
BMW218dアクティブツアラーLuxury(F45)が納車されてから、もうすぐ4か月になります。
走行距離はようやく指定のならし運転終了となる2,000km。まあ、こんなものでしょう。
一番の実用車として日々の買い物などで活躍しており、特に不具合もないのですが、一つ懸念点があります。
それは、クルマ自体ではなく親父殿の運転。
親父殿も立派な後期高齢者。
そして最近、高齢者の事故が社会問題となるほど多発しております。
親父殿も納車早々の8月に、自分の不注意で218dを他のクルマにぶつけています。幸い極低速だったので双方怪我などはなかったのですが(それでも修理代は数十万円)、聞けば「なんでこんなところでぶつかるの?」というような状況でした。
なので事故を防げるわけではないですが、万一の場合に記録を残す必要があるということで、ドライブレコーダーを装着することにしました。
ドライブレコーダーの取り付けは、単に録画するだけなら、フロントウィンドウに装着して電源ソケットに差し込むだけなので、なんてことはありません。
しかし、さすがにこれでは配線むき出しでかっこ悪い。やはりなるべく目立たないようにしたいですし、電源ソケットも空けておきたい。
そうなるとそれなりの作業となるのですが、自分はあまりDIYは得意ではないですし、旧いクルマならともかくまだ新しい218dに手を入れるのは躊躇します。
そうなるとプロに頼むことになるわけですが、国産車ならどこのショップでもやってくれるでしょうが、輸入車だとそう簡単にはいきません。
まずはディーラーに聞いてみます。
出てきた見積りは、機種によって取り付け料込みで6.5~9万円。しかもどの機種も今時当たり前と思われるフルHDでもありません。なのでこれは最終手段。
次に近くの大手カーショップ。
218dを直に見てもらって、ここで取り付け可能かと聞いてみると「うちではムリです」とのこと。
そして近くのクルマ屋さん。
同じく尋ねると、「作業はできますが、絶対に内装に一切傷をつけないという保証はできません。」とのこと。まあ、慣れないクルマですから、分からなくはないですが。
こんな調子で難航。
それなら「自分でやってみるか」と決意。最悪だめならディーラーに頼みます。
まずはネットでドラレコを購入。
いろいろ検討した結果、画質を最優先とし
「パパゴ GoSafe520」にしました。
さて問題はここから。
内装のはずし方と、電源の確保が課題です。
早速ネットを検索。すると、先人たちの実績多数。
一番頼りになったのは、みんカラの整備手帳。ここに写真付きで作業の様子が掲載されているのが、大変参考になります。
最初に助手席側のウェザーストリップをはずします。引っ張ればはずれるとのことですが、やったことないので、これがなかなか怖い。一度やってみると、どこがはずれやすいかも分かるのですが、それは後の話。最初はどの部分を引っ張ればいいのか分からないのです。
なんとか、これをクリアしてサイドのカバーをはずします。
これはすんなりはずれました。
そして最難関と思われたのが、Aピラーの内張りはずし。これも手前に引っ張ればはずれるとのことで、ネット上に画像もあるのですが、実際やってみるとそう簡単にはいきません。
一番上側のフックははずれたのですが、それより下側の部分が引っ張ってもはずれません。結局後から分かったのは、「上側へスライドさせれば外れる」ということでした。実際、分かっていれば難しい作業ではないのですが、そこに辿り着くまでが大変です。
なんとかこれで、内装はクリア。あとは電源。
こちらはネットの情報通り、グローブボックス内のヒューズボックスから取れました。
あとはミラーの裏側にドラレコ本体を設置。
ルーフ先端からAピラーに配線を這わせて、サイドカバーの内側で電源と接続。
内装とウェザーストリップを戻して完了。
無事正常動作しました。
というわけで、私でもできました。
内装をはずすのは最初怖かったのですが、やってみると案外簡単。
これもネットの情報があればこそです。情報を掲載して頂いた方に感謝、感謝です。(^◇^)
Posted at 2016/11/27 17:52:45 | |
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