
今年はよく雨が降りますね。
梅雨なので雨が多いのは当たり前ではありますが、それにしても今年は特別多いような気がします。
平年の関東の梅雨明けは7月21日だそうですが、今年はいつ頃になるのか分かりません。
ただ雨が多いと言っても、こちらでは被害が出るような大雨は降らないのが幸いです。
こういう天候状態なので、ガレージに入っているクルマは6月上旬以降ほとんど動かしておりません。
しかし全く動かさないのもクルマに悪いので機会を伺っていたところ、先日雨の降らなさそうな日があったので久しぶりにガレージの5台(R35 GT-R、AE86、FC3C、ビート、初代カローラ)を全て出すことにしました。
そして1台ずつ動かすわけですが、雨が降らないような天気だとこの時期かなり暑いわけで、エアコンをガンガン稼働させることになります。
私は暑いのが大嫌いなので、暑い時期に窓を開けて走るなんてことは致しません。
その際ちょっと気になるのは、(エアコンではなく)クーラーの性能に不安のある初代カローラ。
今年5月の車検の際にガスを補充してもらったので冷気が出てくるはずですが、その実力は未知数です。
走りだしてみると、これが思ったより冷たい空気が出ている感じ。
勿論GT-Rのような冷え方はしないですが、ビートやトレノと同じくらいの冷気が出ているような気がします。
と言ってもあくまで感覚なので、何か数値で示せるものがほしい。
そこでクーラーの出口温度を測定することにしました。
通常の室内温度計では測定が難しいので、何かいいものはないかとホームセンターで見つけたのがこの温度計です。
「ガーデニング、水槽、冷蔵庫の温度管理に」と書いてあるので、本来の目的はそれらなのでしょうが、長いコードの先端に室外用の温度センサーが付いているので、これをクーラー出口に設置すれば測定できそうです。
この温度計を、写真の通りカローラに設置。
本体は背面にマグネットが付いているので、グローブボックスにうまい具合にペタッと貼り付きます(鉄製ですから)。今のクルマでは無理ですね。
温度センサーはクーラー出口に養生テープでチョコっと留めるだけです。
それでは測定開始。
上の数字がクーラーの出口付近の温度、下の数字が室内温度です。
クーラーを全開にして、アイドリングで約2分経過。
出口温度はかなり下がってきました。室内温度はそう簡単には変化しませんが、湿度は割合すぐに下がるので、体感的には涼しくなってきています。
ここから近所を10分ほど走行。
結果、出口温度は8度前後まで低下したところで安定。体感的にもかなり涼しい風が出ています。
この温度計は最高温度と最低温度が記録できるのですが、それによると7.6度が最低温度だったようです。
というわけで、実験完了。
50年前のクーラー(しかも30年以上未稼働)なので、たいした冷房能力はないかと思いきや、意外な実力がありました。
猛暑日となるとまた別の結果になるかもしれませんが、最高気温30度程度なら十分実用になりそうです。
でも暑い日に敢えてこのクルマには乗らないですがね。(^^;)
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KE11 | クルマ
Posted at
2020/07/24 21:45:39