2022年07月22日
F1のPUは当初は2025年までと言われていましたが、昨今のカーボンニュートラルにより、1年前倒しとなるようです。どこで一番の問題はPUをどうするかですが、これはFIAが考え、F1関係者に意見を聞こうと言うモノです。
これは推測の域ですが、850cc 2ストロークの水平対向ICEとなり、水平対向と言ってもピストン同士が向かい合いながら燃焼室を造り膨張される方式という案もあります。ただ、2ストロークエンジンだと「臭い」とか環境への配慮が足りないとか意見もありますが、KTMモーターサイクル社は250ccの2ストロークICEを開発したようです。勿論、カーボンニュートラルには重点を置いています。
また、FIAの関係者は1600cc V6で「MGU-H」を廃止し、「MGU-K」のデプロイメントを大幅に向上させるとの意見もあります。燃料は「グリーン燃料」となる構想です。中には水素エンジンも視野に入れていますが、実現するかは分かりません。もし、「MGU-K」のデプロイメントリミットを事実上、解除すると出力は750KWは確実だと思われ、後はエネルギーストア(駆動用バッテリー)の容量をどこまで引き上げるのかが課題です。
もう、殆ど、電気フォーミュラマシンに近い状況となります。後は当方的には「ブリヂストン」はF1に戻ってほしいと思います。ピレリタイヤは「当たり外れ」が多いので、まあ、それがレースを面白くしている要素はありますが、ドライバーもそうですがエンジニアもそうですが、厳密なタイヤ温度管理しないと効果を発揮出来ないタイヤに振り回せるのは見ていてシラけます。かと言って「ミシュラン」は戻ってこないでしょう。「ミシュランゲート事件」がありましたからね。
Posted at 2022/07/22 21:03:39 | |
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モータースポーツ | スポーツ
2022年07月22日
いや~不謹慎とは言え面白かったです。確かに「坊主とBOSE」は日本人は同様な発音するのではないかと思います。
因みに「BOSE」は、米国マサチューセッツ工科大学教授アマー・G・ボーズが、自身の研究の製品化などを行う企業として設立した事が原点です。製品は音響機器開発製造企業で、なんと株主はマサチューセッツ工科大学が株式の半数を所有しています。
また「BOSE」は航空機用やカーレース等でも使われる「インカム」でも有名です。米空軍と海兵隊の輸送機等のパイロットと搭乗員は、ほぼ「BOSE」でしたね。
まあ、そういう事で「笑ってはいけない、お葬式」という事で。
Posted at 2022/07/22 18:56:20 | |
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暮らし | パソコン/インターネット
2022年07月22日
まず、帝国海軍としての軍艦の定義ですが「戦艦」「空母」「巡洋艦」などは艦首に菊の御紋章を軍艦と言います。他は艦船と言います。中には「防波堤になった軍艦」と言いますが、厳密に言うと違います。つまり、この動画は駆逐艦なので「防波堤になった駆逐艦」とタイトルを付けました。
で、場所は北九州市若松区の洞海湾の入り口にあります。昔は釣り場所だったようですが、今は立入禁止になったのかは不明です。確かに上空から見ると艦船のシルエットが分かるかと思います。これは昭和23年に駆逐艦「冬月」「涼月」「柳」の3隻が戦勝国の賠償物件の対象とはならず、この界隈に沈められ、その内「柳」だけが地表に、その姿を見せています。と言う事は「冬月」「涼月」の2隻は沈んだままと言う事になります。
駆逐艦と言えども排水量が少ないので、敢えて駆逐艦と言えるのかは分かりませんが、日本には随所に軍事遺跡が残っていると言う事になりますし、未だにそれを使っているところもあります。戦艦「大和」級の3番艦である予定だった、空母「信濃」を建造した第6ドックは今でも米海軍横須賀基地「NO,6」ドライドックして運用されています。
Posted at 2022/07/22 15:40:15 | |
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ミリタリー | 趣味
2022年07月22日
中華とパキスタンとの関係は承知していると思います。空軍では「JF-17サンダー」など戦闘機や陸軍に於いても戦闘車両をパキスタンに輸出しております。今回の海軍駆逐艦艦艇の不具合は予想されたとは言え、パキスタンから報告があったのは珍しい案件かもしれません。中華の全てが不具合を起こすとは言い切れませんが、駆逐艦などに搭載する兵装類やアビオニクス関連は旧ソ連時代からの周知しておりますが、艦船にとって一番重要な主機に不具合が起きるのは、やはりスキルが不足していると言う事でしょう。駆逐艦などの主機は一般民間船の主機とは違うし、大電力が必要な戦闘艦には発電機の信頼性がモノを言います。ガスタービン・コンバインドならば尚更ですね。それとこれは分野が違いますがBEVも日本向けに販売する予定です。「BYD」社ですね。
確か、EVバスでは有名な会社ではないですかね。実際に同社製のEVバスを近畿地方と導入を予定している東北地方が採用または採用予定のようですが、今回はBEVとして日本市場への参入となります。ただ、HPを見たらBEVは一車種しかなかった(先週)と思ったのですが、動画では3車種ですか?参入するようです。確かに中華国内では、あのテスラを抜きBEV市場としてシェアはトップのようですが、どうなんでしょうね。日本の国土、風土、気候、道路事情、環境、アフターサービス、メンテナンスなど、日本でのクルマ販売は、ユーザーから見れば壁は凄い高いです。気候一つとっても四季はハッキリしているし、気温差の激しさ、湿度の変化にシャシーもそうですが駆動用バッテリーにも、かなり負荷が掛かる環境です。また、安全性も考えないといけないし、任意保険会社も一考しないといけないでしょう。また、今の日本は電力不足であり、家庭用電気スタンドなどインフラがしっかりと整備していないと購入する意味はありません。
Posted at 2022/07/22 09:52:41 | |
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ニュース | ニュース
2022年07月21日
動画はボーイングB737MAX-10型と同社製B777X-9型ですが、この離陸直後の戦闘機より凄いハイレートクライムには驚きました。機体自重軽量化と低燃費、低騒音、高環境に配慮した新世代のエンジンパワーのタワモノです。
B737MAXシリーズのエンジンは米国とフランスの合弁企業である、CFMインターナショナル製LEAP-1Bエンジンでパワーは最大28,000 lbf (125 kN)となっています。実際に同機を見た人に言わせれば従来の約半分くらいの低騒音のようです。また、このLEAP-1Bエンジンシリーズには日本製のハイテクマテリアルである「チラノ繊維」をエンジン重要パーツに採用し、燃焼温度を向上させ熱効率を向上する事が出来たのも「チラノ繊維」のおかげです。この「チラノ繊維」は宇部興産社の登録商標であり、日本カーボン社は炭化ケイ素(SiC)と言います。この炭化ケイ素を開発、製造、販売しているのは、上記の二社のみです。この炭化ケイ素は航空自衛隊次期戦闘機であるF-3の実証型エンジンである、IHI社製XF9-1エンジンにも採用しており、高圧タービン燃焼温度が1800℃になっても溶けない事が分かっております。ジェットエンジンにとって高圧タービン燃焼温度が向上すれば熱効率も向上する事は判明しており、今のところ、高圧タービン燃焼温度が1800℃のエンジンはF-22ラプター搭載のPW製F119-PW-100だけですが、冷却方式が違うのとエンジン寸法と空気流量が違うので安易的に比較出来ません。ただ、言えるのは「XF9-1」エンジンの方がより小さいと言う事がミソとなります。あと、特徴的なウィングレットは当初では「スピリットシミタールウィングレット」と言われていましたが、後にボーイング社は「アドバンスドテクニカルウィングレット」と変更したようです。これで、約1.5%の燃費が向上します。
B777-9型のエンジンは米国GEエビエーション社製 GE9Xで推力105,000 lbf(470 kN)となっています。このエンジンも新世代のマテリアルを採用していると思われ、そのパワーはF-15の2機分よりパワーは上となります。凄いですね。
この高出力ジェットエンジンをい開発した背景には、カーボンニュートラルとかありますが、やはり、高地での運用やETOPS360(片発時での飛行可能時間で6時間は飛行出来ると言う意味です)を上回る事が前提とされていると思われます。凄い時代になったモノです。だが、ボーイングのトレードショーへのハイレートクライムの元祖はB787-9型からでしょう。2015年にリリースされた、デモフライトメイキングの動画です。
何度見ても凄いデモフライトですね。B787-9型機のエンジンは米国GEエビエーション製Genx-1Aですが、パワーは約310KNですから、それでもF-15の1.5機分のパワーはあります。動画ではベトナム航空の拝借していますが、ベトナム航空としても、良いアピールになったのではないかと思います。
Posted at 2022/07/21 20:52:52 | |
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