
R35 GT-Rの8回目の車検が特に問題なく終了しました。これで新車購入から17年。
一般的に同じクルマを17年保有しているというのは相当長い方だと思いますが、うちの中ではスプリンタートレノ(AE86)の34年を筆頭に、サバンナRX-7(FC3S)の20年、ビートの19年に続いて4番目です。
これだけ長く複数台を保有していると分かってくることがあります。それは
クルマに係わる通説の真偽。昔からクルマには通説というか、一般的に語られていることが数多くあります。
例えば「長く乗るなら暖機運転した方がよい」とか「エンジンオイルは(メーカー指定が1.5万kmでも)5000kmで交換した方がよい」などです。そして分かってきたのは
これらの多くが偽、つまりウソであるということです。
前述の暖機運転やエンジンオイルについては、これらを実施していないハチロクが35万km超でも健在なので、実施せずとも十分長持ちすることが分かります。
また「ロータリーエンジンは10万kmが寿命」というのもありますが、FC3Sが18万kmであることから真でないと言えます。
そしてバッテリー。よくある話としては「寿命の目安は2~3年」。これはカーショップやクルマの販売店などにはよく掲示されています。ですが本当でしょうか。それから「毎日乗った方が長持ちする」というのもあります。これも本当でしょうか。
今回車検があったうちのGT-Rで見てみましょう。走行頻度は2カ月に一度程度で年間走行距離は300~500km。走行間隔が3週間以上開く場合は、充電器で充電しています。このような使用条件の下でどれぐらいもつのでしょうか。
GT-Rのバッテリーを前回交換したのは2017年の車検時。既に8年使用しています。そして今回の車検でも問題なし。測定の結果元々の85%くらいの性能はあるとのことでまだ交換不要との判定でした。
このGT-Rのバッテリーがたまたま長持ちなのかと言えばさにあらず、FC3Sもほぼ同様の条件ながら9年経過していて問題ありません。
ここから言えることは、普通のガソリンエンジン車であれば「寿命の目安は2~3年」はあまりにも短すぎなので、大ウソだと思います。また乗る頻度は寿命には全く関係ないということです。事実「私は毎日乗っているから15年使用しています」という方にお目にかかったことはありません。
もちろんアイドルストップで酷使されたものや、ハイブリッド車は全く条件が異なるので少し別の話でしょう。また、2~3年で交換すれば安心ではあるのでそれを否定するつもりはありませんが、まだまだ使用できるものを捨ててしまうのは資源の浪費に思えてしまいます。
というわけで、8年経過のバッテリーでも問題なかったGT-R。次の車検まで10年持つのかは注目ですね。(^^;)
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Posted at
2025/02/08 21:28:36