2022年12月26日
遂にと言うか、これも時代なんでしょうね。インド空軍のスホーイSU-30MKIフランカーと空中給油機イリューシュンIL-78キャンディッドとボーイングC-17AグローブマスターⅢが来日する予定です。
何処の自衛隊基地での訓練かは不明ですが、有力候補は百里基地でしょう。ただ、実際の対戦闘機戦闘訓練するかは不明ですが、SU-30MKIは輸出型とは言え、サチュルンAL-31Fの推力偏向型(SVC:SRATHT VECTAR CONTROL)を初めて採用したフランカーシリーズなので、その運動性、機動性はお墨付きです。
ただ、過去にNATOの戦闘機部隊との模擬対戦闘機戦闘をした時は全く歯が立たなかったとも言われていますが、それが「WVR」(視程内射程)なのか、BVR(視程外射程)なのかも分かりません。また、その時のインド空軍のスホーイSU-30MKIはレーダーでの捜索はしなかったとも言われ、パッシブ型赤外線捜索装置のアドバンテージが証明されたとも言えます。
ただ、フランカーシリーズはウクライナ戦争でも証明されたように「センサーヒュージョン」が無い事から地上からの地対空防空システムからの被害が多いことから、今は対戦闘機戦闘に特化した戦闘機は事実上では陳腐化されたと思って良いでしょう。また、ロシア軍パイロットの飛行訓練不足も露呈した形となり、やはり、パイロットの腕次第で戦果は変わると言うことになります。
それにしてもインド空軍もよくぞ、決定したモノですね。それにフランカーシリーズは増装タンクは無いので、インドから日本まで、何回の空中給油しなくてはならないのかを考えると長い旅路ではあります。因みにマレーシア空軍もSU-30MKMを運用していますので、途中でマレーシアを経由するのではないかと思います。
Posted at 2022/12/26 20:12:14 | |
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2022年12月26日
既にクリスマスは終わりましたが、例年のクリスマスでは米国防総省の完全に機能している任務で最も長く実行されており、世界で最も長く実行されている人道支援のための空輸活動を言います。起源は1951年ですね。日本の航空自衛隊も「ミクロネシア連邦等における人道支援・災害救援共同訓練」として参加しております。
2022年は米空軍、豪空軍、航空自衛隊、韓国空軍のC-130H/Jで参加しており、主にパラオ諸島、ミクロネシア連邦等となります。人道支援とは言え、これは歴とした実戦となります。と言うのは、戦術輸送機たる任務はLAPES(低高度空中物資投下)と言うのがあり、空中からいかに定点ポイントに物資を投下する技量が問われます。これは有事でも平時でも同様です。そのスキルを発揮するための作戦でもあります。
日本ではまず、ニュース等に取り入れる事はありませんが、人道支援・災害救援共同訓練という名目ではありますが、その作戦に参加する意義は陰に隠れた日本の資産と信頼にも繋がります。
Posted at 2022/12/26 15:11:29 | |
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