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2014年11月14日 イイね!

消えたピストンリング

消えたピストンリング先週末だよ。

会社の帰り際にちょっとキャブレター弄って、ニードルを上げたり下げたりしてたんだよね。
トルクがないんで、濃くしてごまかそうとしたんだけど、
被りやすくなるだけで、薄いわけじゃなかった。

結局ニードルを二段下げて、薄くして最後のパワーを絞り出そうと思ったんだ。


ま、それが本当に最後になっちゃったんだよね・・・^^;


遂に、スロットルを煽っててもアイドリングが厳しくなってきた。
最高速は下りで55キロがせいぜい。

まさかの30キロダウンだ。

クソぐらいにしか認識していなかった4ストの原付ツデーに煽られる始末。


「もう遅いとかじゃなくてブローだな・・・。」


キャブ調整がどうだとかそんな問題じゃ無さそうだった。



早速翌日オーバーホール作業に取り掛かります。
ついでに周辺の気になってたところの改修も一緒にやってしまいましょう。

生意気にも水冷なんで、LLC抜いてラジエター外したり、ギヤオイル抜いてクラッチカバーも外します。


はい出ましたピストン君。

割れてトップにでも穴が空いてるのかと思いきや、パッと見ちょっと焼けてる位で問題なし???
・・・でもないよな、なんか変だぞコレ。



トップリングが全くどこにも存在しない!
セカンドリングも少しずつ無くなっていってる・・・。


こんなことある?


単車好きのノリさんにラインで報告。


「ピストンリングが全くなくなっちゃうって事ある?」

「見たことないですね!」

「オイルリングの方ももう2/3くらいしか残ってないよ。」


「だ い さん、多分それ組み忘れですよ!」


「んなことある訳ねーだろ。」




意外ときれいなシリンダーブロック。
これなら軽いホーニングでイケそうだよ。

こうして見ると判るけど、2ストロークエンジンは、吸排気のポートがピストンのストローク上にあるから、割れるなど破損して出た破片は、排気ポートに吸い出されて消えていくんだろう。
場合によっては、二次圧縮などの2スト特有の吹き返しでインマニ側に出た破片が一回燃焼室に入ることもあっただろうな。

グズグズのピストントップは、きっとそういうことなんだろう。

いちいち破片が大きかったお陰で、シリンダーの側壁に噛み込むことなく排泄されていったものと思われる。



割れると有名だった桜ピストン。
コイツが入っている限り、過去にオーバーホール歴はない筈。

登録より24年間無改修で走り続けた訳か・・・。


というか・・・よく走ってたな。

コンプレッションリング無しで?
どのくらいの間無かったんだろう・・・。



少なくとも、連れてきた当初、どうやってもアイドリングしないという症状の時点で
圧縮はかなり無かったハズ。

すでに終わっていた可能性は高い。


逆にその状態でも90キロ近く出てたのか・・・凄いバイクだなw



アマゾンで買った、安い割に評判のホーニングツール。
コイツでクロスハッチを復活させればシリンダーはそのまま使えます。

っていうか、0.5ミリOSのピストンリングが廃盤なので、スタンダードピストンで行くしかないんです!


結構ちゃんと付いたな。

回転数を上げすぎたせいかきれいな孤を描いていないが・・・
オイルが留まれば同じでしょ。


24年間くるぶしで痛めつけられたクラッチカバー。
オイルレベルゲージも汚くひび割れて何も見えない。


こんな部品がまだ出ることが嬉しい。
しかもメッキリングになっててカッコイイ!



汚い部品は塗装もやり直して、新品ピストンとガスケットで丁寧に組み付けます。

もう少しだぞ~。


最初は混合でナラした方がいいかなぁ。



Posted at 2014/11/20 02:13:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | KSR生活 | クルマ
2014年11月08日 イイね!

9.5J

9.5Jお久しぶりです。

すっかり寒くなりましたね。
皆さん風邪などは引いていませんか?

自分は例のごとく、長引く風邪に舌打ちをしている日々でございます。

子供が保育園で貰ってくるからね・・・
感染らないのは最早無理って感じですが、せめて拗らせないように、寝不足だけは気をつけて早寝に努め、ブログ書いてる余裕はなかったなw


師走も近づきつつある暦は霜月。

あと3、4台ほど作業が残っているので、頑張らないと落ち着いて正月が過ごせないぞ。
自分の単車も直さないといけないし・・・


そんな訳で、ほぼインプなフォレスター「プゲラッチョ号」
コイツの作業がちょっと面倒なんだな。

何故か、そのままでは絶対に入らないであろう9.5Jというホイールを買ってきたプゲラッチョ氏。
「計算上入ると踏んだんですが・・・」
ということだったが・・


イヤイヤ入らないです。
どういう計算なんすか・・・


特注サイズなので物は返せないし・・・PCD100なんで需要ないしで、オク流しも回収の見込みなし。

これは入れるしかないか・・・



SFもGCも元々リヤフェンダーに余裕がないんだよな・・・
ショックが近いし、マイナスに振ればバンパーが削れる。

爪折って8~8.5Jが限度ってトコじゃないかな。

そこを9.5Jというから、最早、ホイールありきの車両制作ということになる。
デモカーとかつくるのと変わらない内容である。



ここまで来たら、もう何Jでも変わらないのである。


オーバーフェンダーというものも、流石にゼロから作るというのは至難の業でして、出来ないことはないけれども、時間も手間も半端なく掛かるんで、なるべく既存のものを使ってつくりたい。

かと言って、インプレッサとかシルビアみたいに汎用の貼り付けフェンダーなんてどこからも出ていないんだな。

要するに、フォレスターでそんな事するヒトいない訳。


そこで唯一あるのが、純正オプションのフェンダーフレアというもの。
ポン付けだと片側1センチの拡大でしかないので、車検にも引っかからないという
取り敢えず見た目だけのハッタリフェンダーである。

このままでは、あってもなくても変わらないので、
ちょっと加工して本当のオーバーフェンダーになってもらいます。



先ずはボディのカットから。
無加工のフェンダーフレアをあてがって、クォーターの加工のアタリを付けます。


エアソーという鉄板を切るためのノコギリです。
丁寧に作業すれば、替刃一本でクルマを真っ二つにすることも出来ますよ。



カットするアーチのラインを決めて、大胆にリヤフェンダーをカット。
残し気味に切ったインナー側を外側に叩き出しながら、外板とインナーを溶接で点付して、
特別に作ったガセットを使って、パネルボンドでガッチリ固定。

あとは、水が入らないようにシーリングしてから、チッピングコートで防錆します。



これが純正のフェンダーフレア。



実際は中身が詰まった、クリップでとまってるだけのバッタもんフェンダーな訳だが、
内側をギリギリまで削って、ツライチで当たらないように加工します。




話は飛躍するけれど、バッチリ深くしてきたフェンダーフレア、
現車合わせしながらフィッティングを詰めていきます。

地道で時間が掛かる作業です。



プゲラッチョ氏の希望は10ミリ拡大だったんだけど、結構デカく見えるな・・・
しかも、フューエルリッドぎりぎりだったね^^;



ホイールがリヤサスに当たるんで、10ミリのスペーサーを噛ます関係でハブボルトを10ミリロングの物へ打ち替えです。

リヤナックルは、ABSのセンサーがハブフランジに固定してある事と、
バックプレートがぐるっと一周していて反対側に打ち抜くスペースがない事とで、
全バラ確定。


フランジ単体にして打ち替える他ありません。



仮合わせ済みのフェンダーは塗装。

リヤナックルは持って帰って打ち替えます。



もう少しですね。


リヤナックルがGDB用なのか・・・








Posted at 2014/11/20 00:59:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ

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「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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