
今年も残すところあと一週間となりました。
北海道から九州まで全国的に雪が多く降っているようで、降雪地域はさぞ大変なことだと思います。
一方ここ埼玉は例年通りのカラッカラの晴れ続き。大変ありがたいことです。
さて、寒くなったからと言ってクルマについて冬対策なんてものは特にありません。ウインタースポーツをするとか旅行・帰省などがなければ、埼玉(除く秩父地方)に住んでいると必要ないはずです。
キャブ車であるジェミニのエンジン始動に問題が出てくる懸念がありましたが、零度くらいでも今まで通り一発で掛かるので、特に調整は必要なさそうです。
ただ、一つだけやらなければならないことがあります。それはタイヤの空気圧の点検。
寒くなると空気圧が自然と低下するので、この時期は不足気味になっている場合が多いのです。
というわけで一斉点検開始。やはり不足気味のクルマが多いので、エアホークプロ(充電式空気入れ)を使って都度補充。
そしてジェミニの順番が来ましたがここで問題発生。右前輪から始めようとしたところ、エアホークプロのホースが差し込めません。
ホイールキャップの隙間からバルブへアクセスするわけですが、隙間が小さい上、バルブが隙間の中央からずれているので、ホースを差し込むスペースが足りません。
しばらくいろいろやった結果「キャップを外さないと無理」という結論に至ります。
そこでキャップ外しを始めたわけですが、これがすんなりいかず。
過去初代カローラ(KE11)のキャップを外した際は、手で引っ張れば少しずつ外れていったのですが、こちらは固くてどうにもなりません。
何か特殊なことでもあるのかとマニュアルを見てみますが「ドライバー等を差し込んで外せ」と極普通の記載内容。なので道具を使いますが、それでも固くてなかなか進まず。20分くらいかかってようやく外れました。
これで空気圧を測定できるようになったわけですが、確認してみると規定値以上の数値。多分9月に近所のクルマ屋さんで点検してもらった時に多めに入れていたたのでしょう。
なのでまたキャップを装着して元に戻すわけですが、外す際にあれだけ大変だったので、戻すのはさらなる困難が予想されます。
やってみると案の定、
固すぎて全くはまる気がしません。
全体を均等に押したり、右から押したり左から押したり、いろいろトライしてみるも全く歯が立たず約1時間経過。
フルパワーをかけているので、寒空の下でも汗だくです。もう無理なんでクルマ屋さんにもって行こうかと思いましたが、最後に一つだけ試してみましょう。
ホイールキャップがホイールと接合する6箇所の突起に、潤滑剤(556)を吹きまくります。
これでトライしてみると、何回目かについに入りました!! いやあ疲れた。ホイールキャップ1枚の脱着に約2時間ですから。
全力で押し込んでいるのでキャップの隙間とバルブの位置を微調整するなんて不可能です。
ちなみに初代カローラのバルブは、キャップを装着した状態でも外に出ておりアクセスになんら問題はありません。これはジェミニのホイールキャップの設計に問題があるように思えます。
もう他のキャップを外そうなんて気力もなくなり「クルマ屋さんが他の3輪も調整してくれているはずだから大丈夫」と自分を納得させることにしました。
多分、二度とこのキャプを自分で外そうなんて思わないでしょう。必要な時は全てクルマ屋さんにお任せします。それともアルミホイールに交換してしまおうかな。
それにしても、ホイールキャップのクルマの運用はこんなに大変だったのかと。
考えてみれば免許を取得してから30年以上経ちますが、うちにあったクルマは全てアルミホイール装着車。ホイールキャップのクルマは一度も運用したことがありません。前述の初代カローラはホイールキャップが装着されていましたが、引き取り後の車検取得時にアルミホイールに交換しているので、ホイールキャップは使用していません。
アルミホイールのいいところは、軽量化とデザイン性だとおもっていましたが、
最も優れているのはキャップを脱着する必要がないことだったとは。
アルミホイールの真の有難さが分かりました。(^^;)
Posted at 2022/12/24 20:11:13 | |
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