エンジンルーム内点検

3月中旬より稼働している5号車ですが
仕事で使えるように仕上げることに専念していて
エンジンオイルは一度交換したものの
基本的なメンテナンスを今まで怠ってしまいました。
ちょうど2度目のオイル交換の時期になったので
一緒にエンジンルーム内を点検することにしました。



はじめにエンジンオイルとオイルエレメントを交換したのですが
ドレンボルトとエレメントの締め付けが弱かったらしく
オイルパンをはじめとする下回りがベトベトで
オイルが方々に飛び散っていました。
次にエアーエレメントを交換しました。
こちらは距離相応の汚れ具合というところでしょうか。



エレメントの汚れ具合からして
エアクリーナーボックスにも多数のオイルが
これはブローバイの多いサンバーの
持病のようなものですが
もちろんキレイにしてからエレメントを交換します。



ついでにISCバルブも点検。
こちらは状態もよく不具合もありませんが
エンジンコンディショナーで洗浄しました。



バルブが入るケース内部もキレイな状態。
恐らく洗浄されていたのかと。



エンジン自体もとても汚れていた状態で
パーツクリーナーとエアーブローと
ウエスを使ってキレイにしたのですが
エアコンのコンプレッサー付近から大量の錆粉が。
エアコン作動時に異音が発生していたのは
恐らくこの錆が原因なのではと。
浸透剤をたっぷり吹き付けて入念にエアーブローしたら
異音は消えてクラッチの入りもスムーズになりました。
さらにもうひとつ異音の原因を探って
経験からタイミングベルトの張りすぎと思い
タイミングカバーのメクラ蓋を開けて
テンショナーを調整したらこちらも異音は消えました。
これらはサンクラもやってみようと思います。

いくらクルマをキレイにしたりカスタムを施しても
まずは基本的な点検整備が大切だと思った作業でした。