2023年08月15日
ラリーペースノートの書き方と読み方
ラリーカーではペースノートは絶対ですが、実際に事前にFIAから「SS」のコースを簡略図をチームに渡し、それをレッキでドライバーがターン角度、速度領域、ターン右か左かを読んで、それをコドライバーがペースノートに書きます。
ペースノートの書き方に関してはコドライバーのやり方もあるし、読み方も母国語で読み上げるコドライバーや勝田選手にように英語でペースノートをアーロン・ジョンストンが読んで聞くこともあります。日本人ラリードライバーは日本語よりは英語の方がラリーカーを走行する場合は英語の方が良いかもしれません。
JAFが主催する全日本ラリー選手権では日本人同士でも英語でペースノートを読む組も居ますし、日本語で読む組もあります。ただ、ラリーカーは走行していますので、英語の方が聞き取りやすい面はあると思います。動画のコドライバーは元セバスチャン・オジェのイングラシアですが、互いにフランス人なので読みはフランス語です。
中にはフィンランドのユハ・カンクネンはズーッと英語でしたね。まだ、ピロネンが脳溢血が倒れるまでも、多分、英語でしていると聞いた事がありますが、そのピロネンの後継者にイングランド出身だったかな?ニッキー・グリストが担当していました。ニッキー・グリストは別名、優勝請負人と言われるくらいコドライバーでは、かなり優秀でしたね。
で、コドライバーは、どの時点でペースノートを読むかと言うと、ほぼ、二つか三つ前くらいの「SS」のコース状況を読みます。ドライバーはそれを信じて「フラットアウト」(全開)にします。だから、とてもじゃないですが、余程、コドライバーに信頼度が無ければフラットアウト出来ないと言う事になります。ラリー2クラスには女性のコドライバーのヨンネさんがいますが、かなり「五月蠅い」(失礼)です。ただ、声はよくドライバーに聞こえるので返って良いかもしれませんね。
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Posted at
2023/08/15 23:15:21
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