自動着色のサービスを利用してみた。

みん友さんのイイねから早稲田大学の「白黒写真の自動色付け」と言うサイトにたどりついた。

古い写真は脳内タイムスリップ感のために不可欠なアイテムでありますし、さらにそれが色付けされるとより鮮明になります。

まずは55年前のこの写真から



正直イマイチである。
たいしたことはない。

次に50年ほど前の写真。



日焼けしたカラー写真程度の出来ではあり、なかなかよろしい。
なるほどね！と思いながらもそれだけのこと。
まだまだ発展途上なのでここでやめようと思ったのだが、、、、、





これにはたまげました。どうやら画質や被写体で随分差があるようです。
少しボイラーなどに赤みがありますが、現役末期のSLと言うのはけっこう赤錆が浮いていたので、ますますリアル。

興味が出てきたので、いろいろ試してみました。

ここからはネットで拾ったモノクロ素材の無断使用になります。サイズは小さくしていますが、著作者の抗議があれば速やかに削除します。

鉄道との相性でびっくりしたのがこれ。



江若鉄道白髭神社付近。車両のカラーがほぼ正しいのはなぜだろう？
どうやら、青い空、白い雲、木々の緑あたりと相性はよさそうです。

ならば


明治時代の箱根、、、、だったかな？



これも戦前、完成間も無い三島駅、だったかな。



昭和30年代の大津祭　塔の建物は旧大津市役所



東京五輪の聖火ランナー　これも大津、同じ建物が見えますね。
この2枚は谷本勇氏撮影のものだと思います。



湖岸道路造成中の写真。現在の滋賀県警あたりですかね。京阪電車石坂線がみえます。少し雪が残っているのかな？正面のビルは多分大津警察署かと。


次に絶対にカラー写真が存在しないと思われる時代の画像に挑戦する



浜大津界隈。建物は江若浜大津駅ですかね。



しかしながら、この時代の写真はさすがに難しいですね、、、、、。
カラー写真データで学習したものについては似た色を使うみたいで、６～７０年あたりを境に、それより古いとちゃんと塗ってくれない（セピア色でお茶を濁す）ような気がします。



顔は顔で認識しているみたいです。イラストには色は乗りません。

ちょっと使った感じでは、快晴でコントラストの強めの写真で、AIが認識できる範囲の物体であれば、勇気を奮って（笑）色を塗ってくれるようです。