
涼しかった9月から一転、10月に入って夏に戻ったかのような暑さになりましたが、ようやく秋らしくなってきました。
そして秋とともにやって来たのがサバンナRX-7(FC3S)の車検。1990年式(平成2年式)なので31年目ということになります。
このFC3Sは2005年にワンオーナー車を購入したので、ようやく前オーナーより私の方が所有歴が長くなったわけです。
走行距離は17.5万km。購入時は11万kmだったので、走行距離では前オーナーに遠く及びません。
この1年での走行距離は約1,000km、前回車検からの走行距離は約2,000kmなので、この点では前オーナーを抜くことはなさそうです。
現在気になる点はクラッチペダルを踏むと「キッ、キッ」という音が出ていること。この事象は過去何回も発生しており、都度ディーラーさんで対応してもらっていました(どこかに注油しているのだと思います)。今回も車検の予約時にその旨連絡してあります。
そして予約時間にディーラーに向かって走り出すと・・・・・・音が全然出ません。
2週間前に乗った際には盛大に音が出ていたのに、肝心な時には出ないんですよね。
そしてディーラーに到着。受付をしてすぐ帰るつもりでしたが「クルマを一通り見て見積りします」とのこと。
待つこと約一時間。結果は特に交換を要する部分はなさそうとのこと。
そしてクラッチはどうやっても音が出ないとのことでした。まあ、預けている間にまた音が出るような気がしますが。
閉店時間も迫っていたので、代車のMAZDA3(マツダ3)に乗り込み帰宅。
辺りはもう真っ暗だったので、どんな色なのか、どんなグレードなのかなんて全く分かりませんでしたが、スロットルを開けた時にあまりトルク感がないことから、走りだしてすぐに「これは間違いなく1.5Lだ」ということだけは分かりました。
「クルマ全体は静かなのに、排気音だけ結構ブイブイいってるぞ」というのが第一印象です。
夜だとMAZDA3の売りであるエクステリアやインテリアは全く分からないですからね。
一夜明けてクルマをじっくり見てみると、やはり15S Touringでした。
MAZDA3はこれまで乗ったことはもちろん、じっくり見たこともなかったのですが、エクステリアは独特でカッコいいですね。
特にプレスラインのない側面の曲線は他のクルマにない個性を出していて、よくこんな造形にできたものだと感心します。
インテリアも高品質。MAZDA3の中で1.5Lは一番廉価ですが、全く廉価な感じはありません。
さらに昨今のクルマはタッチパネルが増えてきているのに対して、このクルマはダイヤルとボダンよるもので操作性は極めて良好です。
そして優れているのが操作系の調整機能。
ハンドリングとか以前に、シートポジションをきちんと調整できることが重要ですが、このクルマはシートのリフト量、テレスコピックのスライド量ともにかなり大きく柔軟に対応できます。
特にシートの膝裏部分の上下を調整できるクルマは少ない。私のクルマの中ではアルファロメオ156はこの部分が高くてイヤなのですが、このクルマはちょうどいい高さに調整できて快適。ダイヤル式なので微妙な調整も対応可能です。
またオルガン型のアクセルペダルやブレーキペダルレイアウトも良好です。
気になる点としては、ピアノブラック調の部分が多いことでしょうか。ルーフ後端部分やBピラー部分などかなり多く使われています。
確かに新車時はピカピカで高級感があっていいのでしょうが、傷が付きやすく汚れが目立つのも事実。
この代車も登録から2年弱で走行距離1.2万kmですが、結構傷や汚れが目立ちます。
これが5年、10年となったらどうなるのでしょう。ボディはピカピカでもこの部分は艶がなくなっているような気がします。自分がオーナーだったらイヤですね。3年で乗り換えるのならいいのでしょうが。
走りの方ですが、このクルマのエンジンはSKYACTIV-G 1.5は1.5LのNA。スペックは111ps/146Nm。
これで車重は1,340kgと私のアルファ156(1,300kg)より重いのでスペック上はかなり苦しいですが、街中を走った限りでは必要十分という感じです。
ATとのマッチングもよいので、そこそこ気持ちよく走れます。
ボディにしっかり感があり乗り心地も良好。まあたまに「もっとトルクがほしい」と思うことがあるくらいかなあ。
というわけで、MAZDA3は全体的になかなか質感の高いクルマでした。
もうちょっと乗ってみようかと思いますが、いつものいろは坂は紅葉シーズンで混んでそうなので躊躇してしまいます。(^^;)
Posted at 2021/10/18 22:27:19 | |
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