
ここの所色々と問題を起こす11スズスポアルトワークス。
マフラーから白煙が出るようになり、オイルを大食いになったとか・・再び事故を起こして右前をぶつけてきたとか・・・。
緊急で色々とやらねばならない。
そもそも、エンジンは一昨年に軽くOHした中古エンジンに載せ替えているんだけど、症状的にオイル下がりっぽい白煙なんだよね。
バルブシールは交換しているんだけどなんだろうね。。
インテークバルブのガタが大きくなってしまったかな。
面研もしてないのでガスケット抜けも考えたけど、油路はウォータージャケットの外側なのに水は減らないので可能性としては低い。
インマニ負圧のバラツキもないので、シリンダーの損傷も違うかな?
やはりヘッドを疑います。

ナプレックにお願いして最小面研(ヘッドの歪みを取るだけの最低限の面研)で0.08ミリフライスしたストックヘッド。
元々付いていたエンジンのヘッドである。
コイツを最低限のOHとポート加工を施して付け替える計画です。

メタルクリーンに漬け置きしても、全くきれいにならなかったカーボンてんこ盛りのエキゾーストバルブ。
エンジンオイルや燃料に入れる訳の分からん添加剤では、絶対に取ることが出来ない強固な付着物です。
コイツをドリルチャックに装着してペーパーを押し付け、削り取ります。

すっかり付着物が取れたバルブ。
ただ、傷というか腐食なのか、巣のようなものは残ってしまいます。
シートとの当たり面がきれいなら良しとしましょうか。
インテークバルブは、ステムの減りからくるオイル下がりを想定して新品に交換します。
ガイドよりステムの方が材質的に負けてくれるようなので、バルブ交換で及第点となるかな~。(ステム交換は高くつくので・・)

ガスケットとの段差やバリが凄いインテークポート。
ここをガスケットにピッタリ合わせて削り、ポート内部のボコボコも極力削り取ってなだらかにします。

かなり削りましたね。
ここまでやれば想像以上の違いが出るでしょう。

これでガスケットとピッタリになりました。
因みに、内壁鏡面加工などという手間のかかる作業は致しませんw
100が105になるような割のいい加工はしますが、
1000が1005にしかならないような作業には興味が無いのです。
もともと鋳造梨地なんだから、最初よりは全然良いのだ。

まぁ、そういうノリでエキゾーストポートも同じようにやっちゃいましょう。
笑っちゃうほどガスケットと合っていないポート形状。
この余肉の多さはチューニング前提なのか???

ただフランジを合わせるだけではなくて、内壁もかなり削りました。
これだけでも荒々しい咆哮が想像できますね~。

以前エキゾーストマニホールド側はフランジのバリ切削をしています。
純正のバリがかなり酷いからね。
あれだけでもかなりトルクが上がったんですよね。
それが今回はヘッドのインテーク側にエキゾースト側に、とやって、ここ最近でマフラーも変わってるしタービンもリビルト交換しているのでトータルでは恐ろしく変貌するはず。
プロフェックも装着してブーストコントロールするので、ヤバイです。

あとはバルブをパチパチスリスリして組み付けするんですが・・・問題発生!
スプリング飛ばしてコッター無くしました(汗
ヲレのゴチャゴチャした工具棚だらけの部屋でコッター二つ飛ばしたらそりゃ見つかりませんよ・・・。
アッパーシートは見つけたんだけどね。。

この週で載せ替えの予定だったんだけどね・・・コッター注文で予定変更です。

この間直したばかりなのに、再びぶつけてきた右前。
今回は軽いんで、後回しにしようかと思っていましたが、エンジンも組めないんで先に板金しちゃいましょうか。

小規模なんで、クルマのバッテリーでも回せる小型コンプレッサーと追加タンクでやっちゃおう。
最近家の前の道路でやってると、自治会の役員だとかっていう暇なジジイがごたごた言ってきて喧嘩になるんで駐車場でやるわw

ヲレが持ってるデコデコは3.8Aが限界なので、アストロのチビコンなら回せます。
ダブルアクションはエアをかなり使うので、小規模板金しか無理ですね。

手のひらサイズくらいのパテ研ぎなら全然イケます。

バキっと割れていたバンパーも、アルミ板で裏板を作ってエポキシパテで接着。
ガッチリと復元できました。

駐車場で塗装をすると怒られそうなので、近所の空き地で塗装。
青空が美しいよw
まぁ、そうは言ってもこの日本、誰の土地でもない場所なんてそうそうない(河川敷くらいか)ので・・・瞬間設営、迅速作業、即時撤収が基本。
普段は殆ど使われることのない、見回りも無い公園の第三駐車場みたいな所。
エンジンルームや細かい所(走行に支障が無い箇所)などのマスキングはあらかじめしておき、あとは現地でざっくり外側のマスキングだけやったら塗るだけ!という状態で挑みます。
現着から塗装までおよそ30分w
そしてもう30分程乾燥時間を取り、その間に片付けなどの撤収準備を進めます。
あとはマスキングを取って都合1時間程で撤収。

あとは自宅に戻り、充分な乾燥時間を取ってから組み付けをしていきます。
叩く所から始めた板金塗装・・何とか一日で終わったな。
余ってた色も使い切ったし、
次の外装はまた色から作らないといけないので、当分はぶつけないように。
26Uはデータが全然合わないから、調色大変なんだよ~。
取り敢えず次は、作ったヘッドに付け替えてひと段落かな。
今週末出来るかな~、でも土曜日飲み会がやるんだった。
何人来るんだっけ、早く店予約しないとな・・・。
畜生、作業のクルマが全然捌けない。。