2020年12月16日
まあ、いろいろと時間が掛かる事があると思いますが、航空機でも、このロッキードマーチィン社製U-2Rドラゴンレディは別格でしょう。
何しろ、滑走路に着陸するだけでも大変なパイロットのスキルが必要な事以上に無事に着陸しても自力で動けないという、なんか、いろんな意味で「アメリカだな~」と思わせる事かと思います。
まあ、動画でも分かるように主翼にぶら下がって、一生懸命していますが、実はU-2Rは「ポゴ」という補助輪を外部から付けないと自力で自走も出来ないのです。まあ、理由は「運用上必要ない」からです。逆に離陸時は機体が空中に浮けば「ポゴ」が外れ、それを回収するという、まあ、当時のロッキードスカンクワークスメンバーだった「ケリージョンソン」らしい設計ではありますね。
何故、こんなに主翼面積が大きいかと言うと、動画でも運用高度が書いてありましたが、約2万メートルなので、その分、空気密度が低く、それを補うために、それだけの主翼面積でないと揚力が発生出来ないからですね。まあ、なんとも、お疲れさんな航空機です。
元々、U-2は今から50年前に配備された航空機で今のCIAが関与していると言われます。それだけ秘匿性の非常に高いミッションでもあります。そのためにセキュリティはかなり厳しく、まず氏名、年齢、人数は開示されず、動画でも宇宙服のような与圧服を着せるために救命装備員の氏名すら画像加工されるくらいです。これが冷戦当時ならば、関係者すら開示する事は無いですね。
ですが、平時に於いて平和を維持するには、U-2Rはどうしても必要な航空機でもあります。それだけ、U-2Rの情報収集性は高く、まだまだしばらくの間は飛び続けると思います。
Posted at 2020/12/16 20:34:43 | |
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ミリタリー | 趣味
2020年12月16日
今朝は今シーズン一番の寒気の南下で北部九州も雪が降ってましたね。クリスマス前に雪が降るのは何年振りでしょうか?
まあ、仕事を終えてカローラツーリングで自宅に帰っていましたが、案の定、雪が降っており対向車のナンバープレートが雪で隠れるくらいでした。
で、ある程度、走行しているとレーダークルーズコントロールの一部機能が発揮しない。前車とは一定間の距離を維持する機能が不能となりました。これはもしかして、レーダー波は送受信が出来ないのではないかと思いコンビニに入り、レーダー波を送受信すると思われる、カローラのオーナメントに雪が付着して凍結してましたね。(写真参照)
「これが原因か」と思い雪を除去したら問題無し。やはりでしたね。ただ、トヨタクルーズコントロールはミリ波レーダーなので「雪」という媒体でレーダー波が送受信出来ない状態だったと思いますが、ミリ波レーダーならば、今や軍用レーダーの一部はミリ波レーダー(AH-64Dロングボウアパッチのレーダーはミリ波レーダーです)ですので、ちょっとやそっとな媒体には強いはずなんですが、出力が弱いのか受信感度が弱いのかは分かりませんが、雪という媒体がレーダークルーズコントロール機能の一部を阻害し、それを確認出来たのは当方としては良かったと思います。
レーダーというのは波長が非常に小さく、周発数では「Ghz」帯とか言われていますが、ミリ波レーダーの波長は「Mhz」帯と思われるので、少しの水等には波長が長いのでレーダー波を透過出来るので問題無いと思っていましたが、自動車用ミリ波レーダー波はそうでも無かったようです。多分、出力がかなり弱いのでしょう。0.5Wも無いんじゃないですかね?それか、それ以下でしょう。そうでないと総務省への申請も通過出来ないでしょうから。(原則的に電波を出すと言う事は総務省への免許申請が必衰ですが、特定小電力トランシーバーは免許申請は必要ありません、出力が弱いですしチャンネルも決まっていますからね。と言う事は、レーダークルーズコントロール式であれば、本来であれば総務省にオーナーの方々が個々に申請する必要性があるのでメーカーとしては、そんな事は出来ないので出力が弱いと断言出来る根拠はここにあります)
やはり、こういう場面でもスバル・アイサイトには負けますね。光学式とは言え、実績がかなりあるので、そのノウハウの蓄積は大きいと思います。ただし、今度のスバル・レヴォーグVZ型のアイサイトXの開発、製造元はドイツ製(多分、ボッシュ製?)です。それまでは日立オートモーティブ製です。
だから、雪国とか雪が降る局面では、こういう事態も起こりえると認識した方が良さそうです。
Posted at 2020/12/16 16:04:57 | |
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