
6月下旬のこの時期は、北海道旅行に行くのが毎年恒例となっております。
そして今年も例年通り鉄道を利用して渡道。毎年代わり映えしないと言えばその通りなのですが、まあそれでも結構楽しめるので、もうしばらく続いております。
ここで旅行記を載せても誰も興味はないでしょうから、トピックとなることを2つ記載します。
一つ目は消滅しそうな観光地。
今回訪問した先の一つに、野付半島にあるトドワラがあります。一応簡単に説明すると、野付半島は北海道の一番東側の根室とその北の知床のちょうど真ん中ぐらいにある、全長約26kmの本当に細長い半島です。
トドワラはその野付半島にあり、湿原上のトドマツの枯れた残骸が独特の荒涼とした風景を形作っていました。私が最初に訪れたのは2004年で、今回で3回目です。
その頃の風景はこんな感じ。
枯れた木の跡が多数。
そして今回行ってみると・・・・・
何もありません。これだともうトドワラ(語源はトドマツの原っぱ)ではないですね。
しばらく前の嵐で木道もろともにほとんどなくなってしまったそうです。その後木道は再建されましたが、トドワラは再建できるはずもなく現在に至っているとのこと。
野生動物や植物は以前と変わらいので、全く観光要素がなくなるわけではないですが、一番有名だったものが消滅してしまうのはちょっと厳しい。こういうものはやはり見られる時に見ておかないと、と思う次第。これは赤字ローカル線と同じですね。
もう一つは物価高。
これまで何十回も北海道に行っているので、食事場所も同じところへ何度も行っていますが、昨年まで価格に大きな変動はありませんでした。
しかし今年は一変。どこもかしこも値上がり。以下に昨年と今年で比較できるものの例です。
函館で有名なラッキーピエロのハンバーガー(2個)。
2024年:983円 → 2025年:1,048円(7%up) まあでもこれはかわいい方。
続いて某所の海鮮丼。
2024年:1,500円 → 2025年:1,800円(20%up)
某所のジンギスカン定食。
2024年:1,200円 → 2025年:1,500円(25%up)
そして一番は某所のジンギスカンランチ
2024年:1,800円 → 2025年:2,300円(28%up) さらに以前はセットに含まれていた野菜とドリンクも別料金となり、込みだと2,950円(64%up)
宿泊費用も値上がりしてますし、最近何でも値上がり傾向ですね。日常生活よりも、今回の旅行で物価高を改めて実感しました。
最後にクルマネタを少し。
今回レンタカーとして利用したのは、ヤリスクロスハイブリッド(MXPJ15)。
ちょっと驚いたのは、旅先でこのヤリスクロスのレンタカーに一番多く遭遇したこと。観光地には白やシルバーの同じクルマがうじゃうじゃいます。
ヤリスより室内が広く、燃費もいいので今やレンタカーの主力のようです。
クルマとしては適度なサイズで見切りもよくて運転しやすい。動力性能も不足なく、乗り心地や静粛性も悪くないので、よく売れているのも分かります。
ただ、クルマ好きの観点から趣味性という面ではほとんどゼロ。このクルマに乗ると、エンジン積んでいるのにエンジンンがどれだけ回っているかなんて全く気になりません。
そもそも何回転回っているのか分かりませんし、機械が勝手にモーターと分担・協調して加速するので、人間がどうこうする余地なんてないので、加速力に不足はなくても楽しくはないんです。でもこれはあくまで趣味車として見た場合であって、実用車としては全く不満はないクルマです。
そして昨年に続いて今回もやって来ました浜中町の「なぎさのドライブウェイ」。今回も他に1台のクルマもおりません。
ただ前回までと異なったのは砂浜の状態。ここは有名な石川県の「千里浜なぎさドライブウェイ」ほど元々平でもカチカチでもないのですが、朝まで雨が降っていたせいか路面が柔らかい感じ。
このため、スロットル開度の割にはクルマが進みません。タイヤが多少空転している感じです。モニターで確認してみると、これまで一度も動かなかったリアタイヤが駆動しています。
4輪駆動の有難さを実感しました。路面状態の悪い時は2駆のクルマでここへ行かない方が無難です。
そんな走行も含めて最後に給油してみると、339.8km走行しても燃料計のメモリは2つしか減っていません。給油量は13.19リットルで燃費は25.8L/kmと超優秀。さすがはハイブリッドです。
というわけで、今回も北海道の旅を楽しめました。(^^;)
Posted at 2025/06/29 23:45:34 | |
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