います。なかなか聞いた事が無い「コールサイン」です。
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Posted at
2019/04/23 20:36:27
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