おぽよんのブログ一覧

先ほどブロー号がドナドナされました。
行き先は三河の大型都市へ。



急なお話で引き取りも今日ということになり
整備後の細かいチェックが出来ず
かなり不安ではありますが
返品や出張修理が無いことを祈りつつ
引き渡して参りました。



今回は10年来のお付き合いをしている
パイクカー時代からの友人が仲介してくれました。



以前も何度か運んでもらったことがありまして
いつもはちゃんとした歩み板があるのですが
今日は急なことで積んでいなかったので
なんと2m弱のバタ角だけで積んでしまいました。



突然の連絡でクルマを引き取り
ハイペースで作業を進めて
完成後すぐに引き取られて行ったので
なんとなく実感も沸かないのが本音ですが
自分の手で作業したことは間違いないようです(笑)

さて、次はどんな作業をするのかなぁ。。。

土曜日から定期のお仕事が始まるので
明日までになんとかしたいと思い
朝からガレージでブロー号の作業を。



まずはタイミングベルトの取り付け。
交換後60000kmでとても状態が良かったので
再利用することにしました。



バルブクリアランスの調整したあと
パッキンを交換したタペットカバーを装着。
オイルを注入しプラグと燃料ポンプの配線を
外した状態でクランキングをして
油圧がちゃんと掛かっているかと
バルブタイミングの確認。



その後プラグと燃料ポンプの配線戻して
いよいよ火を入れるとスムーズに回りだしました。



そして最後にサンバーの作業の最難関でもある
クーラントの補充とエア抜きです。
何度か失敗しましたが2時間近く掛かって完了。



カミさんを職場へ迎えに行きがてら試運転。
ウチの赤帽車よりもパワフルで静かなエンジンです。



これでブロー号の復帰作業は全て完了です。
そして次なるオーナーも決まって明日引き渡すことに。
今度は三河の地でお仕事に励むことでしょう。



余談ですが、サンバーを譲ってくれたおじさんの
次なるクルマはまだ納車されていません(笑)



そしてガレージの中は以前のように戻りました。

ーおしまいー

破損していた2番のバルブをスバルに注文していたのですが
週末を挟んでいたのでしばらく作業が出来ませんでした。



やっと本日部品が入荷しましたので



夕食後久しぶりにガレージへひきこもり(笑)



ちょっと苦手なタコ棒すりすりしてから



やっとこさヘッドが完成しました。



ヘッドガスケットを入れてからヘッドを載せて
ちょっとめんどくさい締め付け法でヘッドボルトを閉めて



写真を撮るのも忘れるほど集中して作業して
補機類をほとんど取り付けが完了しました。



上部もあとはエアクリーナーボックスくらいです。

あとはタイベルを付けて水と油をいれれば
いよいよエンジンに火を入れられます。



ナンバーも自家用に戻してから名義変更。
しばらく乗っていようかな。。。いや、いかんいかん！(笑)

ヘッド組み立てのあと、腰下の組み立てを。



洗浄をしたオイルポンプを組み立てます。
トロコイド内には充分にオイルを塗ります。



ブロック側に液状ガスケットを塗り
（今回は1218ベンガラ色を使用）
ブロックに取り付けます。



ブロックを逆さまにしてオイルストレーナーを取り付け。
ところがオイルポンプを変更しているので
ストレーナーも形状が違うというハプニングが。
残っていた洗浄剤と換気扇クリーナーを併用して
なんとか再利用出来るようにキレイになりました。



フライホイールとクラッチは現車のモノをそのまま使用。
ウォーターポンプは程度の良い中古の純正品にしました。



サービスホールから腰下を入れて
エンジンメンバーと同じ高さにジャッキを置いて
ミッションのメンドラめがけて一気にスコン！と
人力で腰下を載せました(笑)



ノックセンサーやアース線、メインハーネスと水回り
エアコンのコンプレッサーとオルタネーターなどを取り付け。
あとはヘッドが完成して載せるだけとなりました。

前回、腰下をほぼ組み上げましたが
現車のエンジンから使う部品はどれも汚れがヒドいので
まずは洗浄をすることに。



エンジン洗浄にはいつもサンエスK1を使っています。
安価で洗浄能力も高く廃棄も面倒ではないので。



シリンダーヘッドを分解してステムシールを外す前に
圧縮漏れをしている2番の燃焼室に別のバルブを入れて
圧縮を確認すると漏れていないので
別のバルブを用意すれば摺り合せだけでいけそうな予感。



そこで部品取りのシリンダーヘッドを分解して
バルブを取り外したらなんと
全てのバルブが曲がっていて使用不能でした（涙）



バルブのことは後で考えることにして
就寝前に部品を洗浄液に漬け込みました。



そして翌朝、引き上げてみると
完璧とはいきませんでしたが
当初の汚れから較べたら良い方ではないかと。



ナイロンブラシやパーツクリーナーと併用しながら
キレイにしてからヘッドを組み立てて行きます。



そしてひと通り組み上げてみました。
2番のバルブは入っておりませんが。。。