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2021年05月05日 イイね!

はじめてのガチ登山

はじめてのガチ登山緊急事態宣言だの蔓防だのと日和り政府はピヨピヨ騒いでいますが、お出かけや趣味そのものが不謹慎みたいな雰囲気になっていくのは違う。
と、僕は思っている。

「欲しがりません勝つまでは」みたいな戦時中な感じがね・・・
帝国的というか、民主国家的ではないですよね。
そういう雰囲気が気持ち悪い。

殆どの人が本当にウイルスが怖いという事よりも、人の目が怖いからマスクしたり帰省を控えたりしてるんだろうし、目に見えないものの脅威をただただテレビなんかで見聞きしてるだけでは、本当の所は判らない。
政府はね、あれをするなこれをするなと取り敢えず言っておけば、絶対的な分母は減るので、大した根拠もなく色んな宣言や要請をかましてくるんだけど、全部鵜吞みにしていつまでも防空壕の中で閉じ籠っている訳にはいかないですよね。

大勢人が居る仕事場には毎日行くのに、薫風の吹き抜ける広大な野山には出掛けない方がいいのか?


むやみに流言飛語を鵜呑みにするのではなく、
私たちなりに気を付け、配慮し、バランスよく生活を続けて行かなければなりません。


子供たちにとっての一年は長く、そして一瞬である。
今じゃなきゃ出来ない事、今させたい事が沢山あります。



ですので、連休に計画していた本格登山は予定通り実施致しました。



あちこちで藤が薫る季節。
飯能の低山「棒ノ折山」へ。


次男の「れん」は、「鬼の嫌いな花だ!」と叫んでいました。
初めて見たのによく判るな。


すぐ隣の八王子からは山をひとつ越えただけのご近所山ですが、標高は1000メートル弱。
コースは短いですが、沢登り、岩場、鎖場、急登攀アリの結構ガチの登山です。
この辺で根を上げなければ大概の低山は大丈夫だろうと踏んでの、試験登山です。



有間ダムによって出来た人造湖「名栗湖」の湖畔より登山道は始まります。
ピストンではなく別の尾根で降りてくるので、降り口に近い所にクルマを停めて
湖畔まで車道を歩きました。



子供が二人づついる二家族での登山。
友達家族は夫婦共に日体大卒のアスリート一家。

心配なのはウチの妻だけでしょうかw
(でも、富士山には登頂経験アリ)






かつてない岩場w

鎖やロープが無いと越えられないようなほぼ垂直の岸壁などがあります。

ここまでとは思いませんでしたが・・・
子供たちは事も無げにクリアしていきます。



やや遅れてくる妻を捜索する次男。
余裕だな・・・

僕の半分くらいしかないくせに、よくあんな岩場を登って来られるな。


友達夫婦のところの長女に誘われながら自分のペースで上がってくる妻。




尾根にある巨岩によじ登る子供たち。


つまらない心配は杞憂であった。
彼らは小さな身体のなかに想像も出来ないような膨大なバイタリティーを有しており、我々大人になってからは実現できないようなパワーウェイトレシオと探求心を誇っている。


落ちればきっと死ぬ。
子供でもそんな当たり前の事は判る。


本当の危険を自らの肌で感じ取り、きちんと慎重に対処している。
うっかり足を滑らせて落ちてしまうかも知れないような危険は、全身が鈍ってしまっている我々大人の方が余程大きいのだ。


山頂手前の鬼の急登攀もなんなくクリアし、木々のトンネルを抜けると山頂へ出ました。






棒ノ嶺(棒ノ折山)969メートル。
折角見晴らしのいい頂上でしたが、あいにくの曇天。

ただ、雨は降らずに堪えてくれています。
暑すぎず寒すぎずで、気温的には丁度良かったかも知れません。

簡単に準備してきたおむすびやから揚げ、お湯を沸かしてカップラーメンなどでお昼を摂りました。


繰り返すようだけど、
苔むした岩場に、滑りやすい沢、ロッククライミングのような鎖場があると思えば、新緑の美しいなだらかな森林のトレイルがあったり、低山の面白みが全部詰まったような楽しい登山道だった。

近郊である事もあって人気のコースではあるが、
コロナの件もあるからか、ひとも疎ら。
いい時期に来たのかも知れないね。







山の地図によると、登りは3時間程度でも下りは1時間半程度の標準時間。

しかし大概の場合、下りの方がキツイのが山登りというものです。
重力に引っ張られてどんどん足が出てしまい、知らない間に自分のペースをややキャパオーバーしてしまうんですよね。

長男も次男も、何度か転び、木の根っこに頬を打ち付けたりして随分と男前になってしまいました。

なだらかに見える下りに油断してどんどんペースを上げてしまうからです。
一足毎の着地箇所の確認が間に合っていないんですよね。



一度だけ転んだそうは、ひとしきりベソをかいた後、「顔どうなってる?」と外観のチェックを求め、スマホで撮った写真を見せると・・
「思った程じゃないか」とやや安堵した後、必要以上にゆっくりと確認しながら残りの行程を終えました。
地道に中堅の星を目指すタイプ。


れんは、派手に何度か転びましたがギリギリの所で泣かず、コンチクショウという表情で再挑戦する感じ。
ペースも落とすことなく、確認の精度を上げて行こうというやり方でした。
死ななければナンバー1になるタイプだな。

ヤベエな登山、性格がモロに出るな・・・。



妻も、ペースは遅いけれど、ちゃんと最後まで歩き切ったな。。
思った程遅れてこなかった。


登山はね、体力や技術で登るのではなく、気持ちで登るもの。
決まったペースなんて無いんだから、最後まで気持ちが折れなければ必ず踏破できる。

速い人に付いていこうとすると疲れるし、ゆっくりな人に合わせても疲れる。
特に自分のペースが大事なのが登山なんです。
だから、みんなで山登りに行っても、基本は一人で登ってる様なものなんだよね。


休憩しながら離合し、最後まで歩ければOK。






サツキにシャガに・・色とりどりの季節の植物もキツイ行程を和ませてくれます。



アスリート一家の友達家族は、当然特にアクシデントなども無く無事行程を終えました。
お父さんはボルダリングをやってたらしいので、今回みたいな登山は楽しかったでしょうね。

でも、きちんとした登山はほぼ初めてらしく、後で聞いたら思っていたよりもきつかったと言っていました。


下りで転びまくってた「れん」も、全身土だらけ顔が傷だらけのくせに、「めちゃくちゃ楽しかったよ!」と目がきらきら。

あのくらい子供にとっては何てことないのかもな。




朝7時半から登り始め、午後3時過ぎに下山。

僕も久々だったので、いい足馴らしになりました。





altていうか、かなりきつかった・・・
Posted at 2021/05/17 06:29:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | far away | 旅行/地域
2021年05月02日 イイね!

チーム”K”の集結

チーム”K”の集結「熱いタイヤ買ったらしいすね!ちょっと走りにいきませんか?」


ヲレがタイヤ買ったぞなんて言うと、モエビでブラックバス釣るくらい簡単に食いついてくるレーサーw。
先週あたりも、新品タイヤを入れたばかりのクネ太郎と一発行ったようだ。


こちらも望むところだったんで、二つ返事でOKしたものの、レーサーと走るという事は、エンジンにしろ足回りにしろ、クルマが運動性能の限界に到達するという事である。
不安要素を残しておくと必ずそこがトラブルになる。


充分に点検と対策をしておこう。


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段差などでちょっと深くストロークをすると、耳にチョンと当たる時があったリヤフェンダー。

バコバコ叩いてしっかり対策しておきます。

耳はしっかり180度折り返し、割れた所はペーパーを当てて刷毛塗り。
チッピングコート処理。

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リヤフェンダー内は大型パネルの繋ぎ目が多いんですが、シーラーも痩せてひび割れてきているので、ついでにシーリングをやり直しておきます。

ボディーシーラーを指で撫でつけて押し込みます。



耳折りついでの簡単なボディーメンテナンス。
こういう気遣いが長く乗る秘訣である。


あとは、フロントフェンダーのバンパーの継ぎ目辺りに、簡単なステーを飛ばして突っ張らせ、気持ち(8ミリ程度)フェンダーを押し出します。
アーチ部分も、歪まない程度にグイグイと外側に引っ張って全体的に拡幅させます。
頑張れば、アーチのトップ部分で5~6ミリは広がると思います。

元々グイグイはやってありましたが、ダメ押しのもうひと引っ張りですw


フェンダーライナーなどは当たる所があっても勝手に削れて無くなるだけなので、気にしないで放っておきます。
金属部分が当たらなければ、大した音はしないので。


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レーサーはハチロクで来ると言うんで、コーナー勝負のスタビ最強に。
トータルバランスは悪くなるんだけどね、極低速セクションが多いステージでは入り口でパキンと向きが変わるセッティングの方が速い(気がする)。


あとは、オイルが少ないとメタルブローの原因となるので、フルレベルにあるかどうか確認し、LLCの量も確認。

この位やっておけばいいでしょう。



油温は多分120℃に達するので一発で終わります。
戻ったら交換でいいかな。




さて、夕方にちょこっとお仕事がありましたが、
サクッと済ませてそのまま合流。

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クズの頂点が久々集結。
どうしよう・・・疼いてきやがった。

ホント・・・マッターホルンの天辺クラスのクソヤローなのに全員妻子持ちっていう・・・。

それにしても車高タケーなヲレのGC8w




この3人だけで集まるのいったい何年ぶりなんだろう・・・。

外出すら憚られるこんなご時世なんでね、この人数が限界かな?
高速でサクッと行ってサクッと帰ってこよう。


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もう何なのって位速いね・・・レーサーのハチロク。

このハチロクは左ハンドルで、本物のサイオンなんだよ。
ま、中身は全く一緒なんでパワーがあるとかじゃないんだけどね、乗り手がバカ・・じゃなかったバケモノなんでね・・・

登りでトントン下りで最後の方ジリジリ離されるっていう・・・(タイヤは持ったけど、エンジンが熱ダレでパワーダウン感もあったが・・・)
まぁ、何だつったって相手はハチロクですからね、インプレッサで挑んでトントンじゃ負けなんで全く話になりません。


前後入れ替えてもう一本行くかぁ・・・で、レーサーがぼそり。

「だいさん。もう絶対にコッチの方が速いんで、無理してやり過ぎないでください。」

「・・大丈夫だよ、この齢になると出来ない事は絶対に出来ないんだから。」


まぁ・・心配してくれてるんだろうけど、
何があったって冷静さを欠くことは無いし、何百回走ったって絶対にクラッシュしないくらい自分の限界を護り切っちゃってるんだからね・・・。

クルマの限界の方が先ですね。



そして先行で走り出す。

多分、過去で一番速く走ったと思う。(当社比)
タイヤが破綻しないので、無尽蔵にペースは上がっていく。

のに、のにのに。
ハチロクはなかなか見えなくならない。

登りはパワーが活かせそうな区間ではやや離せるけど、極低速が続くとそのアドバンテージが帳消しになる。
タイヤ外径が一回り大きくなってしまった事もあるのかな、2速ドンピシャだったコーナーがパワーバンドから外れてるな。
立ち遅れてるあいだに、追いつかれてしまいます。

かと言って、なかなか一速に入れる気にはならないからなぁ・・・。


大きめに振ってドリフトで半クラ効果を狙っていったんだけど、グリップが戻るのが早いのでそんなにです。。


終始DCCDも弄らずフリーで走行。
もう少し前を引っ張らせれば良かったかな???
とか色々考えましたが・・・現役のFRチャンピオンを相手に色々やってもひっくり返せる所までは行かないのでこの辺で・・・ww
(フロント引っ張らせてハンドルコジると一瞬でタイヤ無くなるんでw)


まぁ、年に数回しか走っていないおぢさんにとってはこの辺が限界ですw

満足満足。



レーサーはまだヲレたちなんかより一回り以上も若いんでね、
このまま世界まで突っ走ってもらえたら、一緒に走ってきた仲間としては鼻が高いよね。

頑張れ頑張れ。


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ヲレもナンカンのAR-1という安いアジアンシリーズの奴で一番食いそうなタイヤ(一番安いタイヤw)を珍しく履いてきていたんだけど、レーサーは更にズルいタイヤを履いてましたね・・・ディレッツァ94Rだって。

全開走行40㎞しか持たないタイヤだってよwww



新品タイヤで過去イチの仕上がりだったハズのクネだったが、
「あんな走りに付いていけるか」と、開き直りで終始しんがりを守り、
「超えない」走りを守り切っていました。




レーサー曰く

「クネさんも前より速くなってましたね。」

いつ比だよ、余計なお世話だろww

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あとは誰もいない道の駅で、適当に管巻いて撤収。
何とかクルマも持ちこたえたし、久々に楽しく走れたな~と



思っていると・・・




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何かブースト掛かんねーな。。
アクセルベタ踏みなのに加速していかない。
ブーストが掛からない以外は絶好調、フェイルセーフ的なリタード感も無いな。



何だろう・・・

配管が抜けたか?




無事家路に着くものの、エンジン停止時にある事に気付く。

ボールベアリングタービンのキュイー・・・ンという惰性音が全くしない。
タービン本体か。

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翌日点検してインタークーラーを外すと、エンジンオイルがドロリ。

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こりゃ酷いなぁ・・・。

ここ数年ブースト掛けた時のオイルの減りが極端に悪かったのはやはりタービンのせいだったのかも知れないなぁ・・・

ボールベアリングは耐久性があるからなかなかブローには至らなかったのか。

ここの所イマイチパワー感が無いというか、タレやすくなる感じがあったのはタービン寿命の予兆だったのかもな。

でもまぁ、今まで一度もタービン換えたことないんで、24万キロも持ったんだよね。。。

逆に今まで良く持ったね・・・お前も頑張ったよ。


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一応フロントパイプを外してみました。
ブッ飛んでるかと思ったタービンホイールそのものは残っていましたが、ガッチリ固着して1ミリも動きません。


ベアリングブッ飛んだか・・・。




タービン全損かも。。


altVF24か、もしくはVF28を持て余している方が居ましたら、誰かご提供を~!

Posted at 2021/05/05 00:59:24 | コメント(6) | トラックバック(0) | カーライフ | クルマ
2021年04月24日 イイね!

ハイグリップタイヤ運用準備

ハイグリップタイヤ運用準備久々にクルマで会社に行き、仕事帰りにタイヤ交換。
クネに借りているCE28に新品タイヤを履かせてみる為である。



正直、あまりマイナスオフセット(今はインセットって言うらしい)のホイールはフィーリング的に好きじゃない。
シャコタンツライチはカッコいいと思うけどね、車高はノーマルまで上げちゃったし、見た目どうこうと言うよりも、スクラブ半径のズレから来るステアリングフィールの違和感が余り好きじゃないんだよな。



7J+48から8J+44へ。
まぁ、高々4ミリなんだけど、元々純正派だったからね・・・
ノーマルの6.5J+55からOZの7J+48になった時は、劇的に変わってしまい、少し残念な気持ちになったので、警戒はしてしまう。




スクラブ半径だキングピンだと小難しい話を無視しても、太くていいタイヤを履けば、確実に速く走れるようになる。
ただ、気持ちよく走れるようになったかと言われると、また別の問題である。
それはただ踏ん張りの限界が高くなっただけで、操縦性が向上した訳ではないのだ。

適正なサスペンションジオメトリーの開発は、標準で履かれるタイヤホイールによって設計される。
ホイールのオフセット量はキングピンの角度と密接な関係を持っているので、スクラブ半径(ナックルアームのスイングの中心線とタイヤの中心線の接地面上での距離)を極力小さくするためにメーカーは苦心しながらミリ単位で調整してくるのだ。
ノーマルではスクラブ半径が完全にゼロか、荷重輪のたわみを計算して数ミリポジティブに振っているだけである。
北極星はタイヤのど真ん中になければいけないのである。



インプレッサは4WDなので、元々加減速によるジオメトリーの変化は出にくいのだけど、やはり大きすぎるポジティブスクラブ(マイナスオフセット大)はハンドルが突然重くなるし、轍に取られやすくなるなどがあります。
舵を切る度に摺り足になるので、タイヤへの負担も大きくなります。
スポーツ走行では発熱しやすいでしょうね。

そういう物を全てひっくるめた上で、ステアリングから伝わってくる絶妙な違和感みたいなものが、マイナスオフセットに振る度に増えていく。


これは間違いないです。



自分が初めてGC8に乗って感銘を受けたのは、ゴリゴリのハイパワー四駆にも関わらず、ナチュラルな操舵感、操縦性に基づく人馬一体感。
これはやはり16インチのノーマルホイールで走っている時が一番であった。

205という細身のローグリップタイヤで限界が低くても、どんな姿勢になってもコントロールしきれるような信頼感のある操縦性。
簡単に言うと、どれだけカウンターを切っても一定のキックバックなので落ち着いてステアリング操作が出来るという事だった。


なので、ホイールの変更というものにはとても慎重になる。
スクラブのズレ幅によっては全く別のクルマになると言ってもいいからである。


alt
まぁ、そうは言ってももう履き替えてきちゃったんだけどねw

今回お試しで買ってみたナンカンAR-1。
スゲエパターンwww


ホイールが軽くなったからか、7Jから8Jになったにも関わらず加減速の軽快感は増しましたが、やはりハンドルが重くなりますね。
・・でもまあ、許容範囲かな。

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フル転舵の際に若干する擦過音はマッドフラップの金具でした。
フェンダーは元々結構叩いてるし、ぐいぐい引っ張って若干ワイドになってるのでどこにも当たらない。

ボルトを一ヶ所ナベ頭に替えて、ハンマーで引っ叩いてオフセットさせます。
これだけでどこにも当たらなくなりました。
あとは、ホイールをかっぱらわれても嫌なので、一ヶ所一個づつマックガードへ交換。



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久々のハイグリップタイヤ。
ボロい箇所は一気に崩れると思うので、一度切れたのに適当に中古ブッシュを打ち替えて使っていたトランスバースリンク(フロントのAアームね)はさすがにリペア品に交換。

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足回りを弄る際、ナックルアームを微妙に上げ下げするのに便利だと思い、インパクトで回せるパンタジャッキを作りました。

案の定かなり便利w


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このアームはチャージスピード製強化ブッシュに打ち替えておきました。

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滅多にやらないナックルジョイントのブーツやグリスも交換します。

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あとは、だいぶ以前から懸案だった右フロントのドライブシャフトブーツの熱問題。

タービン下側の遮熱板を撤去している事と、単純にキャタライザーが間近である事とでドラシャブーツのミッション側がかなりの高温に晒されている。

お陰でここのブーツは持って5年、早くて3年で破れてしまいます。
グリスは高温化で液状化し、強く締めてあるブーツバンドの隙間からも滲み出して飛び散り、メンバーやフロントパイプを常に汚してしまっています。

整備性を考えてのタービン遮熱板の撤去ですので、簡単な方法で遮熱したい。


寝板に寝っ転がって、投光器で照らしながらぼんやりと眺めて、何かグッドアイデアはないかなと考える。
割とよくやる瞑想的トラブルシューティングである。

単に結果だけを追求するこじつけのような答えを出すのではなく、
その前後関係や成り立ち、コストパフォーマンスと切り捨てのバランスで一番いい所を感覚的に探り出すセンシティブな探索法である。


10分程眺めて出てきた現実的な案は、
やはり単純にドライブシャフトの周辺だけ簡単に脱着できるような遮熱板を製作して取り付けるのがよいと結論付けました。

部屋にあるアルミの端材で出来そうだし、ミッション側に使われていないM10のネジ穴が数か所あるので、取り付けも取り外しも容易である。


ざっくり寸法をとってその場でこさえました。
はっきりしたイメージが出来たので、作り始めたら直ぐに完成しました。

まずまずだな。


ステアリングシャフトやブーツが干渉しないか
3次元的に検証しながら、ネジ穴の遊びの範囲でずらしたり、ぐいぐい広げたりして微調整。


なかなかいいんジャマイカ。

随分以前から気にはしていたんだけど、ゆっくり考えている時間が無い事と優先順位の低さからなかなか実現しませんでした。

やれば速いな。


ようやく自分のクルマは少し落ち着いたかな。
本当はイプ太郎のエンジンも今年中にやり直そうと思っていたんだけど、別のエンジンの依頼も入っちゃったし、エブリイも仕上げたいし・・・で、やってる暇ないかも。


身体も昔みたいに無理が利かないのでね、
まぁ、のんびりやりますわ。


altヲイてめえら、今なら遊んでやれるぜ~(小声)



Posted at 2021/04/30 05:57:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ
2021年04月18日 イイね!

プレ登山

プレ登山れんが年長に上がったのでそろそろガチ登山にでも連れて行こうと思っており、モンベルのアウトレットなどへ行って上の子と一緒に靴などを買い揃えた。

まぁ、ガチとは言っても日帰りレベルなので靴だけ買っとけばあとは割とどうにでもなるかな。


あとは雨具と帽子とか・・・
ウェアなんてのはウインドブレーカー位あれば何でもいいだろう。


兎に角、小僧どもが飽きずに最後まで頑張れるかどうかが問題で、途中で疲れただ嫌だとぐずってリタイヤするようなら失格である。
ふたりとも僕と一緒で基礎体力が高く、軽量コンパクトボディーなので、5歳7歳の無尽蔵のバイタリティーを考えればどうにでもなる筈なので、気持ちの問題だけである。

体力が足枷になるかも知れないのはむしろ妻の方かも知れないのだ。



そんな訳で、ちょっと近場で軽く歩いてみようと厚木にある「県立七沢森林公園」という所でハイキングをしてみることにしました。

丹沢のはずれの山の斜面に造られた自然公園で、遊具や広場はいくつか設けられているものの、尾根をぐるりと回るコースは大人でも2時間くらい掛かるただの山歩きだという。
プレ登山には持って来いではないか。


alt
冒頭の立派な眼鏡橋を渡った所からぐるりと逆時計回りにスタートする。

登り始めは、石畳などで整備されていて歩きやすい。
あまり歩きやすくてもプレ登山にはふさわしくないので、どうかなあという感じだ。


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長男のそうに地図を見させてみよう。


「いいか、線だけを追いかけるんじゃなくて周りにある目印になりそうなものをよく確認するんだぞ。」

「うん、解ったよ。えーと次は階段だからここは左の方かな。」



いつも思うのだが、そうは、妙に情感を込めて話す。
相槌を含めて矢鱈とハキハキ喋るのが芝居がかっている。
子供ってこんな感じだったっけ?

もう少しモジモジもごもごしてるのが子供じゃなかったか。


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歩きやすい散策路は初めだけで、少し登ると普通の山道でした。

休憩こそ多いものの、パンだの飲み物だのを与えると次のチェックポイントまで怒涛のように登攀していく。


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広場のところどころにシャクナゲが鮮やかに咲いている。
カメラがびっくりしそうな程に紅い。


シャクナゲはド派手なツツジの仲間であり、5月や6月に花を付ける。
南国の観葉植物といった風情だが、低温にも強く寒冷地や高地にも広く分布している広葉樹である。
見た目通りなるほどと言うか、ロドトキシンという毒を有しており、身も葉も食することは出来ない。

花言葉は「荘厳」「危険」。


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木漏れ日の中、
トレイルランニングのオッサンより速く駆け抜けていく子供達。

パワーウエイトレシオの数値が低いので、大人のように足首を痛めるという事はない。



こいつら多分大丈夫だな。


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天然のスポットライトに照らされた名前も解らない山野草たち。

陽が当たってなければ足も止めないが、
演出という物がいかに大事か判る。


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軽いハイキングかと思っていたが、ただの登山でした。

ただ、唯一心配だった奥さんも思ったより動けていましたね。
これならしっかりした登山でも大丈夫でしょう。

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最後まで地図を見ながら歩いた長男。
マニュアルに沿った事を正確に、という性格なのでこういう事は性に合っているのかも知れない。


ヲレや次男のれんは、面倒くさがりでいい加減なので、あまりこういう事は向いていない。
現場の風景を見てから、雰囲気で次を決める性格だ。

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休憩含め、3時間ほどで回ってきました。
この位で判断するのはまだ甘いかな?って気もしますが、体力的なものは問題なありませんね。

大事なのは資質。

辛いとか苦しいとか言う前に、楽しんでやったり負けるかナニクソと振り返ることがないので、リタイヤの心配もないかな。




資質も問題なさそうです。


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alt連休も非常事態宣言か・・・近場でちょっと行ってくるか。
Posted at 2021/04/25 09:07:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | far away | 趣味
2021年04月10日 イイね!

新車導入

新車導入未だ収まらぬコロナによるステイホームに、東日本大震災から10年目の余震、台風などの豪雨被害も最近は多く感じる。
近年は何かと只ならぬ災害が近づいている事を想起させる。

家で過ごす時間をひたすら強化していく事しか、することがないのはウチだけではないハズである。

停電などは滅多にない事だが、キャンプや屋外作業などの幅も広がるので、ポータブルのジェネレーターを導入することにしました。


ヤマハのインバーター発電機EF1600is
エンジン物は初めのメンテナンスが肝心なので、新車で購入w

・・・ってクルマじゃねーけど、ヲレにとってはエンジンが付いたマシンであることに変わりはない。

インバータータイプは高いですが、コンパクトで静かな物が多いので、市街地やキャンプ場で使うにはコレになりますね。
コンプレッサーとか電動のドリルやポリッシャーなど、10アンペア近い電動工具をドライブする事が多いので、9アンペアの物ではなく、16アンペアの物にしました。

これならコンプレッサーを回しながら他の電動工具もギリ行けるでしょう。



先ずは使用準備。

エンジンオイルとガソリンを入れるだけですが、リヤカバーを開けて各部を仔細に観察し、今後のメンテナンスのイメージを作っておきます。

割と設計はオーソドックスですね。
キャブレター式の原付のエンジンにACジェネレーターがドッキングしたような原動機です。


ヤマハの製品ではありますが、ホンダ純正の10W-40の4サイクルエンジンオイルを投入。

0.4Lでフィラーキャップすれすれです。

多過ぎても少なすぎてもレベルセンサーが感知してエンジンストップさせてしまうフェイルセーフが入る模様。


あとは、レギュラーガソリンを携行缶で買いに行ったんですが、京アニの事件以来、携行缶だと譲ってもくれないスタンドが増えまして、近所のセルフスタンドはNG。
川沿いの畑が多い農地エリアに近接するフルサービスのスタンドでは煩わしい事ひとつなく笑顔で入れてくれました。


携行缶NGにした位じゃ幾らでもやりようがあると思うんだけど・・・
サーキット組や農機具を使う人たちは困ってるでしょうね。。


土壇場で使えないと困るので、慣らし運転も兼ねて、色々なものを繋いでみました。

ウチに幾つかあるある家庭用エアコンプレッサーは、アストロの7Aの物と、5.1Aの物の併用がOK。
10.6AのポリッシャーもOKでした。
家庭用アーク溶接機も溶け始めの最初のスパークは苦しそうでしたが、溶けてから繋いでいくところは何とか足りていましたね・・一応使える。


16アンペアでもこの辺がギリギリなんで、うっかり9アンペアモデルを買ってしまうと、この辺が全部使えなくなってしまう所でしたね。

危ない危ない・・・。


音は・・・思ったよりもうるさいです。
ノーマルマフラーの原付のアイドリングぐらいでしょうか。
お祭りなんかで回しているパイプフレームの奴よりは全然静かですが。

誰もいない山奥の河原で使う分にはいいかも知れませんが、閑静なキャンプ場では雰囲気を壊してしまいそう。
そもそもジェネレーターダメですよってキャンプ場も多いですけどね。

市街地でも夜中は駄目でしょうね、災害時の停電などでは仕方ない感がある程度あるでしょうが、夜通し回しておけるような音量ではないです。

必要な時に必要なだけって感じでしょうか。



重量も乾燥で20㎏なので、オイルとガソリンも入れると25㎏近くなりますね。
ペンキパンパンの一斗缶くらいの重さです。

女性では持てない人も出てきそう。



取り敢えず、出先でエアコンプレッサーを使えるようになるのは大きい。
エブリイの屋外オールペイントを考えているので、その際に真価が判りますね。

楽しみ楽しみ。



先日、上の子が使っていた自転車を下の子に降ろす際に、女の子っぽいから嫌だとこぼしていた水色の車体。

これはそもそも元々、クネ太郎のところの娘が使っていた自転車だったのだが、いずれウチの長男のところに降ろすかもしれない事を想定しての女の子としてギリギリラインのパステルブルーを選んでくれていたという経緯がある。

そして有難く我が家で引き取ることになり、色に頓着が無い長男はこれで自転車を憶えた訳だが、そこから2年。
次男へ引き継がれる際に、問題が起こる。


漢らしさに常に拘る次男が、色が嫌だとか前かごが嫌だとか言い始めたのだ。
もっとカッコいい自転車がいいとほざきだす。

長男の新しい自転車を買うので、色々見て回ったりしたからか、目が肥えてしまっているのだ。
フェンダーと前かごと色がダサいとか言うのである。


5歳児のくせにある意味判ってるじゃねーか・・・。


そんな訳で、3オーナー目にしてカスタマイズする事になりました。
不要なパーツを撤去して、オールペイントです。

私たちが小学生の時も色々やりましたよね、荷台や前かご取って、スポークに何か判らんプラスチックのリングをジャラジャラ付けて、チェーンカバーにダブったビックリマンシールを矢鱈貼るっていうww


まぁ、パーツ外して色を塗り替えるだけなら金は掛からんので、日曜日の昼下がり、子供たちが空手に行ってる間にさくっと塗りました。



タイヤも外さないんでマスキングが面倒ですが、キ〇ガイみたなマスキングを仕事でも散々やってきたので、この位ラクショーですw

色は、黒がいいという注文でしたが、ただの黒もつまらないので、少しメタリックとガラスフレークを入れて、陽があたった時だけギラっとひかるような濃い目のガンメタリックブラックにしました。




おー、割といいかも。


乾いたら、マスキングを外して、
別で塗ったチェーンカバーを取り付けして完成!


全く別の自転車になったなw
雨で乗らないから、フェンダーレスでも全然いいな。


帰ってきた次男は、「うおお!ヤバイこれ」と言って、大喜び。
3オーナー目のセコハンですが、文句も言わず毎日しゃこしゃこ乗り倒しています。


こういう作業も、離れまでポータブルタンクで何往復もするところですが、発電機があると楽になりますね。

altこんな事ばっかりしています。
Posted at 2021/04/26 06:49:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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2009/09/13 00:37:18
 

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