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おぽよんのブログ一覧

2016年08月06日 イイね!

エアコンコンプレッサー交換そして完成

いよいよKVクラシックの作業も大詰め。
エアコンをONにするとエンジンが停まりそうになる
ということで調べてみるとロックしていたコンプレッサー。
早速中古を手配して交換してみることに。



上が現車のモノ、下が中古品です。
前回書いたようにKV.KS系は種類が多く
品番の下四桁を合わせなくてはならないので
探すのに少し時間が掛かりました。



商品到着後、早速交換することに。
Oリングも高圧低圧ともに交換します。



真空引きをしてからオイル→ガスと注入。
TT.TV系よりちょっと注入量が多いようで
2本ちょっと入りました。



ガス入れが完了し冷え具合も良好。
水とオイルの量、漏れなどを点検してから
試運転に向かいます。



夕ご飯を兼ねて走ってみましたが
特に問題なくとてもスムーズな走りです。
約15km走りOKということにしました。

週明けにオーナーさんが引き取りに来られるということで
これでKVクラシックの作業は完了です。
Posted at 2016/08/06 20:48:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | サンバー(依頼KV系) | 日記
2016年08月05日 イイね!

遮熱板とタペットカバーパッキンとエアコン修理

最近はすっかりサンバーの作業ばかりで
たまには解放されたいな~なんて思うことも。
そんなとき、親族で食事しようなんてことになり
息抜きにはいいかな~とお店へ向かうと。。。



そうだ、みんなサンバーに乗っているんだっけ、と(笑)
前から兄貴(21年式)親父(20年式)自分(19年式)となります。
なので身内同士でクルマの貸し借りは一切ない家族なんです(汗)

そんな週末も過ぎて再びKVクラシックの作業を。



はじめにエキマニの遮熱板を新品に交換。
サンバーには良くありがちな取り付けボルトの固着と
遮熱板の破損により再利用不可能でした。
タペットカバーを外してヘッドの中を確認。
オイル管理が良いエンジンのようです。



タペットカバーパッキンも新品に交換。
ついでにちょっと不安であった
ドレンボルトのワッシャーも交換。
これでエンジン廻りの作業は完了です。



次に最後の作業になるであろうエアコンの修理を。
ガスの充填具合をチェックすると入っていない模様。
漏れている箇所を捜してみるとどうやら
コンプレッサーの高圧側からのようなので
Oリングを交換してからポンプを使って真空引きをします。



20分ポンプを回して真空状態を確認してから
オイルとガスを注入してみようと思ったら
ファンベルトが滑り出して異音が発生。
どうやらコンプレッサーが固着しているようです。
作業を停止し中古のコンプレッサーを手配。
入荷後再び作業をすることにします。



KV.KS系のサンバーのコンプレッサーは
エンジン仕様や冷媒変更の時期も重なっていて
とても種類が多いので購入の際は要注意です。
Posted at 2016/08/05 06:59:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | サンバー(依頼KV系) | 日記
2016年07月30日 イイね!

エンジン搭載

エンジンは購入していたものの
赤帽を脱退してバンに乗り換えてから
何故かお仕事が忙しくなってしまい
なかなか作業が出来ませんでした。
本日、何とか休むことが出来たので
一気にやってしまおうと作業開始です。



内部を確認したエンジンを組み立てて
載せ換えるエンジンとの違いを
見比べるところから作業開始。
このときまだ朝の5時(汗)



旧規格のエンジンはタイミングカバーが樹脂製で
2分割になっているところが大きな違いです。



全て組み上げたところで比較していきます。



こちらは現車に乗っていたAT用のエンジン



そしてこちらは今回載せるMT車のエンジンです。

どちらも同じ年式のEMPIエンジンですが
大きく違うところはスロットルボディ、ハーネス
ブロックのスタットボルトそしてフライホイール廻りでした。



早速搭載に向けて組み替えていきます。
当然クラッチやフライホイールは使用しません。
もったいない気もしますが。。。



実走行48000kmの実働エンジンだったので
ほとんど触らない状態で載せようと思いましたが
エンジンが降りている状態なので
リヤ側のクランクシールを交換しておきました。



タイミングベルト周りはベルトだけ交換。
走行距離が少ないとはいえ無交換でしたので。



スロットルボディを交換したので
紙製のガスケットも交換します。
キレイに剥がせたので再利用も出来そうでしたが
未然にトラブルを防ぐという意味で。



全ての部品を組み替えて搭載用のエンジンが出来ました。
いよいよ車体に載せます。



ひとりで載せるときはヘッドとブロックの別にするのですが
今回は補機類まで付けて載せるので
黄熊さんにヘルプしてもらいチェーンブロックとジャッキを使って
更にエンジンメンバーを外して載せて行きます。



写真が飛んでしまってますが15分程度で載せてしまい
メンバーに載せてエキマニを付けて搭載完了。



中古のエンジンとはいえ
液体モノは全て抜かれていたので
水周りや補機類を全て付けてから
エンジンオイルを規定量入れて
プラグを外してクランキングをします。
スパークプラグは新品を付けました。



クーラントを入れる前にエンジンを始動して
異常や異音を確認しましたが
とてもスムーズに回っていて正直ホッとしました。



エア抜きはスペアタイヤの前にあり
抜けたのを確認した後は
普通のクルマと補充方法は変わりません。

あとはエキマニの遮熱板を新品に交換することと
エアコンの修理をすれば完成です。
Posted at 2016/07/30 21:58:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | サンバー(依頼KV系) | 日記
2016年07月28日 イイね!

エンジン購入

2週間ほど前よりお預かりしているKVのクラシック。
エンジンの腰下を交換または修理が必要となり
ドナーになるエンジンを探していましたが
古い型だと状態の良いものもなく
新規格のモノだと互換性も少なく
流用や良いとこ取りの組み合わせなども考えつつ
時間がどんどん過ぎて行きました。
作業が進まず焦りも感じていたときに
程度も良くほぼボルトオンなエンジンを発見。
オーナーさんに許可を頂き購入しました。



そして今週に入り運送屋さんの営業所へ引き取りに。
サンバーのエンジンをサンバーで運びます(笑)



降ろす時はひとりで行いましたが
軽とは言え補機類が付いていると
さすがに重たいですね~(汗)



これから数点の部品を交換したあと
車両のほうに積み込みます。
もう少々お待ちくださいませ。
Posted at 2016/07/28 21:26:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | サンバー(依頼KV系) | 日記
2016年07月17日 イイね!

エンジン降ろしと原因追究

前回のブログに書いた5台の修理予定のサンバー
その中の1台の作業を始めました。



エンジンオイルを交換したあと
高速道路を走行中に異音が発生したということで
現車を見させて頂くことに。
エンジンは掛かり回転もしていますが
明らかな大きな打音が響きます。
駐車場で手工具だけだったので
ヘッド周りぐらいしか点検出来ませんでしたが
特に大きな損傷などもありませんでした。



後日、一度じっくりと診てくださいということになり
作業依頼を頂きまして積載車に乗り都心のど真ん中から。。。





2時間掛かって田舎まちにある
我が家のガレージまでサンバーがやってきました。



今回の患者さんはいつもの新規格ではなく
KV系の最終型クラシック。
エンジンはEMPIのEN07Fです。



レッカー屋さんが帰られたあと
異音はあるものの自走でガレージへ移動しようと
思ってスターターを回したらとても重く回りません。
「あれ?エンジンロックしちゃったのかな」とプチパニックに。



結局お仲間さんに仕事帰りに立ち寄って頂き
牽引してガレージに入れることになりました。
エンジンへのアース線を外していたのを忘れていて
あとから気づいたとは言えませんでしたが(汗)



翌日、早速作業開始、このとき朝の5時。
周りにはお散歩しているおじさんしかいません(笑)



まずはエンジンオイルを抜いてみます。
交換後異音が発生したものの汚れは少なかったのですが
良く見ると細かい金属片がちらほらと。
ということでオイルパンを外します。



腰下を点検するときにはいつも
コンロッドの大端部から確認して行きます。
今回は2番の大端部がガタガタになっていて
コンロッドキャップを外してみると子メタルが削れていました。



左側が削れていた2番のジャーナル
比較するために3番のキャップを外してみます。



初めに正常値であろう3番を測定
ノギス測定なので目安程度ですが約32mm



次に2番を測定すると約30mm
2mmも誤差があるので3番の子メタルを組んでも
クリアランスが生じてクランクを再利用することは出来ません。



コンロッドにクリアランスがあるとなれば
当然ピストントップの位置も変わり
ヘッドとの干渉が発生することは考えられます。
なのでシリンダーヘッドを外して燃焼室の確認をします。



T#系のF型エンジンは樹脂のインマニになっていて
M8のボルト5本で留められているのですが
KV時代は2分割のアルミ製になっていました。
しかしコツさえ掴めばさほど難しくはありません。



ヘッドを外してピストントップを確認します。
予想通り2番のピストンに面で当たった痕跡が確認出来ます。
(画像で見ると右から2番目)



続いてヘッド側を確認するとこちらも同様。
しかし凹みや傷、クラックはありませんでしたので
軽傷で再利用可能と判断しました。
(画像で見ると左から2番目)



腰下もそのままでは使えないので降ろしてしまいました。
作業内容はT#系と変わりません。





最後に部品を保管整理をして本日の作業は終了です。

今回の故障原因は2番の子メタルでしたが
ただメタルを交換して完了という訳にはいかず
通常であればクランクシャフト、コンロッド(2番)
コンロッドメタル、そしてクランクと併せたブロック
などの交換が必要となります。

しかし今回のサンバーのエンジンは
短期間のみ生産されたモノで中古も皆無。
現在流用を含めて検討中です。
リビルトを用意すれば簡単に済みますが
なるべくオーナーさんの負担にならないように
良い解決策を見つけたいと思います。
Posted at 2016/07/17 06:28:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | サンバー(依頼KV系) | 日記

プロフィール

「この時期にこの手のモノは多いのでしょうけれど「桜と。。。」です(笑)」
何シテル?   04/07 18:33
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