2022年04月16日
侵攻が始まって未だに制空権を握れないロシア軍、これは戦況としては不利ではあります。現代戦はまずは制空権を確保しないと時間と人員と物量を長距離を短時間で輸送する。この繰り返しを行うにはセーフティゾーンたるコリドー(回廊)を構築せねばなりません。
で、実はロシア空軍の戦闘機パイロットのスキルの差ではないかと言われていますが、ある意味、事実です。これは年間飛行時間を比べれば分かります。これは各国空軍によって一年間はこの時間は飛行しなさいでないとパス(技量)出来ませんよとなります。つまり「クビ」ですね。
例えば、航空自衛隊の戦闘機パイロットの飛行時間は約200時間は超えていますし夜間及び計器飛行審査もあります。つまり、航空教育部隊から航空総隊隷下の飛行隊に配置されると、まずはウィングマン資格所得から始まり、晴れてウィングマンとなり、次はエレメントリーダー(二機編隊長資格)、次はフライトリーダー(四機編隊長資格)、そしてマスリーダー(五機以上編隊長)となります。ですが、マスリーダーになるには階級が「三等空佐」以上となります。ですが、転勤等もありますし、昇任すれば管理職パイロットもいますので、その技量維持の年間飛行時間と夜間及び計器飛行審査もあります。通称「計器飛行審査」を「－4C`K」と言います。この審査もパスしないと飛行資格は失効します。だから、三沢、入間、春日(板付)、那覇の各基地には方面支援飛行隊があります。主に連絡用ですが、その管理職パイロットの技量チェックを行う事もあります。それで搭乗するシップが無ければ、各飛行隊のT-4で審査を受けます。時には「航空総隊司令官」や「航空幕僚長」が各基地に視察する時は高級幹部がパイロットであれば、自ら操縦桿を握り飛行時間を稼ぎます。デスクワークが多いですからね。やはり、自分で操縦したいのでしょう。
話はそれましたが、ロシア軍が制空権を握れないのは、ウクライナ空軍戦闘機パイロットのスキルが高いからですね。これは2018年に「クリアスカイ」訓練でUSAFE(欧州米空軍)がF-15CとF-15Eでドッグファイト(ACM)の訓練を行い、1VS1ではなく、2VS2や4VS4やAWACSサポートにおける組織戦闘訓練を行った結果でもあります。また、運用機がMIG-29とSU-27ですが、単機ならば、その戦闘機の性能で勝敗がつく。だが、多数機たる組織戦闘ともなると、これまで米空軍で培った戦法を伝える訓練でもあります。また、AWACSサポートの訓練も同様です。やはり、今回のウクライナ侵攻でNATO(OTAN)のE-3AセントリーAWACSは常にポーランドとベラルーシ国境付近の上空を飛行しているのが確認出来ますので、そのサポートはかなりのアドバンテージですね。また、スウェーデン空軍ガルフストリームEL/W-2085型機と思われる、AWACSがほぼ毎日、ポーランド上空を飛行していますが、スウェーデン空軍は確かにガルフストリームは運用していますが、このEL/W-2085型機に関しては運用していないのです。もしかしたら、イスラエル空軍からリースしていているのかもしれません。
現代のドッグファイトはSEP(余剰推力)がかなりのウェイトを占めています。いかに運動エネルギーを維持することにより、敵機を撃墜できるポジションを確保するかに掛かっています。MIG-29とSU-27もSEPは1.0を超えているので、そのエネルギーを上手く活用するかが課題です。そのノウハウを「スカイクリア」訓練で会得したので、ロシア軍が制空権を握る事が出来ない事情かと思います。ただ、機数が少ないのですが、スロバキアがMIG-29を供与するような話がありますので実現できれば良いですね。
Posted at 2022/04/16 20:40:29 | |
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ミリタリー | ニュース
2022年04月16日
インテル12世代CPUの「ALDER-LAKE」はソケットがLGA1700なので四角形と言うより長方形と言った方が早い。だが、それがネガティブな面が出て、M/Bの取り付けた時に2点しか押さえていないので、自然的にCPU筐体自体が反ってしまうことになり、その反った分が冷却面積を小さくし「爆熱」を引き起こす事になったのが問題。
だが、M/Bメーカーは、その対策も実施せず、インテルは何か対策を講じるのかと思ったら動画の通りです。まあ、インテルは米国のメーカーですので、明らかな問題が定義されなければ対策等には動かないと言うか、そもそも「自分が悪い」というフィソロフィーは無しに等しい。で、M/Bメーカーも台湾製が殆どなので、インテルから指示されないと、これまた対策には講じないメーカーでもある。
まあ、そもそも、PCパーツ業界なんか「買った奴が悪い」と言う、悪しき習慣があるので仕方ないと言えば仕方ない。日本人から見れば「リコール」に準じたプロブレムならば、例え、PCパーツでも対応策は講じ、パーツも交換出来るメリットはあるがコストが高い。だから、そういうコストと言う轍を踏みたくないインテルとM/Bメーカーからすれば、「だったらグリスをもっと塗れば問題なしだから熱暴走問題にもならない」と勝手に決めつけるのがPCパーツ業界のデフォルト。だから、インテルはイヤなんだよな。
本当はCPUも日本製を造って欲しいのだが、米国議会から、多分「スーパー301条」を持ち出して、OSである「TRON」と同様な事をして「Windows」を世界的に波及しMicrosoft社はボロ儲け、と言う事は米国もボロ儲け。また、強制的に米国からの命令でセミコンダクター製造を半島や台湾にほぼ無条件で提供した為に、日本のセミコンダクター業界は衰退したのは承知の通り。まあ、当時は日本政府や経済産業省も悪かったからね。
だが、セミコンダクター素材がシリコンの一点張りからガリウム砒素、窒化ガリウム、酸化ガリウムと次々と新しいセミコンダクターウェハ素材の量産化が日本の技術により確立され、量子コンピューターや「AI」やカーボンニュートラルなどの、次世代技術を握ったモノだから、米国としても安全保障関連から、セミコンダクターサプライチェーンの確保するために「手でゴマを擦ってきた」事は周知の通り。台湾がこのサプライチェーンに入ったのはファウンダリーメーカーとしての話。とてもじゃないが、セミコンダクター関連素材、製造マシン、ウェハの製造、量産化はまず出来ないと言っていいくらいです。また、半島は論外ですしね。宗主国様には頭が上がらない国家ですので、上記の素材製造技術を渡すわけにはいかないのが米国の本音です。
まあ、そういう事でインテルさんとは、当分の間は付き合いはない。CPUはAMDさんにします。
Posted at 2022/04/16 14:24:39 | |
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パソコン | パソコン/インターネット
2022年04月16日
今、貴方が仕事やプライベートや旅行時の時、知らない人と居ると同時に不審者等と遭遇する機会があるかと思います。時に事件等に巻き込まれる恐れもあります。もし、相手側からの示威行動や実働行動に移行し「自分や家族や廻りの方々に、明らかに危険と認められる」と判断した場合、まずは「逃げる」事が大事ですし、場合によっては、相手側が殺傷たる装具等で威嚇し、このままでは自分もそうですが家族や廻りの方々に「命の危険があり得る」と判断した場合、まずは相手側の実働にさせない為に「説得」と「注意喚起」で話をして落ち着かせる事が重要です。また、相手側とは大まかで良いですから「距離」を置くことです。
そこで相手側が「人命を脅かす」行動に移行し、暴れて警察に連絡しても、警察官が来るまで、このままでは別件の事件が起きる事もあります。そこで相手側を拘束しないといけない場合に限ります。だが、これは下手すれば「刑法」に関わる案件ですので「緊急避難」行動の一つとしての行動が「拘束」する時です。ただ、相手側を自分の腕で押さえても、あまり意味はありませんし、逆にこちら側が「刑法」で罰する場合もあります。ここは注意して下さい。「緊急避難」は「正当防衛」より、場合によっては罰せられる事があるからです。この事を念頭において、では、相手側を警察官が来るまで、これ以上、問題行動に移行しない為にする動画の内容です。
自衛隊では「徒手格闘」と言いますが、基本は「守り」です。マーシャルアーツや柔術とは違います。最小限の動作で相手側の戦意をなくす為の格闘術です。「命を奪う」事では無いと言うことは承知して頂きたいと思います。「合気道」などの武道とは少し違いますが、フィソロフィー的には、ほぼ同じ事かと思います。
そこで「拘束」の仕方ですが動画の通りです。この相手側の腕を利用して、片方の腕の動きも止める行為は、他にも、ある人が道等に倒れていた。まずは話かけるが応答はない。だが、意識はなく呼吸はしている。そこで安全な箇所への移動する場合も、ほぼ動画と同じ行動です。相手側の腕を利用して上半身を抱き上げ、そのまま、足を引きずりながら移動し、側臥位な状態にして、警察や消防に速やかに連絡する事が重要です。もし、廻りに人が居たならば、早めに警察や消防に連絡するように手配して下さい。時間が短ければ短いほど良いのです。
肝心な事は「拘束した」、次に重心を低くする事です。次に出来れば、膝を地表に付かせれば、まず、相手側は動けないと思います。暴れることは出来ません。この「拘束」している時に、言動や行動に行きすぎてはいけません。「警察権」を持っていないので。警察官が来るまでは、その状態を維持し「言動」「行動」はしない事です。ただ、他の人に助言を与えるのは「OK」です。あくまでも「緊急避難」としての行動です。法律というのは、時にはくだらない事がありますので、例え、相手側が不特定多数の人に危害を加えても「人権」があります。だから「人権」を確保しながら、自分や廻りの方々を守らなければなりません。「刑法」って、かなり厄介なんですよ。だが、警察官が来るまで時間が掛かるので、スマホで録画する事が重要です。これで「正当防衛」や「緊急避難」行使が正当と認められ罰する事は出来ません。つまり、客観的にみても「正当行為」「緊急避難」と判断する材料が録画と音声となります。後は「目撃者」ですかね。
基本は「逃げる」「距離をおく」「相手を落ち着かせる」「警察に連絡する」となります。
Posted at 2022/04/16 12:39:23 | |
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