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2011年11月23日 イイね!

不思議ななかまたち

不思議ななかまたち去年出逢ったレーサーや、その知り合いのレガシィーを直したり、走りのイベントを企画してみたり・・・クルマを通してとにかく色んな連中と接触する事が多いヲレ。

ヲレぁ、昔は引っ込み思案だったんだけどなぁ・・・
いつ殻が壊れたんだろ。

まぁいい・・・兎に角、クルマやってる香具師ってのは、
どうしてこうも・・・なのが多いんだろうと思う。
よく言えば個性的、悪く言えば社会のクズだw

クズ軍団だwww


ああ、いけない。
自虐的に貶めて悦に浸るクセがw

そうじゃなくってさ、まぁ間違いなく馬鹿野郎とか変態が多いんだけど・・・
変わってて面白いヤツも多い。

最近ウチの職場に入ってきたノリさんもなかなか変わってて面白いよ。




夏の運動会にも出席し、茂原の走行会にも参加しました。
生粋の峠ドライバーだ。

ノリさんは歳もヲレとひとつしか違わないほぼ同世代。
ハチロクに10年近く乗り続け、ドリフトで走りの基本を磨いたという経歴が
非常にヲレに酷似している。

ただ、彼もまた、走る仲間に乏しくリタイヤを迫られていたドライバーのひとりだ。


「もう少し早くにだ い さんに出会いたかったです・・・。」

「どうして???」

「一度は辞めたんですよ、クルマ・・・ハチロクを降りて卒業って思ったんです。」

「なんで辞めたの?」

「もう30過ぎると周りに走ってるひとが殆ど居なくなっちゃったんですよ・・・いい歳してまだそんなことやってんのかみたいな雰囲気になっちゃったんです。」

「まぁ・・・正解ですけどね・・・。」

「でも、また走りたくなっちゃって、FD買っちゃったんです。」

「リバウンドが半端じゃないですねw」

「だ い さん達を見てたら、あ、まだ走ってていいんだって思っちゃいました。」

「まぁ・・良いとはヲレのクチからは言えないですけどね・・・」

「FDも8月には売る積もりだったんですよ。」

「運動会にサーキットに・・・売る筈だった雰囲気ではないようですが?」

「だ い さんに誘われて一緒に走ったら、また走るのが楽しくなっちゃいました。」

「忠告した筈ですよ、運動会前に・・・来たら人生狂いますよって・・・。」

「FD売らないでもう少し乗っていこうかと思います。」

「ヲレのせいではないですからね・・・。」


ノリさんも結婚を控えているというのに・・とんだ大誤算だろう。
根っから好きだったら、そうそう辞められるもんじゃないからね・・・

タバコじゃないけどさ、「走り=悪」みたいな雰囲気で周りを固められちゃうと、
辞めざるを得なくなるんだろうか・・・
変に物分りがいいと、意思とは関係なく離脱するケースもあるだろうね。
結婚の為、子供の為、体裁の為・・・


誰しもが、そんな選択肢を迫られるシチェーションがあった筈だが・・・

ソコを超えて残っている野郎というのは、やっぱり只の子供なんだろう。

クズ野郎を地で行くと覚悟を決めた連中だ。


最初に戻るけれど、馬鹿だったり変態だったりそんなのばかりだというのも、
もはやこれは致し方が無いということだよ。


「だ い さん~そういえばヲレ漫画に載ったんですよ~。」

「載ったってどういうこと?」

「登場人物のひとりとして描いてもらったんです。」

「マヂっすかぁ?ソレ面白いっスね~なんて漫画?」

「何だっけな・・・ちょっと忘れちゃったけどロードスターのヤツです・・・」

「・・・なんだろう???」





ホントだ(爆
っていうか、漫画の名前くらい覚えておこうよw N2のハチロクに乗ってたんだ。


そういえば最後の話だけ立ち読みしたことがあるな。

なんかイニDとオーバーレブを足して2で割ったカンジの内容でしたけど、
潔く4巻で完結してるあたりは好感が持てるよww

でも数コマとは言え、ノリさんが漫画に出てて協力者の欄にも名前が載ってるよ~何か笑えるなぁ。


変わったヤツが多いといえば、この間の青レガシィーのTAKEちゃんもちょっと変わってたよ。

現役大学生でデイトレって言うのかな?
FXで何千万とか稼ぐらしいんだよな・・・まだ23とかなのに・・
投資用の不動産とか買って、大家さんやってるらしいんだ。


でも会ってみると普通の兄ちゃんだ。

いや、普通ではないかな・・・ちょっと、いや、結構天然だ。
喋り方・・・というか、声がアムロ・レイにそっくりで、これはかなりヤバイレベル。


レーサーに影響されてBH5を購入し、かどわかされるように峠に連れ出され洗礼w
かなりショックだったらしく、もうクルマ捨ててやめようかと思ったらしいんだけど・・・

ヲレが直しちゃったよ。


「また走りたくなっちゃいましたね♪」

「走り納め会ですか?行ってもいいんですか?」

「雪山行きます~♪」

「バイク?バイク好きですよ~ひと通り見てきましたから・・・乗ったことナイですけど。」

「ハコネ?ハコネ行った事ありますよ~オートノバ(多分御殿場)から降りていくトコロですよね。」

「あ~、また言われちゃいました・・・この間も初対面のひとに運転席に座っていっきまぁーすって言ってくれる?って頼まれちゃいました・・・。」


兎に角珍発言が多く、何度レーサーと顔を見合わせた事か・・・
それと、やたら落ち着きが無く、チョコチョコ動き回っていろんな事に興味シンシンのようだ。
なんだろう・・・子供みたいだ。

信じられないような稼ぎ方をするくせに・・・何なんだこの無垢さは・・・

それともヲレが騙されているんだろうか。


いや、きっとヲレが物事を偏見で見てしまう悪い人間だからいけないんだ・・・。

彼の目の奥に、なんだか底知れぬ寂しさが見える。
ヲレの気のせいだろうか・・・。

きっと・・どうしても満たされない何かがあって、ここに辿り着いたのかもしれない。



ヲレに何かしてやれる事があるだろうか・・・。



そんなハナシを会社でノリさんにしたんだけど・・・ツボだったらしく、
バイクとハコネの話をしたあたりでノリさんが下向いたままプルプルしてるんですよ・・・
そしてこう言ったんです。


「だ い さん、多分そのひとニュータイプですよ!!」


ま、まさか・・・


「多分このまま続けたら覚醒しますよ!」



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 やばい・・・ソッチかw
Posted at 2011/11/24 02:16:48 | コメント(4) | トラックバック(0) | ひとりごと | クルマ
2011年11月07日 イイね!

横浜トリエンナーレ

横浜トリエンナーレようやく風邪も治ってきたみたい。
あらゆる事が一切出来ず、

クルマも放置!
みんカラも放置!

そしてカミさんも放置!
・・・って訳にもいかないので、日曜日で千秋楽の横浜トリエンナーレ2011にケーコ様と行ってきました。

横浜トリエンナーレとは何ぞや?
と言われても、正直ヲレも良くは判らないのだけど、、、


要するに、横浜で3年に1回だけ開かれる現代アートの博覧会みたいなもんか。
みなとみらいや、桜木町周辺の幾つかの会場で、美術展覧会があるので、それを見に行ったんだ。


実はヲレ、小中高と美術や工作関係は常に高評価。
ずっと5だったよ。

結構絵が上手かったんだ。
漫画とかよく描いてたし。
高校の頃なんかマン研だったよ。

トーンとか貼ってたぞw

でもなぜかボンタンとか穿いて尖ってたな・・・(何だこのギャップは)


昔の話だけどw

















artとは自己表現。
即ち只の自己満足だ。

つまり、わかったフリは禁物だ。

綺麗なものはキレイ。解らないものは解らない。
それでよいと思うし、それ以上のものではないね。

何か深い意味があるのかも知れないなどと、知ったかぶった瞬間にアートではなくなるもんだ。

説明不要で伝わる物が間接表現なのだから。


ヲレのような馬鹿に対しても、真っ直ぐ突き刺さる物であるといい。



そういえば昔、表現者(artist)としての自分を模索している頃があった。
もう、高校生位の頃のハナシだけれどね。

作家になりたいと思っていたけれど、あまりに想像力がなくて無理だとわかった。


だから直接感じたことを言葉にする訓練をしたりしてた。

詩を書いたり、日記というよりはエッセイ的なものを書いたり。

でもね、どんどん言葉の使い方や言い回しの引き出しが増えていき・・・

だんだん説教慣れしてゆく自分がなんだか嫌だった。

本当は弱いくせに口では負けないクソ野郎になってゆくだけな気がした。

負けず嫌いではあるけれど、言葉で誰かを言い負かすだけでは中身がないなぁ・・・。

真実がどうであろうと、人を騙せたり、誘導したり、魔法の様でね・・・

そんなのartじゃないじゃん、美しくない。

何だかズルい気がして・・・そのうち書かなくなった。



クルマをはじめた時、クルマってアートだなって思った。

歌や楽器のようでしょう?

楽器はやったことがないけれど、クルマやオートバイに乗るのって、
何だか身体中で奏でるような感覚的なところが楽器のようだ。


クルマの運転って音楽的だよね。


だからクルマの中では歌いたくなるのかな。
バイクのヘルメットの中で大声で歌ってるヤツもたまにいるよねw

そして、誰でも運転できるようになるけれど、意識して訓練してゆくと色々なことが出来るようになってくる。
出せなかった音が出せるようになってくる。
でも、気持ちがのらないと外してしまったり・・・

機械とこころが繋がりだす。



シンクロニシティ。



美しいな。

そして楽しい。


スポーツのひとつと片付けられてしまい勝ちだけど、これはアートでいいだろう。


峠でタイムアタックもやったし、FRでドリフトもひと通りやった、
クルマってものでどんな事が出来て、どこまで行けるんだろう・・・

そんな好奇心が、ヲレのクルマ遊びの原動力だ。


サーキットにも行くし、ジムカーナにも行くし、雪山だって犬のように走り回る。


でも、ただ速いだけなんてダサいんだ。

速いだけでいいなら正攻法が幾らでもある。

自分がどこかの分野でアペックスを目指すと言う事が目標なのではなくて、
色々やることで材料を集めているというような・・・

常に意識しているわけではないけれど、そういうニュアンスで走っている気がする。

ヲレが目指しているのは、



楽しく、美しく、そして速い。



一見背反する要素だが、合流地点が必ずあるはずなんだ。

それをきっと見つけ出す。




さて、そろそろ楽器を直さないとネ。



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Posted at 2011/11/08 02:09:25 | コメント(5) | トラックバック(0) | ひとりごと | 趣味
2011年02月26日 イイね!

卒業

卒業久しぶりの更新となりました。


雪山での遊び過ぎが祟ったのか、
いい加減身体が「休ませろゴルァ!」とスト突入。
流感をこじらせてしまって、ほぼ一週間ほどダウンしてました。

年末・年明けからずっと、仕事が切羽詰ってたもんだからね・・・
その合間で寝ないで遊んでたんだから仕方がない。



39度を超える熱で脳細胞が結構死んだのか、
ブログを書くようなこころの動きが当分無かったよ。

でもまぁ今シーズンは、回数こそ少ないものの、中身の濃い雪遊びが結構出来たよ。

これも、一緒に走ってくれた仲間達がいたからこそ、


感謝、感謝だよ。

最近は特に思うんだけどね、クルマに限らず何でもそうだけど、
やっぱ、友達と一緒に遊ぶから楽しいんだよね。

たまには独りでストイシズムに浸るのもいいかもしれないけれど、
そればっかりじゃやっぱ暗いよ。

僕は多分、一緒に走れる仲間がいなかったら、走りに行かない思う。

逆に、仲間がいるウチは走りに行きたいw


タイトルにもあるけれど、もうすぐ「卒業」シーズンですね。

新年度になり、生活や環境が大きく変わり、走れなくなる人も多いみたいです。

それは建て前的な理由であったり、経済的な理由であったりで、社会的な圧迫が増すと、
あくまで遊びで、二の次なクルマは一番のリストラ候補になりやすい。

ここでクルマ好きな馬鹿どもは、正しい風に負けまいと必死で抵抗したりするわけだが、
努力も虚しく破れていく者も多い。


それは結婚を理由にするものであったり、

借金を理由にするものであったり、

家族の反対を理由にするものであったり・・・


自分の知り合いでもたくさんの方々が、クルマに情熱を燃やし、そして卒業していきました。
僕は、学業の修了以外のことで「卒業」という言葉を使うのは好きではありませんが、
様々な理由こそあれ、「気が済んだ」と気持ちに区切りをつけられるなら、それは一つの「卒業」と言えるのかもしれない。


ただ。

それは、自分にはいまいちピンと来ないものだ。


辞めていった人たちを見ていていつも感じるのは、
もう少しのところで、自分のものに出来なかったんだなぁ・・・というトコロ。


うまく口では言えないんだけど、自分の感覚で見たある一定のラインを超えてる連中は、
どんな理由があっても、クルマを辞めるということがないだろうなという安心感があるんだよ。

この一定のラインというものは、一概に上手い下手という事ではなくて、
クルマとの向き合い方・・とでもいうのかな。

自然体で無理をしていないけれど、誰よりもこころで追求している奴ら。

クルマが好きと言うよりは、走ることをメシを食うとか、クソをするとか位にしか考えてない。
切り離せない当たり前のことになってしまっているんだ。
どんなに安普請で家を建てたって、勿体ないからトイレは割愛しようって施工主はいないだろ。
最悪二階には要らないや、とか、ウォシュレットじゃなくてもいいや、はあっても、無くてもいいにはならない。

クルマにたいしてもそういう発想だ。



辞めざるをえなくなってしまった連中に共通している事は、


クルマが大好きだってこと。


好き過ぎるが故に、自分を追い込み過ぎてしまうんだ。

自分の理想のカタチを実現できないならば、いっそ無い方がいい。
惨めな思いをするくらいなら、終わらせてしまった方がいい・・・そんな風に思うのだろうか。
中途半端が嫌と思ってしまうのか、

憧れのビジョンが大きすぎて、潰されてしまう。

結実しない恋を悲観して、片思いの相手や恋人を刺すタイプだよ。
0か100かの逆上型・・・最近多いよ、そういうの。


辞めなくちゃいけなくなるのは、まだ趣味と思っているから。
順番をつけて切り離せるからだよ。


十数年前・・友人のNA6にて。

僕は思うんだ。

クルマは遊びじゃない。

ハンドルを握る事は業務であり、仕事なんだと。
生活の一部なんだと。

職業ではないよ、自分とは切り離せないアイデンティティなんだと思うんだ。


クルマのハンドルを一生握らないと決断するなら、それを辞めると称するのも致し方ない。
でも、大概の人は生活の一部として、今日も明日もハンドルを切っていくと思う。


「走り」とは、趣味ではなくて概念なんだ。


もっとクルマを上手く操れる様になりたい。

もっと楽しく運転したい。

もっと安全に運転できるようになりたい。


こんな風に思うことも辞めてしまうのだろうか。
僕だったら、クルマを手放してしまったとしても、これらをこころから消す事は不可能だ。

走りのクルマから、ミニバンや、軽自動車に切り替えてしまったとしても、
これらを意識しなくなるのは不謹慎な事にさえ思う。


僕はね、みんな少し、見栄っ張り過ぎると思うんだ。
何に乗るって事とかに、拘りすぎてる。


フェラーリF355からインプレッサに乗り換えたら屈辱?

ワンエイティーからヴィヴィオに落としたらカッコ悪い?

大好きなRX-7を降りる位ならもう走らない?


何でなんだ・・・誰も君たちの事なんか見ていないのにw
結局走って楽しいかどうかという事よりも、
自分の拘りを通せない事が恥ずかしいと感じる方が上なんだ。


僕は多分、明日からインプレッサがプレオになっても、何の未練もない。
限られた条件の中で、目イッパイ楽しむ方法や、速くなる方法を模索するだろう。

単純にそういうことが楽しくて、クルマに対して求めている事はきっと満たされていく。


僕にとって、クルマや走りは、そういうもの。

概念であり、スタイルなんだと思う。


見栄で走るような人は、きっと走りも未熟で、
カッコつけようとして通学中の学生の列に突っ込むクチだよ。

好き過ぎるだけのクルマなら辞めていい。
周りに迷惑が掛かるから。


でも、走ることはライフスタイルであり、自分自身だと思うのなら、

きちんと自分のものにして欲しい。
 時間が掛かっても諦めないで欲しいよ。
これからもハンドルを握るのならそれは義務だよ。


ミラだってトゥディだって何だっていいじゃん。
ムーヴなのに僕達より速い人だっているんだよ。

下らない見栄を捨てたら、お金なんか掛からないよ。


いつまでに、どれだけ上手くならなきゃいけないなんてない。
そんなものは、一生がかりの目標にでもしておけばいいよ。


大事なのは、いま自分がどうあるかなんだ。

どんな気持ちで目の前のハンドルを握るか、

明日には死ぬかもしれない人生のなか、今を全力で生きる事と同じ大事さで、

走る気持ちと向き合って欲しいよ。


人生と深遠なる走りの世界には「卒業」など存在しないのだから。


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走りへの想いには、辞めるとか無いと思うんだ。
Posted at 2011/02/26 04:44:26 | コメント(11) | トラックバック(0) | ひとりごと | クルマ
2010年12月11日 イイね!

重み

重みその通りだねぇ・・・。

ひとり呟いてしまったよ。


小学校3年生がハッキリ判っている事を、
オトナが判ってないよねぇ。
永田町の諸先生方や、エビゾーにはこの標語の下で土下座をしてもらいたい位だ。

口は災いの元というけれど、
思ったことを割と何でも言う事にしているヲレ。
不愉快にさせないように、言葉は選ぶようにはしているけれど、かなり踏み込む場合もある。



ちょっと失礼かなァ、と思っても・・・
言わないで陰で「変なの」ってやる方がヤな奴な気がするんだ。

それを気に入らないと感じるひとも、いるとは思うけれど・・・

ヲレは、誰とだってきちんとこころを通わせたいだけなんだ。
伝えたい事、伝えなきゃいけないことは、
ハッキリと伝える努力をする。


それで疎まれるなら仕方がないさ。




それが結果。

ヲレが常に望んでいるのは結果なのさ。




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Posted at 2010/12/11 23:44:03 | コメント(5) | トラックバック(0) | ひとりごと | 日記
2010年11月25日 イイね!

軌跡

軌跡あれから10年か。

ゑ・・何処から?
と、お思いでも、詳しくお答えする事は出来ないが、

まぁ、自分が(今考えても)人生最大の難局を迎えていた頃からだよ。追い込まれ過ぎて生命すら瀬戸際だった。

若かったからね・・・。
当然二十台。

今思えば、もっと賢く、酷くても全ては失わない選択が出来た筈だが、
この頃は、判っていもそんな姑息な真似は出来ないと思っただろう。



よく言えば真っ直ぐだった。


誰も上がれないと判っている破滅のカードを、
出す事でしか示せないおろかな誠意。


若さとは何なのか。

愛とは何なのか。


垂直に迸る暴力的なエネルギーは、くだらないジレンマに絡め捕られて
捩れて、息絶えるだけだった。

自分の全てと言えた、大切なひとのこころを八つ裂きにし、
何より大切な物を見殺しにした。
最後の最後までチャンスをくれていたのに、


ヲレはその気持ちに応えることは出来なかった。


情けない事だが、、、
その瞬間、それまでのヲレは確実に死んでしまった。



あれから10年。

早いものだ、10年も経ってしまったのか。

あのとき命を絶たなかったのは、忘れずに背負い続ける事が贖罪と思ったからだ。
今でも、さまざまな思い出の場面がありありと目に浮かぶ。

10年経ってなお、胸を焼くような物理的な圧迫感が駆け巡る。


許してもらおうなんて思っちゃいないさ。


たまたま通りかかったんだ。

今までは、近くを通ることさえ憚られた思い出の小径。
だけど・・・

少し寄ってみようか。


確認したかった、あの頃の自分が何処にいるのか。



何も変わっていなかった。
あの頃のまま。


目いっぱい変わっていたら、白々しく誤魔化せたのにね。



あの頃は白黒のハチロクだったな。
長い付き合いのイプ太郎が、やけに新鮮に見えた。


どうしても来る事が出来なかったこの場所に、やっと来る事が出来た。


「そろそろ先に進んでいきなよ。」


ようやく誰かが言ってくれたような気がした。

あの頃のヲレだろうか。









11月26日、ヲレはあのときの約束を破るよ。




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Posted at 2010/12/02 04:39:20 | コメント(6) | トラックバック(0) | ひとりごと | 日記

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「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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2009/09/13 00:37:18
 

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