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うちのアルファロメオ156JTSは2019年4月購入なので、それから2年4カ月、この間の走行距離は約15,000kmとなっています。

意外なことにエアコンもそこそこ効くので、この暑い中でも実用車として活躍してくれています。



そしてアルファと言えば「壊れやすい」というイメージがあるかと思いますが、購入してから最初の半年で何回かトラブルはあったものの、それ以後は大きなものはありません。

これは意外でした。156と言えば歴代アルファロメオの中で日本で最も売れたクルマ。2000年代初頭にはBMW3シリーズやメルセデスCクラスと同じくらい頻繁に街中で見かけていたと思います。

そして2005年の販売終了から16年、まだまだ「旧車」と呼ばれるほど旧くもないのに目撃頻度は激減。これはきっと故障に嫌気がさして手放す人が多かったのではないか、とも思っていたのですがそこまで信頼性が著しく低いクルマでもないようです。

そんな156ですが事件が起きました。
買い物に行こうとエンジンをかけ、中の空気を入れ替えるため運転席の窓を全開にします。そして窓を閉めようとパワーウインドウのスイッチに手を伸ばすと「ゴトッ」という音ともに指先の感じがおかしい。

見てみるとスイッチが陥没していました。


このままであると運転席の窓が操作できません。窓が全開のまま出かけるわけにもいかないので、応急措置に入ります。

スイッチを割箸でつまんで引き出そうとしたところ、スイッチレバーの部分だけが出てきました。


スイッチレバーを固定するための突起部分が折れたため、レバーが外れてしまったようです。これは分解しないと無理みたい。

運転席ドアの取っ手のゴムをめくって、六角ボルト2本をはずせばスイッチ周りの部品は簡単に取り外せます。


外してみると、運転席のパワーウインドウスイッチの周りのプラスチック部分が折れてしまって、抑えがきかなくなり脱落した模様。


さてどうしましょうか。スイッチ周りのプラスチック部品と運転席のスイッチレバーを交換すれば直りそうですが、ネットで検索しても全然見つかりません。
BMWやメルセデスなら簡単に見つけられるのに、アルファは同じようにはいかないようです。

仕方ないので応急修理することにします。
まずスイッチレバーですが、接着剤で修復したものの強度的に問題があるので、他のレバーと入れ替えることにます。

このため使用頻度の低い右リアのスイッチレバーを外します。画面の外し方が正しいのか否かは分かりません。


運転席と右リアを入れ替えてセットします。


スイッチ周りの部品ですが、こちらも接着剤で修復した後、要は脱落しなければいいので、テープで固定します。


一応修理完了。窓の開閉には問題なさそうです。


とりあえずこれで様子を見てみます。
今回はアルファらしい壊れ方ですかね。(^^;)

先日、エアコンの冷気が出なくなったうちのスプリンタートレノ(AE86)、近くのクルマ屋さんで見てもらったところ、コンプレッサー不具合とのことなので交換することにしました。

うちのハチロクのエアコンは2012年に全交換しておりますので、当然コンプレッサーも新車時の純正部品ではありません。

このためまず現在装着されているコンプレッサーの部品番号を確認するためクルマ屋さんにハチロクで行き、リフトアップしました。


下回りを見てみると、36年前のクルマにしては錆も少なく状態は悪くありません。


そして問題のコンプレッサーを確認してみると、オイルが漏れておりやはり原因はここにあるようです。


ちなみにコンプレッサーはデンソー製。部品番号を確認してこの日は自宅に戻ります。


作業自体は問題ないでしょうから、あとは部品が入ってくるの待つだけ。多少時間がかかるかもしれませんが。

と思っていたら本日クルマ屋さんから連絡あり。
アレッ、こんなに早く部品が入ったのかなと聞いてみると「問い合わせたら部品がもうない」とのこと。

これは想定外。ハチロクの純正部品が廃版なのはよくあることですが、9年前に交換したコンプレッサーが廃版になっているとは思いませんでした。

ただオーバーホールならできるとのこと。なのでオーバーホールすることに。

このためクルマ屋さんにまたハチロクで行き、クルマを置いてきます。
歩いて5分と近いので帰りの足を心配する必要もありません。クルマ屋さんが近いというのは何かと便利です。

そして約1時間後、コンプレッサーをはずしたハチロクが戻ってきました(クルマ屋さんが乗ってきてくれました)。


使う予定もないので預けたままでもいいのですが、クルマ屋さんとしては盗難リスクがあるのでなるべく預かりたくないとの。特にハチロクのようなクルマは。
私としてもうちにあった方が風雨にさらされる心配がないので有難いです。

戻ってきたハチロクはコンプレッサーとともにベルトも外されており、外した部品は助手席足元に置いてありました。


ベルトが外されているということは、パワステも効きません。


約30年乗っていますがパワステなしのハチロクに乗るのは初めて。ちょっと動かしてみたら、FF車ほどの絶望的な重さではないものの当たり前ですが重い。この暑さの中でこの重いステアリングを操作したくはありません。

というわけでエアコンレス、パワステレスとなったハチロクは当分動かさないでしょう。
オーバーホールとなると相当時間がかかりそうなので、もしかすると復活するのは涼しくなる頃かもしれません。(^^;)

相変わらず暑いですね。

なので、先日のブログの通り普段はもっぱらエアコンのよく効くクルマばかり乗っています。

このため6月にエアコンの修理をしたサバンナRX-7(FC3S)にも、修理後一度も乗っていません。


せっかく修理したのですから、この猛暑の中でエアコンがちゃんと機能するのかどうか、走ってみることにしました。

外気温は34～35度で日差しも強く、エアコンのテストをするには絶好のコンディションです。そして温度計をセットしてスタート。


そこそこ涼しい風は出ていますが、やはりR35 GT-RやBMW218dのような涼しさはありません。
測定した結果、走行中の出口温度はだいだい11～12度(最低で10.3度)。停止するとだんだん温度が上昇していき18度くらいまで上がります。


うちの他のクルマでも同じように測定した結果、停止中は出口温度が5～6度上昇するのはどのクルマでも大きく変わりませんが、走行中の温度がGT-RやBMW218dは2～3度、アイは7～8度なので、そもそものエアコンの基礎体力に差がありそうです。

まあこんなものでしょう。修理前も同じぐらいだったと思います。
このクールシートも併せて使用しているので、猛暑の中でもなんとかしのげる感じ。


他にクルマがないのであれば別ですが、無理して乗ることもないので、今後も多分出番は少ないでしょう。

さて、スプリンタートレノ(AE86)についても温度測定をしようとしたところ、エアコンの冷気がぬるい。
測定の結果、走行中でも19度～20度と明らかに異常。

レシーバータンクのサイトグラスを覗いてみると真っ白。これはガスが不足しているということか。


ハチロクのエアコンは2012年に全交換してR134a対応となっているので、一般的なエアコンガスが使用できます。
なので自分でエアコンガス補充にチャレンジ。

ネットで一番よく販売されているエアコンガスチャージホースメーターと冷媒HFC-134aセットを購入。


ホースを低圧側ポートに接続してホース内の空気を逃がし、エンジンを掛けてエアコン始動で準備完了。


あとはガス缶のフタに穴を開けエアコンガスの注入開始というところですが、ゲージの針を見ると適正なガス量の位置を示しています。


「本当にこのままガスを注入していいのか」と迷いが生じたので、やめることにしました。

作業を中断して近くのクルマ屋さん(初代カローラがお世話になっているところ)に走っていき、見てもらいます。


とりあえずガス補充を試みますがガスが入っていきません。どうもコンプレッサーが正常に動作していない模様。
なのでコンプレッサーを交換することにしました。
しかし部品が入るまでおそらく時間がかかるので、ハチロクも当面夏休みとなりそうです。(^^;)