
先日のブログの続きです。
レンタカーのスバルレヴォーグ(VN5)に乗って目的地を目指します。
そして目的地に到着。
たまたまVM型レヴォーグがいました。
戻ってきたVM型のオーナーさん、やはり新型が気になるみたいでチラチラ見ているようでした。
到着したのは道の駅「オーロラタウン93りくべつ」。
ここは2006年までは廃止された北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の陸別駅でもありました。
現在は「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」として廃止された駅と車両を利用して乗車体験・運転体験ができる観光施設となっています。
一度列車を運転してみたかったんですよね。
鉄道車両を運転体験できる施設は全国に何箇所かありますが、ここの特徴はその規模でしょう。
駅構内だけではなく本線上を運転できるコースもあり、今年からは5.7km先の旧分線駅まで運転できるコースも追加されたようです。
普通は素人が運転する列車が駅構外に出たら安全上の問題が生じますが、ここは沿線にほとんど人気がなく踏切もないので実現できたのでしょう。北海道ならではだと思います。
と言ってもそういうコースを運転するにはある程度経験が必要となり、私は全くの初めてなので初心者向けの駅構内を往復するコースです。
予約時間になったので受付を済ませて運転する列車(CR75形気動車)へ。
初めて座る運転席にちょっとドキドキします。
事前知識は全くなしでしたが、運転指導の方がいちから教えてくれるので、誰でも問題ありません。
一通りの説明を受け、いくつかのスイッチを操作して出発準備完了。
右足のペダルを踏んで、「ファ-ン」と警笛を鳴らして出発。
マスコンを1ノッチ、2ノッチと押していくと「ガガガガー」というエンジン音とともに加速を始めます。ちなみにマスコンはボタンを押しながらでないと回らないとは知りませんでした(安全のためと思われます)。
加速自体はクルマに比べてゆっくりしたものですが、動かしているものの大きさが桁違い(約30t)なので、その重量感は相当なもの。
そしてカタン、カタンという列車独特の音が気持ちいい。
途中何箇所か停止位置があるので、その位置に合わせて停止するようブレーキを操作。
分かりやすいようにブレーキ弁ハンドルに赤、黄色、青のマークが付いているので、運転指導の方からの「黄色」「青」「黄色」との指示通りにを操作します。
端まで行ったら、いくつかのスイッチを操作し、ブレーキ弁ハンドルを抜いて反対側の運転席へ移動。
ハンドルをセットし、同じように操作をして出発。これを何回か繰り返します。
で、とにかくブレーキが難しい。
ブレーキ弁ハンドルを操作しても、クルマと違って減速Gを感じませんし速度もすぐに下がりません。やっと速度が落ちてきたなあ、と思ったら今度は緩めないとかなり手前でカコンと止まっってしまいます。
「自由にやってみて」と言われて操作してみると、全然停止位置で止まれません。でも指導の方の指示通りにやるとだいたいうまくいきます。
こんなに難しいとは思いませんでした。「電車でGO!!」のようには全然いきません。指導の方は「慣れですよ、慣れ」と仰っていましたが、なかなかこつをつかむまでには至りませんでした。
まあ、そんな簡単なわけないですよね。
というわけで、初の列車運転体験は大変楽しめました。
クルマのインプレを期待していた方、申し訳ありません。
正直言ってレヴォーグのインプレッションが飛んでしまうほど、こちらの運転体験の方がインパクトがありました。
また次回挑戦してみたいと思います。(^^;)
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Posted at
2021/07/01 20:08:54