
新型コロナウイルスの感染拡大の影響が大きくなっており、一週間前には近所のスーパーやホームセンターの店頭からもティッシュやトイレットペーパーがなくなってしまう事態になりました。
しかし、数日前からホームセンターにはティッシュやトイレットペーパーが山のように積み上がり、「数量制限はありません。お好きなだけお買い求め下さい」との表示。
こうなると、そばを通る人も手に取る人は少なく、行列もできていません。
なんか予想通りの展開ですね。元々生産量が減ったわけではないので、すぐに余るだろうと思っていましたが、もう心配ないようです。
あわてて買い求めた方も、腐って使えなくなるものではないので、問題ないでしょう。
さてトイレットペーパーはともかく、各地のイベントは軒並みキャンセルとなっているようで、私がエントリーしていた4月の旧車イベントも、数日前に主催者から中止(延期)の連絡がありました。この状況では仕方ないですね。
そんな中、昨日はキヤッセ羽生で開催された「第3回昭和平成クラシックカーフェスティバル」に初代カローラ(KE11)で参加しました。
自宅から遠くないので昨年は見学しに来ましたが、今年はエントリーしました。
しかし、昨年と比べて参加台数も見学者も少なかったように思います。これもウイルスの影響かもしれません。隣の埼玉水族館は臨時休館していました。
今回他のカローラの参加者は、お隣のEE804ドアセダン1台だけ。
このカローラ、1985年式とうちのAE86(スプリンタートレノ)と同年式です。
この5代目カローラは、セダンなどがFFに変わったのに対して、レビン/トレノはFRのまま残したことが有名ですね。
同じ年式でも残存数はだいぶ異なると思われます。
AE86のような人気車は、クルマ好きが乗っている場合が多いので、壊れても費用をかけて直しますし、手放すにしても引き取り手が現れます。
一方、普通のセダンやハッチバック車は、クルマに興味がない人が実用品として乗っている場合が多く、多額の費用がかかる故障や事故となれば、乗り換えてしまいます。そうなると引き取り手もなく、そのままスクラップになってしまうケースが多く、残存しにくいのです。
特に廉価グレードはこの傾向が強いです。
その意味では、このクルマは貴重です。
1300ccでパワステもタコメーターもなく、AMラジオしかない廉価グレード。そして走行距離は驚きの6000kmでピカピカ。
オーナーさん、末永く大事に乗ってください。またお会いしましょう。
それ以外のクルマですが、旧車イベントに何回も参加していると、珍しいクルマもだんだん珍しくなくなってきます。
そんな中で今回目に留まった1台はこちら。
初代ワゴンRです。
ワゴンRはトールタイプの軽自動車の草分け的存在として有名で、代車などで何回か乗ったこともあります。
しかし、購入対象として考えたことはないので、現在が何代目なのか、各モデルでどんな違いがあるのかなど全然知りません。
しかしこの初代だけは、そのコンセプトとスタイルが印象に残っており、惹かれるものがあります。
今見てもカッコいいクルマです。特にこの右後部ドアがないのが個性的でいいですね。
さて、会場の中で旧いクルマ雑誌やカタログを販売しているコーナーを発見。
のぞいてみると、かなり昔のカーグラやカーマガジンが並んでいます。どれも1冊100円です。
もしや、と思って手に取ってみると、初代カローラ1200の記事を発見。
カーグラフィック1969年4月号、11月号の2冊を購入しました。
この時代のカーグラを見るのは初めてですが、基本スタイルは今も変わらいように見えます。
そしてペラペラとめくっていくと・・・・・
「新発売カローラハイデラックス」との広告発見。
私がクルマに興味を持つようになったバブル景気の頃では、カローラの購買層とカーグラの読者層は全然違うものになっていましたが、この当時はそうではなかったのですね。
そして、ニューモデルとしての記事。
11月号ではテストの記事が掲載されています。
マイナーチェンジによってエンジンが1100から1200に変わったのが一番大きいのですが、それ以外にも内装や3点式ベルト装着などの変更点があったことは知っておりました。
さらにこの記事によると、リーフスプリングの枚数や薄さ、ダンパーの固さなども変わっているとのこと。
また燃費は12.2~13.5km/Lとのことで、今の軽自動車より軽量なのにあまり良くなかったみたいです。
クルマが発売された当時の記事は、なかなか興味深いですね。
1冊100円ならカローラの記事があるかないかに拘わらず、もっと購入しておけばよかったかな。(^^;)
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KE11 | クルマ
Posted at
2020/03/08 20:31:42